まず紅い帯の「芥川賞受賞!」の文字が目を引きます。しかし良く見ると「茶川賞」???。なんじゃこりゃ?!。そんな賞あるんかいな?。
「41歳の瑞々しい感性が描く青春群像」何それ?。
後は駄洒落SF短編のオンパレードです。
しかし駄洒落だけでなく構成に一捻り利かされていて又々ニヤリ。
そして短編の頭にある寄稿が又爆笑!。
シャレのわかるSFファンの方お勧めです。
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蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA) 文庫 – 2004/6/10
田中 啓文
(著)
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/6/10
- ISBN-104150307628
- ISBN-13978-4150307622
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/6/10)
- 発売日 : 2004/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4150307628
- ISBN-13 : 978-4150307622
- Amazon 売れ筋ランキング: - 973,692位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アマゾンで「蹴りたい」で検索したら、売り上げでは茶川賞受賞「蹴りたい田中」が芥川賞「蹴りたい背中」より売れていた。なんてシュール。
筒井から続く横順、かんべ、の「ハチャハチャ」系の「星を継ぐもの」は田中啓文ですね。(今更言うことでもないけど)
ここ10年ほどは忙しくてSFもサイバーパンク以外はほとんど読まなくなった私なので、判らないで読み飛ばしている駄洒落もかなり有ると思いますが、120%楽しめます.(だれかネットでネタの説明をしてくれないかなあ)。
筒井から続く横順、かんべ、の「ハチャハチャ」系の「星を継ぐもの」は田中啓文ですね。(今更言うことでもないけど)
ここ10年ほどは忙しくてSFもサイバーパンク以外はほとんど読まなくなった私なので、判らないで読み飛ばしている駄洒落もかなり有ると思いますが、120%楽しめます.(だれかネットでネタの説明をしてくれないかなあ)。
2008年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕には全然笑えません。「なにこれ!?」って感じです。
単純につまらないです。買って損しました。
単純につまらないです。買って損しました。
2010年2月27日に日本でレビュー済み
京極夏彦著「どすこい。」は話の内容もパロディだったが、本作はタイトルのみをパロっている。
パロディというより駄洒落か。
もちろん「蹴りたい背中」のもじりです。
内容は一切関連がありません。
とにかく駄洒落、ギャグ満載のSF短編集です。
凝りに凝りまくった、無駄に労作です。
駄洒落オチの話が多いが、あまりにもアクロバティック過ぎて、自ら説明してたりします。
本当に駄洒落に対する熱意が伝わってきます。
もちろん、著者は大阪出身です。
パロディというより駄洒落か。
もちろん「蹴りたい背中」のもじりです。
内容は一切関連がありません。
とにかく駄洒落、ギャグ満載のSF短編集です。
凝りに凝りまくった、無駄に労作です。
駄洒落オチの話が多いが、あまりにもアクロバティック過ぎて、自ら説明してたりします。
本当に駄洒落に対する熱意が伝わってきます。
もちろん、著者は大阪出身です。
2019年2月20日に日本でレビュー済み
駄洒落で勝負する、いつものバカSFと思っていたら、作者の半生やその時々の作品及び本書収録作についての愚痴みたいのがあってビックリ。生まれたのがほぼ同世代なのは知っていたが、読書歴が私と酷似してるのだ。山田正起の初期作への偏愛ぶりとか、海外SFを乱読したがあまり覚えていないとか、サンリオSF文庫を読みまくったとか。本当に夢中で読むあまり、通勤バスの降車停留所を2つも乗り過ごしてしまったくらい。
作品自体はやはり駄洒落命のくだらない作が多く、下品で悪趣味な描写がひどいので覚悟が必要。少なくとも万人向けでないのは明らかだが、あくまで個人的に最高評価を付ける。本当に惜しい作家を失ったものだ。合掌。
作品自体はやはり駄洒落命のくだらない作が多く、下品で悪趣味な描写がひどいので覚悟が必要。少なくとも万人向けでないのは明らかだが、あくまで個人的に最高評価を付ける。本当に惜しい作家を失ったものだ。合掌。
2006年7月12日に日本でレビュー済み
『中田いたり蹴』です。あ、いや『蹴りたい田中』でした。
星雲賞受賞の『銀河帝国の弘法も筆の誤り』と大体同じ傾向の短編集です。といえば分かる人には分かるでしょう。
