グイン・サーガ第7作目。
敵対するパロのクリスタル公アルド・ナリスとモンゴールの氷の公女アムネリスの政略結婚が執り行われることに。
あれほど強気で、恋愛や男になど微塵の興味も無かったアムネリスが絶世の美男子のアルドナリスに恋してしまう展開はなかなか今後の展開が面白くなりそう。
一方、グイン一行はノスフェラスから脱出し、中原を目指しロスの港へ。怪物の世界から人間の世界へと環境が変わったことでイシュトヴァーンが活躍し始める。そして、気になるのは今まで常に弱気だった双子の弟レムスに起きた異変。マリウスというアルドナリスの兄弟の動向も気になる。
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望郷の聖双生児―グイン・サーガ(7) (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 1981/7/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1981/7/1
- ISBN-104150301395
- ISBN-13978-4150301392
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1981/7/1)
- 発売日 : 1981/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 281ページ
- ISBN-10 : 4150301395
- ISBN-13 : 978-4150301392
- Amazon 売れ筋ランキング: - 789,394位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある特定のジャンルの文庫は初版で揃えたい、なんてメンドーな趣味のせいで、結構あっちこっち探させてもらってす。今回、これでブックセンターいとう札幌店の世話になったのは何冊目だったかいな? 中古をそれと意識させない美麗な状態に保存していらっしゃる、ほんといい仕事をしてます。これからもヨロピク。
ああ、それと肝心な内容のほうですけど、アルゴスやらパロやら海の上やらと、今まで(第一巻から)と比較して場面展開が激しく、ガイドブックが手放せない、というか、あったらより楽しいみたいなそんな回になっておりんやす。
ああ、それと肝心な内容のほうですけど、アルゴスやらパロやら海の上やらと、今まで(第一巻から)と比較して場面展開が激しく、ガイドブックが手放せない、というか、あったらより楽しいみたいなそんな回になっておりんやす。
2023年4月4日に日本でレビュー済み
前半はパロにおけるアルド・ナリスとアムネリスの物語、後半はグイン、リンダとレムス、そしてイシュトヴァーンの物語であるのだが、どちらの話も後の巻の展開へ向けた助走であると考えられる。つまりこの巻では大きな動きは何も起こらない、ということだ。だが一方で、あちこちで今後の伏線となりそうな逸話が盛り込まれていて、いわば物語の行き先を示す羅針盤的な役割を持つ巻でもあるようだ。ところでこの巻には「両手をもみしぼる(p110)」という表現が登場するのだが、これがいずれ作者の「書き癖」となっていき、最終的には一巻に一回以上登場することとなる。その初出(だと思う)である点でも記念碑的な巻なのかもしれない。