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私の保健室へおいで… (ハヤカワ文庫 JA キ 4-4) 文庫 – 2002/6/1
清原 なつの
(著)
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- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104150306966
- ISBN-13978-4150306960
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対象商品: 私の保健室へおいで… (ハヤカワ文庫 JA キ 4-4)
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 382ページ
- ISBN-10 : 4150306966
- ISBN-13 : 978-4150306960
- Amazon 売れ筋ランキング: - 501,725位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月12日に日本でレビュー済み
なつの先生は、妹がいなかったら決して出会わなかった人です。でも出会って良かった。モラトリアムな子も歳を取るのは避けられないのです。未熟と早熟。アマチュアっぽさ。世界を外から観察するような視線。世界から切り離されている、という感覚。現代でも共感する人は多いでしょう。むしろ、当時より現代の子の心境に近いかな?1981年から1990年の作品群。とり・みき先生の解説もGoodです。
2015年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何だか切ないような懐かしいような、
でも、この気持ちにより添うには年を取りすぎてしまったというのが、正直な所。
リアルタイム思春期で読んでいれば、もっとファンになったんだろうか。
清原さんのSFは文句なしに好き! になれるけれど、、
この手の甘酸っぱい思春期もやもやの話は、どういうわけか大島弓子の絵柄とダブって、
微妙にこんがらがってしまう、今の私。
やっぱり年齢相応に『ヤマトナデシコ日和』の方が楽しめるというか、何と言うか。
思春期の悩みは「保健室」に詰め込むことが出来ない後遺症が大きいなあという実感だけが、
今も心を占めているせいか。
こんな風にもやもやを醸し出せる作品群だということ自体が、「保健室」が必要な理由かも知れません。
人それぞれ、体も心も違うので、悩みどころも千差万別なのは今も昔も変わりがないことですし。
でも、この気持ちにより添うには年を取りすぎてしまったというのが、正直な所。
リアルタイム思春期で読んでいれば、もっとファンになったんだろうか。
清原さんのSFは文句なしに好き! になれるけれど、、
この手の甘酸っぱい思春期もやもやの話は、どういうわけか大島弓子の絵柄とダブって、
微妙にこんがらがってしまう、今の私。
やっぱり年齢相応に『ヤマトナデシコ日和』の方が楽しめるというか、何と言うか。
思春期の悩みは「保健室」に詰め込むことが出来ない後遺症が大きいなあという実感だけが、
今も心を占めているせいか。
こんな風にもやもやを醸し出せる作品群だということ自体が、「保健室」が必要な理由かも知れません。
人それぞれ、体も心も違うので、悩みどころも千差万別なのは今も昔も変わりがないことですし。
2006年8月30日に日本でレビュー済み
「花岡ちゃんの夏休み」からのファンです。コミック本、ワイド本全部持っています。
残念なのはカラーページがあった「りぼん」の作品が、学生時代に実家で捨てられてしまっていたこと。(涙)
この本も様々な本からの作品がまとめられています。
なつの先生の作品は思春期の女の子の考え、将来への期待、不安、自分が女であることへの怖れなどが感じられます。
でも、それじゃなんで男のファンが多いの?なつの先生も意外だったようですが。
個人的な意見ですが、なつの先生の作品に出てくる男の子も変わっています。少なくとも普通の男じゃありません。
「蓑島先輩」、「青葉若葉のにおう中」の「金之助様」、その他大勢。
これに魅かれるんです。ここに自分のある部分が見える。
変わり者と言われ続けている私には、それが何よりの魅力でした。
「WITHOUT YOU」の関口君、榎本君。名作「空の色 水の青」の古畑基君。「Children hour」の森雅之君。
「私の保健室へおいで・・・」の大森望君。みんな変わった男の子です。決して多数派の男ではありません。
多分、なつの先生の男性観があるのでしょう。決して単純な「花嫁さん」にはなりたくない女性達。そして、その傍らにいる男性達ですね。
一番のお気に入りは「ゴジラサンド日和」の喜多見お祖父ちゃん。
こんなじじいになりたいですね。「新説 赤い糸の伝説」は友人の結婚式で勝手に使わせていただきました。申し訳ありません。
残念なのはカラーページがあった「りぼん」の作品が、学生時代に実家で捨てられてしまっていたこと。(涙)
この本も様々な本からの作品がまとめられています。
なつの先生の作品は思春期の女の子の考え、将来への期待、不安、自分が女であることへの怖れなどが感じられます。
でも、それじゃなんで男のファンが多いの?なつの先生も意外だったようですが。
個人的な意見ですが、なつの先生の作品に出てくる男の子も変わっています。少なくとも普通の男じゃありません。
「蓑島先輩」、「青葉若葉のにおう中」の「金之助様」、その他大勢。
これに魅かれるんです。ここに自分のある部分が見える。
変わり者と言われ続けている私には、それが何よりの魅力でした。
「WITHOUT YOU」の関口君、榎本君。名作「空の色 水の青」の古畑基君。「Children hour」の森雅之君。
「私の保健室へおいで・・・」の大森望君。みんな変わった男の子です。決して多数派の男ではありません。
多分、なつの先生の男性観があるのでしょう。決して単純な「花嫁さん」にはなりたくない女性達。そして、その傍らにいる男性達ですね。
一番のお気に入りは「ゴジラサンド日和」の喜多見お祖父ちゃん。
こんなじじいになりたいですね。「新説 赤い糸の伝説」は友人の結婚式で勝手に使わせていただきました。申し訳ありません。
2002年8月13日に日本でレビュー済み
自分のからだのことも、男の人のからだのことも、
まだ何にも知らないし、わかっていなかったころに読んだ作品が
とても懐かしい。
いろいろ情報を仕入れても、人の話を聞いても、
結局自分が体験してみるしかないんだよね。
そんな風に思わせてくれる作品です。
お説教じみてもいないし、突き放してもいないんだけど、
しょせん、「個人的な体験」なんだよ。
だから、まあ、あなたもがんばって。
そんなメッセージを読み取って、
まあ、私もがんばってみました。
これからも、、、まあぼちぼち、、、
まだ何にも知らないし、わかっていなかったころに読んだ作品が
とても懐かしい。
いろいろ情報を仕入れても、人の話を聞いても、
結局自分が体験してみるしかないんだよね。
そんな風に思わせてくれる作品です。
お説教じみてもいないし、突き放してもいないんだけど、
しょせん、「個人的な体験」なんだよ。
だから、まあ、あなたもがんばって。
そんなメッセージを読み取って、
まあ、私もがんばってみました。
これからも、、、まあぼちぼち、、、