シリーズ開始からもうすぐ40周年、自分が初めて読んで神林ファンになってから35年が経ちました。
このたび電子版として携帯したくなり再購入、今読み返しても本当に面白いですね。
本巻は、神林先生の真骨頂、観念ワールド全開でとっつきづらく感じるかもしれませんが、ファン/中毒患者にはコレがイイんですねぇ!
連載時の興奮がよみがえります。
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戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183) 文庫 – 1984/2/1
神林 長平
(著)
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1984/2/1
- ISBN-104150301832
- ISBN-13978-4150301835
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1984/2/1)
- 発売日 : 1984/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 335ページ
- ISBN-10 : 4150301832
- ISBN-13 : 978-4150301835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,093,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作『狐と踊れ』で作家デビュー。
第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞(以上、早川書房刊)。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語の底流を為すのは雪風の視点から見た意識空間、仮想空間、実空間における深井大尉、
桂城少尉、ブッカー少佐等の人間達と言う実在をどう解釈するかです。それ故ジャム、FAFの
戦術/戦略コンピュータ群、雪風は余り前面に出てきません。戦闘シーンもあるのですが、
仮想空間で行われている場面が多く、どんどんシチュエーションが遷移していくので筋を
追うのが大変です。
また人間達の会話もある場面では哲学的、別の場面では神経学的、時には量子力学まで引用
して繰り広げられて行きます。著者は正体不明のジャムがどのように人間に対して戦いを
挑んでいるのか、少しでも明らかにしようとしていますが、理解するのが難しいと感じます。
ストーリーの結末を知りたくて読み進めましたが、結局曖昧なままで終わっていました。
この調子では4巻目の「アグレッサーズ」でも結末が見えないかもしれないと思えてきました。
桂城少尉、ブッカー少佐等の人間達と言う実在をどう解釈するかです。それ故ジャム、FAFの
戦術/戦略コンピュータ群、雪風は余り前面に出てきません。戦闘シーンもあるのですが、
仮想空間で行われている場面が多く、どんどんシチュエーションが遷移していくので筋を
追うのが大変です。
また人間達の会話もある場面では哲学的、別の場面では神経学的、時には量子力学まで引用
して繰り広げられて行きます。著者は正体不明のジャムがどのように人間に対して戦いを
挑んでいるのか、少しでも明らかにしようとしていますが、理解するのが難しいと感じます。
ストーリーの結末を知りたくて読み進めましたが、結局曖昧なままで終わっていました。
この調子では4巻目の「アグレッサーズ」でも結末が見えないかもしれないと思えてきました。
2018年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PanPanPan, code U uniform
2018年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメより断然小説の方が面白く感じました。独特の世界観のため単語など知らないものも多いですが、結構覚えやすかったので一気に読めてしまいました!
2014年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どちらがオリジナルでどちらが偽者か、現実なのか虚構なのか、未来なのか過去なのか。
兎に角、登場人物も読んでるこちらも訳が判らなくなる摩訶不思議な状況が延々と続きます。
雪風がスカっと飛ぶ描写を期待するとかなり肩透かしを食らいます。
が、何度も繰り返し読みたくなる、読む度に違った感想が生まれる、そんなスルメのような第3部です。
(もっとも雪風シリーズは全てスルメですが。何度読んでも面白い。)
難解な内容ではありますが、人物の会話にクスっとさせられることも多く、
私は最初、そんな会話劇を楽しみました。
前作も、読み返すと会話がとても面白いんですよね。零さんも結構喋るし(笑)
ジャムとの戦いがどうなっていくのかは勿論ですが、主人公・零さんの変化とか、
より強固になった零さんと雪風の関係とか、色々な角度から楽しめます。
さて、4部が出るまでに何回読み返すことになるやら。
兎に角、登場人物も読んでるこちらも訳が判らなくなる摩訶不思議な状況が延々と続きます。
雪風がスカっと飛ぶ描写を期待するとかなり肩透かしを食らいます。
が、何度も繰り返し読みたくなる、読む度に違った感想が生まれる、そんなスルメのような第3部です。
(もっとも雪風シリーズは全てスルメですが。何度読んでも面白い。)
難解な内容ではありますが、人物の会話にクスっとさせられることも多く、
私は最初、そんな会話劇を楽しみました。
前作も、読み返すと会話がとても面白いんですよね。零さんも結構喋るし(笑)
ジャムとの戦いがどうなっていくのかは勿論ですが、主人公・零さんの変化とか、
より強固になった零さんと雪風の関係とか、色々な角度から楽しめます。
さて、4部が出るまでに何回読み返すことになるやら。
2015年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの作品でも哲学、宗教的な課題を提示する巨匠。
映像化すれば颯爽とした演出画風に新しいファンも一層増えたでしょう。
でもね、是非読んでほしい。時間を掛けて。
この悲壮感、哀愁を味わってほしい。滋味なる効用を体験して欲しい。
天才の奥深い課題に向き合ってほしいのです。
映像化すれば颯爽とした演出画風に新しいファンも一層増えたでしょう。
でもね、是非読んでほしい。時間を掛けて。
この悲壮感、哀愁を味わってほしい。滋味なる効用を体験して欲しい。
天才の奥深い課題に向き合ってほしいのです。