無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
SF英雄群像: スペース・オペラへの招待 (ハヤカワ文庫 JA 119) ペーパーバック – 1979/12/1
野田 昌宏
(著)
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1979/12/1
- ISBN-104150301190
- ISBN-13978-4150301194
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1979/12/1)
- 発売日 : 1979/12/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 333ページ
- ISBN-10 : 4150301190
- ISBN-13 : 978-4150301194
- Amazon 売れ筋ランキング: - 392,476位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
所蔵の同書のいたみが酷くなった為のストックとしての購入。新装再発売を永らく待ちわびていたが、その可能性は低くそう。子供の頃からのSFファンとしては、謂わばバイブルのような書籍。ほどほどのコンデションの物が手に入りとっても嬉しいかぎりです。
2020年1月5日に日本でレビュー済み
本作はSFファンなら一度はひらいてみて欲しい (そして読んで欲しい) 文庫本です。
とにかくパラパラとめくって豊富な挿絵を見るだけでもすごく楽しいです。
パルプマガジン独特の宇宙を股にかけた英雄たちやセクシーな美女たちの表紙絵や挿絵あり、著名SF作家のスナップや集合写真あり、はたまた、キャプテンフューチャーの愛機コメット号の船内見取図あり・・・・。SFファンには興味が尽きません。女性作家の故 栗本薫も子供の頃から愛読していたとのことです。
とにかく全編に故 野田昌宏氏のSF愛が炸裂しています。SF (主にスペースオペラ) の歴史を辿りながら〈宇宙軍大元帥〉(野田氏) ならではの名調子で、SFの変遷・その魅力・その面白さが熱く語られてゆく・・・・。
私的には、巨匠アーサー・C・クラークの回想録である「楽園の日々」(ハヤカワ文庫SF)と双璧を成す、SFオタクのバイブル的な本だと思います。
「楽園の日々」の方は著者の子供の頃からの自伝が、そのまま熱烈なSF愛の告白になっているところがスゴかった。難を言えば挿絵(※)が小さかったことか。
(※)すべてアーサー・C・クラークが子供の頃から愛読した米国の人気SFパルプ雑誌「アスタウンディング誌」の表紙絵。
この点、本作「SF英雄群像」のほうは挿絵や写真は1ページにデカデカと掲載され、しかもそれが全部で33枚もあります。
それらの挿絵はいずれも夢があり、著名なSF作家たちのスナップや集合写真は貴重なものばかりで興味が尽きません。本作は、コアなSFファンやちょっとレトロなSFファン垂涎の逸品と言っても過言ではないでしょう。
とにかくパラパラとめくって豊富な挿絵を見るだけでもすごく楽しいです。
パルプマガジン独特の宇宙を股にかけた英雄たちやセクシーな美女たちの表紙絵や挿絵あり、著名SF作家のスナップや集合写真あり、はたまた、キャプテンフューチャーの愛機コメット号の船内見取図あり・・・・。SFファンには興味が尽きません。女性作家の故 栗本薫も子供の頃から愛読していたとのことです。
とにかく全編に故 野田昌宏氏のSF愛が炸裂しています。SF (主にスペースオペラ) の歴史を辿りながら〈宇宙軍大元帥〉(野田氏) ならではの名調子で、SFの変遷・その魅力・その面白さが熱く語られてゆく・・・・。
私的には、巨匠アーサー・C・クラークの回想録である「楽園の日々」(ハヤカワ文庫SF)と双璧を成す、SFオタクのバイブル的な本だと思います。
「楽園の日々」の方は著者の子供の頃からの自伝が、そのまま熱烈なSF愛の告白になっているところがスゴかった。難を言えば挿絵(※)が小さかったことか。
(※)すべてアーサー・C・クラークが子供の頃から愛読した米国の人気SFパルプ雑誌「アスタウンディング誌」の表紙絵。
この点、本作「SF英雄群像」のほうは挿絵や写真は1ページにデカデカと掲載され、しかもそれが全部で33枚もあります。
それらの挿絵はいずれも夢があり、著名なSF作家たちのスナップや集合写真は貴重なものばかりで興味が尽きません。本作は、コアなSFファンやちょっとレトロなSFファン垂涎の逸品と言っても過言ではないでしょう。
2015年7月27日に日本でレビュー済み
ほかの方のレビューに全く同感。愛と未知なるものへの探求心にあふれた、懐かしき神聖オタク本です。
2010年8月10日に日本でレビュー済み
私は熱心なスペースオペラファンではありません。
しかし、この本が子供の頃から大好きです!!
