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叔父様は死の迷惑 (ハヤカワ文庫 JA サ 1-9) 文庫 – 1997/1/15
坂田 靖子
(著)
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1997/1/15
- ISBN-104150305749
- ISBN-13978-4150305741
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1997/1/15)
- 発売日 : 1997/1/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 185ページ
- ISBN-10 : 4150305749
- ISBN-13 : 978-4150305741
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,150,479位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月30日に日本でレビュー済み
坂田さんの漫画にはイギリスの空気がながれている。この本は、曇り空のイギリスの田舎の空気。その中で、作家志望の女の子メリィアンと若い叔父さんは、妙な事件を解決していく。ぜんぜん緊迫感はないけれど、ハッピーエンドのかわいいミステリ。ただかわいいだけじゃない。きっちりとした構成だからこそ、あっさり読めてたのしい。
2008年6月28日に日本でレビュー済み
メリーアンは小説家志望の女の子。小さな村で起きた事件の新聞記事をスクラップするのが趣味です(お父さんが読む前に切り抜いてしまうので、いつも叱られてしまうのですが)。そこへグリーンランドに住む叔父様がやってきて、何かと彼女と行動を共にし、騒動が大きくなっていくというお話。
その騒動も一々面白いのですが、メリーアンがよくおつかいに行かされる雑貨店のマスターとの会話が絶妙で、とても魅力的です。子どもを子ども扱いせず対等に話をし、でも見守るところはしっかり見守っている村の人たちがとても素敵です。イギリスって本当にこうなのかしら。
最後に、タイトルにまつわるお話。書かない方がいいのかな?でも書いてしまいます。著者が書店で「秩父路は死の迷路」という本を「叔父様は死の迷惑」と読み違えてしまったところから生まれたんですって(笑)。
その騒動も一々面白いのですが、メリーアンがよくおつかいに行かされる雑貨店のマスターとの会話が絶妙で、とても魅力的です。子どもを子ども扱いせず対等に話をし、でも見守るところはしっかり見守っている村の人たちがとても素敵です。イギリスって本当にこうなのかしら。
最後に、タイトルにまつわるお話。書かない方がいいのかな?でも書いてしまいます。著者が書店で「秩父路は死の迷路」という本を「叔父様は死の迷惑」と読み違えてしまったところから生まれたんですって(笑)。
2007年7月11日に日本でレビュー済み
坂田靖子作品の魅力は,べたべたしない人間関係(でもしっかりとした信頼関係が築かれている)とイギリス的おしゃれな生活に,ときどきミステリやファンタジーがわざとらしくなく加味されているところにあると思うのですが,本作はそういう意味で『マーガレットとご主人の底抜け珍道中』と同じくらい素敵な作品になっています。
メリィアンとデビッド叔父さんのやりとりはアガサ・クリスティの短編ものを思わせる軽快さがあり,時々ほろっとさせるようなエピソードもあってあっという間に全編読めてしまいます。「もうちょっと読みたい」というところで終わっているのも,作者の感性の上質さが伝わってきます。二人のほかに,グラハムおじさんや家族たちも実はなかなか魅力的。ココアを飲みに来たメリィアンの様子を察してアップルパイをおごってくれる雑貨屋のおじさんも素敵です。
メリィアンとデビッド叔父さんのやりとりはアガサ・クリスティの短編ものを思わせる軽快さがあり,時々ほろっとさせるようなエピソードもあってあっという間に全編読めてしまいます。「もうちょっと読みたい」というところで終わっているのも,作者の感性の上質さが伝わってきます。二人のほかに,グラハムおじさんや家族たちも実はなかなか魅力的。ココアを飲みに来たメリィアンの様子を察してアップルパイをおごってくれる雑貨屋のおじさんも素敵です。