作者の栗本薫氏の事は「トワイライト・サーガ」と「天狼星」で知ってはいたのですが、高校の図書館にグイン・サーガは無く、この作品を知ったきっかけは某漫画雑誌にてコミカライズされた際に知りました。
その後グイン・サーガ本編は作品の存在を知った時点で既に数十巻と刊行されており、経済的事情で桐壺源氏みたいに最初の数巻で挫折。
漫画が面白かったので原作を読みたいと本屋さんで取り寄せて読みました。
栗本薫氏亡き後、他の作家方の尽力により本伝はいまだに続いておりますが、絶筆を残念に思います。
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七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 1981/2/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ369ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1981/2/1
- ISBN-104150301301
- ISBN-13978-4150301309
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1981/2/1)
- 発売日 : 1981/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 369ページ
- ISBN-10 : 4150301301
- ISBN-13 : 978-4150301309
- Amazon 売れ筋ランキング: - 806,175位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月11日に日本でレビュー済み
1981年に出されたこの本は、
2009年に出された著者訃報の後の127巻の、
ちょうど続きぐらいの内容で、
127巻まで読んでから久々にこの外伝を読むと、
本編の続編としてとても楽しく読めます!
外伝らしい魑魅魍魎とした感じと、
本編には欠かせなくなりそうな、
主要人物なども登場し、
今、読み返してもおもしろい、外伝渾身の一作といった感じです!
2009年に出された著者訃報の後の127巻の、
ちょうど続きぐらいの内容で、
127巻まで読んでから久々にこの外伝を読むと、
本編の続編としてとても楽しく読めます!
外伝らしい魑魅魍魎とした感じと、
本編には欠かせなくなりそうな、
主要人物なども登場し、
今、読み返してもおもしろい、外伝渾身の一作といった感じです!
2018年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グインが、ただ強いだけでなく、また完璧な強さを持ったヒーローでもなく、親しみが持てるヒーローとして描かれている。
それぞれの魔導師たちも気持ち悪い感もあるなかコミカルな面を醸し出していて楽しめた。
電子版になったので手軽に読めるが、挿し絵が全くないのが残念です。
それぞれの魔導師たちも気持ち悪い感もあるなかコミカルな面を醸し出していて楽しめた。
電子版になったので手軽に読めるが、挿し絵が全くないのが残念です。
2017年9月25日に日本でレビュー済み
「七人の魔導師」は、グインサーガの外伝として出版された一番最初の作品である。ご存じのように『グインサーガ』は2017年9月までに140巻を超える巻数が出版されている大河小説でもある。
わたしが、最初にグインサーガと出逢ったのは友人にグインサーガの単行本を紹介されたときだった。その時は、単行本をチラッと見ただけだったが、その後今に至るまでグインサーガの大ファンになるとは当時は予想出来なかった。
友人にグインサーガの単行本を紹介されて興味を抱いたわたしが最初に読んだのがこの「七人の魔導師」だったのだ。今から30年近く前になるが、そういう意味でもこの作品はわたしにとってグインサーガの中でもとりわけ思い出深い作品といえる。
内容自体も非常に面白い作品ではないだろうか。わたしが、「グインサーガ外伝の中で一番好きな作品は何か?」と質問されたら迷わず「七人の魔導師」をあげる。
出版当時からすれば遙か未来の話であったはずだが、作者は見事に本編に繋がるように描いた大作。一つの作品として読んでも非常によく出来た作品であるので一人でも多くの方にお薦めしたい作品。
すでに作者である栗本薫は故人となっているので今後二度と作者の描く作品を読むことは出来ない。しかしながら、その作者の描き出した『グインサーガ』の世界は現在別の作家の筆によって現在進行形で語り継がれている。
グインサーガはまだ終わらないのだ。
他のレヴューにも書かれていたが、故栗本薫がこの作品を執筆した当時とその後では変わったところも多々ある。この作品とともにその後出版されたグインサーガ本編をあらためて読むことで作者の中において「何が変わり何が変わらなかった」のがよくわかる一冊といえるだろう。
本編が140巻を超える長編小説で中々手を出しにくい作品であるかもしれない。だが、『グインサーガ』は、非常に魅力的な作品でもあるので、はじめての方は本書を読まれてはどうだろうか。かつてのわたしがそうであったように本書がきっかけでグインサーガの世界にハマるかもしれません。
