本シリーズで唯一のアニメ化作品であり、本シリーズでぼくが二番目に好きな作品である。
前作で迷惑以外の何ものでもなかったアプロの必殺技「精神凍結」がここまで役に立つとは驚きと称賛である。そしてアプロが本当に頼もしい対海賊課刑事であると認識出来た。
いやあ、素晴らしい。本当に素晴らしい。
血湧き肉躍るアクションは爽快であり銃撃戦から艦隊戦に至るまで興奮しっぱなし。太陽系内をラジェンドラと一緒に行ったり来たりは、まさにSFだ。
そんなラジェンドラがまさに「猫」になる!
本作はこんなコミカルなサービスシーンが沢山あって実に楽しい。
謎が謎を呼ぶストーリー展開と相まってページを捲る手が止まらない。
こんな素晴らしい小説を読めるなんて、、、
ありがとう、本当にありがとう!
……あれ?
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敵は海賊・猫たちの饗宴 (ハヤカワ文庫 JA 257) 文庫 – 1988/1/1
神林 長平
(著)
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1988/1/1
- ISBN-10415030257X
- ISBN-13978-4150302573
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1988/1/1)
- 発売日 : 1988/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 415030257X
- ISBN-13 : 978-4150302573
- Amazon 売れ筋ランキング: - 801,225位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作『狐と踊れ』で作家デビュー。
第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞(以上、早川書房刊)。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫版も購入していましたが、どこでも読めるようにKindle版を購入。所々小さい「っ」であるべきところが大きい「つ」に置き換わってしまっているのは演出ではなく誤字なのですね。どこで種明かしがあるのだろう?とワクワクしていただけに、裏切られた気分が倍増しました。内容は最高でした。
2011年12月23日に日本でレビュー済み
敵は海賊。「敵は海賊・海賊版」に続く長編シリーズの第2弾。
前半が土星の第6衛星タイタンの3D映画会社、中後半が火星のテンデイズビル基地を舞台に、ラテル・アプロ・ラジェンドラのトリオ+マーシャ・Mが大暴れ(?)。
海賊課の敵は海賊。
そして、海賊の敵は海賊課と海賊。
知性あるものを“猫”にしてしまうCATシステムを追いかけて、ラテル(人間)とアプロ(黒猫型宇宙人)が駆け巡るドタバタSF。
とても面白い!
前半が土星の第6衛星タイタンの3D映画会社、中後半が火星のテンデイズビル基地を舞台に、ラテル・アプロ・ラジェンドラのトリオ+マーシャ・Mが大暴れ(?)。
海賊課の敵は海賊。
そして、海賊の敵は海賊課と海賊。
知性あるものを“猫”にしてしまうCATシステムを追いかけて、ラテル(人間)とアプロ(黒猫型宇宙人)が駆け巡るドタバタSF。
とても面白い!
2017年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「敵は海賊」シリーズ第2作は一段と人を食った内容で遊び心満載。しかしながら意外とハードSFらしさは残っていて軽く読める割に難解。個人的にはもう少し何も考えず楽しめるバカSFの方がありがたく、難解さ由に減点した。
海賊を取り締まる海賊課刑事なのに、海賊以上にメチャクチャな言動で敵味方問わず恐れられる黒猫型異星人アプロ。まるで彼にあてつけのような、全員猫にしてしまう凶悪?な事件が発生し、何が本当で何が嘘なのかよくわからず敵も味方も入り乱れたドタバタ劇の末に解決してしまうのだけど、私のような凡人では途中でどういう事なのか付いていけず混乱してしまうのだ。わけがわからなくても十分楽しいんだけど、きちんと理解して読破出来る頭の良い人が羨ましい。
海賊を取り締まる海賊課刑事なのに、海賊以上にメチャクチャな言動で敵味方問わず恐れられる黒猫型異星人アプロ。まるで彼にあてつけのような、全員猫にしてしまう凶悪?な事件が発生し、何が本当で何が嘘なのかよくわからず敵も味方も入り乱れたドタバタ劇の末に解決してしまうのだけど、私のような凡人では途中でどういう事なのか付いていけず混乱してしまうのだ。わけがわからなくても十分楽しいんだけど、きちんと理解して読破出来る頭の良い人が羨ましい。
2016年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雪風でファンになった人が次に読むであろうシリーズですが、雪風とは大きく雰囲気が変わってコメディです。雪風でもキャラクター同士の軽快なやりとりは笑いを誘うものもありましたが、全体がシリアスすぎるのであまりそこは広がりきれないところがありました。そこのノリを前面に押し出してきたような作品がこれです。
とにかく表紙になっている対宇宙海賊の刑事、猫型宇宙人アプロが無茶苦茶です。常に食べることしか考えておらず、何を食べても(爆弾ですら!)平気な体、その上に猫の狩人としての凶暴性が溢れているというこの猫が本能のままにとしか思えない行動をとり、相棒である人間のラテルは常に困り、そんなコンビを目の敵にする超大物の海賊である匋冥のスケールのでかすぎる犯罪は太陽系全てを巻き込む大騒ぎになる、このシリーズはそんな物語です。夢中になって読み漁るよりはゆっくり空いてる時間に1冊ずつ読んでいきたいような作品です。
とにかく表紙になっている対宇宙海賊の刑事、猫型宇宙人アプロが無茶苦茶です。常に食べることしか考えておらず、何を食べても(爆弾ですら!)平気な体、その上に猫の狩人としての凶暴性が溢れているというこの猫が本能のままにとしか思えない行動をとり、相棒である人間のラテルは常に困り、そんなコンビを目の敵にする超大物の海賊である匋冥のスケールのでかすぎる犯罪は太陽系全てを巻き込む大騒ぎになる、このシリーズはそんな物語です。夢中になって読み漁るよりはゆっくり空いてる時間に1冊ずつ読んでいきたいような作品です。
2014年7月22日に日本でレビュー済み
内容は文句なしですが、誤字というか、おそらくOCRかけたあとの見直しをまったくしていない。お金取るんだからちゃんと仕事しようよ、編集者さん。台湾の日本語看板も真っ青の出来だよ。
2022年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネイチャー・カンパニー様より購入させて頂きました。「初版,帯、ヤケ、並下」と説明にありましたが、34年前に発行された書籍にしては、非常に綺麗でした。ありがとうございます。よほど保管環境が良かったのでしょう、感謝しております。
本書は神林長平先生ののSF小説『敵は海賊』シリーズ第2作目で、1989年にOVA化もされている活劇作品です。
主人公が猫型星系人でして・・・その辺の設定も可愛いくて良いです。一読の価値があります
本書は神林長平先生ののSF小説『敵は海賊』シリーズ第2作目で、1989年にOVA化もされている活劇作品です。
主人公が猫型星系人でして・・・その辺の設定も可愛いくて良いです。一読の価値があります