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沈黙の教室 (ハヤカワ文庫 JA オ 4-1) 文庫 – 1997/5/1
- 本の長さ697ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1997/5/1
- ISBN-10415030579X
- ISBN-13978-4150305796
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1997/5/1)
- 発売日 : 1997/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 697ページ
- ISBN-10 : 415030579X
- ISBN-13 : 978-4150305796
- Amazon 売れ筋ランキング: - 548,615位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
埼玉県出身。早稲田大学文学部卒業後、JTBに入社、雑誌『旅』などの編集に携わる。
88年、『五つの棺』(のち『七つの棺』として文庫化/創元推理文庫)でデビュー。88年、『倒錯のロンド』(講談社文庫)で江戸川乱歩賞候補、95年、『沈黙の教室』(ハヤカワ文庫)で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。主な作品に、『倒錯の死角』『倒錯の帰結』『異人たちの館』(講談社文庫)、『冤罪者』『失踪者』『天井男の奇想』(文春文庫)、『逃亡者』『追悼者』(文藝春秋)、『暗闇の教室』(ハヤカワ文庫)など。
謎の画家、石田黙の作品を収集。05年、石田黙作品集にして美術ミステリである『黙の部屋』(文藝春秋/現在文春文庫)を発表。
07年6月、石田黙のコレクション展(石田黙展)を文藝春秋画廊・地下室で開く。
11年5月、メメント・モリ(折原一骸骨絵コレクション展)を同画廊で開く。
18年10月、ヴァニラ画廊にて、メメント・モリ展&石田黙展を開く。
現在、日本推理作家協会会員。
著者ホームページ 「沈黙の部屋」http://orihara1.la.coocan.jp/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
分厚いので読めるか心配でしたが 読み終える頃にはどっぷりと
つかり、折原ワールドにはまりました
続編も早速 購入してるので引き続き はまりたいと思います
この方の本はまだ三冊目ですが 独特な書き方で読者を唖然と
させますよね~
ホントに上手いです!!
を期待するものですが、本作はそういったひっかけのない、
推理要素もあまりない教育問題サスペンスものです。
ストーリーラインは面白く、視点の変わる構成もテンポがよく、
必然性や論理に破綻もないのでジャンル関係なく楽しめるかと思います。
以下ネタバレに触れる話ですが、
学校に恨みを持つ復讐者や記憶喪失の男、粛清者の正体は、
作者自身も隠すつもりがあまりなかったんじゃないかなと思いました。
怪しい人物が最初からおり、裏をかいて意外な人が犯人だろうと思ったら
なんとその怪しい人が犯人でした、というストレートさなので、
ラストの犯人判明部分は蛇足のような気がします。
ちなみにこの話の中で一番怖いのは副委員長でした。
それとカットバックして現在の連続殺人事件が描かれる。いやが上にも緊迫感が高まる。過去と現在の謎が錯綜する中、結末に近づいても犯人の正体を掴ませない作者の卓越した技巧。異様な程に息詰まるサスペンスと本格の味とが見事に融合した現代ミステリの傑作。
長編ですが時間を忘れて一気に読みました。
いろいろ言いたいことはあるが、(元凶が)超幸せエンドってのが長文読まされた結果でゲンナリ
これが好きな人はマゾの方?
ただ、他のは読んでない(読みたくない)から、そこに何かあっても知りませんが
どんな叙述トリックかと期待していたら、あまりにもそのまんまで拍子抜け。
あるべきパーツがあるべき場所に収まるだけなので驚きも何もない。
記憶喪失の男は殺人者なのか?殺人は実行前なのか?
20年ぶりの同窓会を復讐の場にしようとしているのは誰か?
恐怖新聞を配布していたのは誰か?粛清をしたのは誰か?
これらの謎を解明するためにはこの分厚い本を読まなくていけません。
個人的には中盤ダレた感じが否めませんがなかなか面白かったです。
粛清の犯人に確証をもてませんでしたがだいたい合っておりました。
あらゆる事件の実行犯の動機は非常に単純そのもの。
「中学生とは大人と子供の間」というような感じの文章がありますが
それが非常に印象的でした。世間で起こっている事件をかんがみると
善悪の分別が一番付きにくい時期なのかもしれませんね。
最後に解けない謎があったので改めて読んでみたいと思います。