分からない方のために念のため説明しておきますと、第130回芥川賞受賞作でベストセラーにもなった綿矢りさ氏の『蹴りたい背中』とは全く似ていませんし、タイトルがパクっている以外は共通点も無いっすね。……あ、強いて言えば「瑞々しい感性で描いた青春の賦」という部分だけでしょうか。41歳の感性をミズミズしいと言えるかどうかですけど。
本書は第130回茶川(ちゃがわ)賞受賞作です。ノミネートされたのは本書だけでしょうけど。
ライトノベルでは、軽くておバカで脱力系という作品が多々見られますが、その路線をれっきとしたSFでやっちゃっているのが本書です。
ほとんどの作品がエラいSF作家へのオマージュとなっています。パクられた作家からの悪ノリのコメントも寄せられています。
ラストには必ずといっていいほど、オチでもどんでん返しでもなく、超くだらないダジャレが、哀れな読者をガックリ脱力させるべく大きく口を開けて待ち受けています。
「生きていく上では何の役にも立たないムダな雑学知識」のテレビ番組が人気を博しましたが、本書は「生きていく上でも役に立たないし、友達にも自慢できない」ホントのムダSFです。
ここまで言って、それでも読みたい方はどうぞ。私は責任取りませんので、ぜひ著者の田中氏を蹴ってください。
星雲賞受賞の『銀河帝国の弘法も筆の誤り』と大体同じ傾向の短編集です。といえば分かる人には分かるでしょう。
分からない方のために念のため説明しておきますと、第130回芥川賞受賞作でベストセラーにもなった綿矢りさ氏の『蹴りたい背中』とは全く似ていませんし、タイトルがパクっている以外は共通点も無いっすね。……あ、強いて言えば「瑞々しい感性で描いた青春の賦」という部分だけでしょうか。41歳の感性をミズミズしいと言えるかどうかですけど。
本書は第130回茶川(ちゃがわ)賞受賞作です。ノミネートされたのは本書だけでしょうけど。
ライトノベルでは、軽くておバカで脱力系という作品が多々見られますが、その路線をれっきとしたSFでやっちゃっているのが本書です。
ほとんどの作品がエラいSF作家へのオマージュとなっています。パクられた作家からの悪ノリのコメントも寄せられています。
ラストには必ずといっていいほど、オチでもどんでん返しでもなく、超くだらないダジャレが、哀れな読者をガックリ脱力させるべく大きく口を開けて待ち受けています。
「生きていく上では何の役にも立たないムダな雑学知識」のテレビ番組が人気を博しましたが、本書は「生きていく上でも役に立たないし、友達にも自慢できない」ホントのムダSFです。
ここまで言って、それでも読みたい方はどうぞ。私は責任取りませんので、ぜひ著者の田中氏を蹴ってください。
2008年9月7日に日本でレビュー済み
田中啓文氏によるギャグ小説集。
タイトルからして駄洒落。さらに「茶川賞受賞」のふれこみで売られているという手の込みよう。
実質的には、9本を収めた短篇集。いずれも、内容のひどさ、駄洒落のくだらなさ、なんとなくタイミングが合わなかったなどの理由から、これまで短編集に収録されることのなかったもの。
面白いと言えば面白いが、やっぱりちょっと駄目なんじゃないかと思われる作品ばかり。うーん、どうなんだ、これは。
収録作のなかでは、「赤い家」が良くできている。やはりギャグだが。どうしようもない駄洒落だが。
ファンなら読むべし。それ以外の人はちょっと・・。
タイトルからして駄洒落。さらに「茶川賞受賞」のふれこみで売られているという手の込みよう。
実質的には、9本を収めた短篇集。いずれも、内容のひどさ、駄洒落のくだらなさ、なんとなくタイミングが合わなかったなどの理由から、これまで短編集に収録されることのなかったもの。
面白いと言えば面白いが、やっぱりちょっと駄目なんじゃないかと思われる作品ばかり。うーん、どうなんだ、これは。
収録作のなかでは、「赤い家」が良くできている。やはりギャグだが。どうしようもない駄洒落だが。
ファンなら読むべし。それ以外の人はちょっと・・。
2006年4月10日に日本でレビュー済み
「りさちゃんへ」この一文で私のハートを鷲掴みにしました。
「分かる人だけ分かれ」
「これは誰も気づかないだろう」というダジャレだらけ。
実は話も面白いのに、ダジャレのインパクトが強すぎてあんまり覚えてない…
更に寄稿陣が超豪華。
恩田陸・塩澤快浩・月亭八天・北野勇作・浅倉久志
菅浩江・山岸真・山田正紀・大森望×豊崎由美…凄!
みんなノリがいいです。
苦笑を浮かべている姿が見えるようだ。
「分かる人だけ分かれ」
「これは誰も気づかないだろう」というダジャレだらけ。
実は話も面白いのに、ダジャレのインパクトが強すぎてあんまり覚えてない…
更に寄稿陣が超豪華。
恩田陸・塩澤快浩・月亭八天・北野勇作・浅倉久志
菅浩江・山岸真・山田正紀・大森望×豊崎由美…凄!
みんなノリがいいです。
苦笑を浮かべている姿が見えるようだ。