(2017.9.25記)
わたしが、最初にグインサーガと出逢ったのは友人にグインサーガの単行本を紹介されたときだった。その時は、単行本をチラッと見ただけだったが、その後今に至るまでグインサーガの大ファンになるとは当時は予想出来なかった。
友人にグインサーガの単行本を紹介されて興味を抱いたわたしが最初に読んだのがこの「七人の魔導師」だったのだ。今から30年近く前になるが、そういう意味でもこの作品はわたしにとってグインサーガの中でもとりわけ思い出深い作品といえる。
内容自体も非常に面白い作品ではないだろうか。わたしが、「グインサーガ外伝の中で一番好きな作品は何か?」と質問されたら迷わず「七人の魔導師」をあげる。
出版当時からすれば遙か未来の話であったはずだが、作者は見事に本編に繋がるように描いた大作。一つの作品として読んでも非常によく出来た作品であるので一人でも多くの方にお薦めしたい作品。
すでに作者である栗本薫は故人となっているので今後二度と作者の描く作品を読むことは出来ない。しかしながら、その作者の描き出した『グインサーガ』の世界は現在別の作家の筆によって現在進行形で語り継がれている。
グインサーガはまだ終わらないのだ。
他のレヴューにも書かれていたが、故栗本薫がこの作品を執筆した当時とその後では変わったところも多々ある。この作品とともにその後出版されたグインサーガ本編をあらためて読むことで作者の中において「何が変わり何が変わらなかった」のがよくわかる一冊といえるだろう。
本編が140巻を超える長編小説で中々手を出しにくい作品であるかもしれない。だが、『グインサーガ』は、非常に魅力的な作品でもあるので、はじめての方は本書を読まれてはどうだろうか。かつてのわたしがそうであったように本書がきっかけでグインサーガの世界にハマるかもしれません。
(2017.9.25記)
2015年9月9日に日本でレビュー済み
物語は本編よりかなり後の時代を描きます。
グインはケイロニアの王となっていますが、その首都サイロンに黒死病の嵐が巻き起こります。グインはそれを防ぎますが、それは本当の恐怖の前触れでしかないのでした。
600年に1度の惑星直列。そして、そのカギを握るグインをめがけ、太古から生きながらえてきた魔道師たちが襲いかかります。
そして、意外な人物が最大の敵であると知れ、グインはいよいよ追い込まれます。
グインは自らに降りかかった災厄を振り払うことができるのか?
まさに息をもつかせぬ展開。人知を超えた魔道の炸裂。勢いであっという間に読み切れる傑作ですよ。
グインはケイロニアの王となっていますが、その首都サイロンに黒死病の嵐が巻き起こります。グインはそれを防ぎますが、それは本当の恐怖の前触れでしかないのでした。
600年に1度の惑星直列。そして、そのカギを握るグインをめがけ、太古から生きながらえてきた魔道師たちが襲いかかります。
そして、意外な人物が最大の敵であると知れ、グインはいよいよ追い込まれます。
グインは自らに降りかかった災厄を振り払うことができるのか?
まさに息をもつかせぬ展開。人知を超えた魔道の炸裂。勢いであっという間に読み切れる傑作ですよ。
2004年2月4日に日本でレビュー済み
この本はグインの長い冒険の後(途中?)を書いた話です。
本編で言うと1??巻位に当たるのか、未だにわかりません(笑)。
この巻の内容が本編にすこ~しずつゆっくり出てくるので
それを追うのも楽しいかと。作者の栗本さんもつじつま合わせに
苦労してるみたいですが(笑)。
内容自体は本編と違い、とてもSFな出来です(変な表現?)
とゆーか、変なわけわからん化け物が連発して出てくる。
この化け物共にグインが仲間と共に立ち向かっていく、という
王道のお話であります。
未だに本編と並行してたまに読みたくなる一品ですね。
本編で言うと1??巻位に当たるのか、未だにわかりません(笑)。
この巻の内容が本編にすこ~しずつゆっくり出てくるので
それを追うのも楽しいかと。作者の栗本さんもつじつま合わせに
苦労してるみたいですが(笑)。
内容自体は本編と違い、とてもSFな出来です(変な表現?)
とゆーか、変なわけわからん化け物が連発して出てくる。
この化け物共にグインが仲間と共に立ち向かっていく、という
王道のお話であります。
未だに本編と並行してたまに読みたくなる一品ですね。
2013年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グイン・サーガを40巻近く読んでいます。本編が面白いので、ならば外伝も、と買ってみたのですが、あまりにも本編とのレベルに差がありすぎです。設定といいストーリーといい、本編の10分の1程度です。ちょっとがっかりしました。
2001年3月28日に日本でレビュー済み
グイン・サーガの外伝ではありますが、本編よりも更に魔道の色合いが濃く、本編にも劣らない重厚な味わいがあります。 サイロンを襲う怪異に立ち向かう豹頭のケイロニア王グイン。その前に立ちはだかる魔道師達。不思議な、そして圧倒的な魔道のパワーに引き込まれるように、読者も物語に入っていくことができます。
この世ならぬ不可思議さに彩られた豹頭王グインの冒険を、共に感じて下さい。
この世ならぬ不可思議さに彩られた豹頭王グインの冒険を、共に感じて下さい。