野田さんの語り口と無邪気で熱い姿勢、
これが門外漢の私も虜にします。
なかなかこんな風に好きなジャンルを、嫌味なしに紹介できる
マニアはいません。野田さんが好きな方はみんなそう思っているはずです。
SFの訳書で野田さんや矢野徹さんの名前を見た時の、あのジワ〜ッと来る
あったかい気持ちって何なのでしょう?
野田さんの愛情と機知に、未読の方は是非とも触れてください!!
しかし、この本が子供の頃から大好きです!!
野田さんの語り口と無邪気で熱い姿勢、
これが門外漢の私も虜にします。
なかなかこんな風に好きなジャンルを、嫌味なしに紹介できる
マニアはいません。野田さんが好きな方はみんなそう思っているはずです。
SFの訳書で野田さんや矢野徹さんの名前を見た時の、あのジワ〜ッと来る
あったかい気持ちって何なのでしょう?
野田さんの愛情と機知に、未読の方は是非とも触れてください!!
2003年9月23日に日本でレビュー済み
1920年代後半に始まり、1930年代から40年代にかけてアメリカで多数つくられたSF小説の一群はスペースオペラといわれ、粗製濫造の作品もある一方で、現在の鑑賞にも足りるような傑作もたくさん書かれた。SF作品の紹介や著作で知られる野田昌宏氏がこの古き良き時代の諸作品への愛着を込めて、SF黎明期からスペースオペラ時代を系統だって紹介する名著。本書が書かれたのは昭和40年代。この後、紹介された作品の多くは邦訳が出されたが、いまは絶版になっているものも少なくない(それだけに、最近の東京創元社からのレンズマンシリーズ、火星シリーズの再刊はうれしい)。
バローズによる火星シリーズ、ペルシダーシリーズ、ドグ・スミスのレンズマン、スカイラークシリーズ、ハミルトンのキャプテンフューチャー、その他、ノーウェストスミス、バックロジャース(!)、などなど多数。
他ジャンル・メディアからの侵食と拡散によりSFという小説ジャンル自体、もはや特別な表現形態・世界ではなくなった現状にあっては、逆にその起源であるこれらの作品群は忘れられた作品群となりつつある。しかしながらスターウォーズを挙げるまでもなくスペースオペラの系譜はいまだに続いている。
スペースオペラという豊穣の海への最良のガイドブックとしてこの本を薦める。きっと現在の映画、アニメ、小説、コミックなどの様様なSF作品のモチーフやストーリー、キャラなどの起源をそこに見つけることができる。
バローズによる火星シリーズ、ペルシダーシリーズ、ドグ・スミスのレンズマン、スカイラークシリーズ、ハミルトンのキャプテンフューチャー、その他、ノーウェストスミス、バックロジャース(!)、などなど多数。
他ジャンル・メディアからの侵食と拡散によりSFという小説ジャンル自体、もはや特別な表現形態・世界ではなくなった現状にあっては、逆にその起源であるこれらの作品群は忘れられた作品群となりつつある。しかしながらスターウォーズを挙げるまでもなくスペースオペラの系譜はいまだに続いている。
スペースオペラという豊穣の海への最良のガイドブックとしてこの本を薦める。きっと現在の映画、アニメ、小説、コミックなどの様様なSF作品のモチーフやストーリー、キャラなどの起源をそこに見つけることができる。