1995年に出た「ミステリオーソ」の文庫版。文庫版に際し、元の作品に追加エッセイを加えて2冊「ミステリオーソ」「ハードボイルド」となる。「ハードボイルド」は作者のハードボイルド論や短編の沢崎を読むことが出来る。
本書のメインはやはり沢崎の短編集でしょう。様々な場面で登場する沢崎。そして薫り高いセリフを残すのです。その態度に我々は胸打たれるのです。
「ミステリーオーソ」にしても本書にしてもまず本編を読んでから手に取ることをオススメいたします。作者の世界観を知らずに本作を読み進めることは不可能だからです。
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ハードボイルド (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2005/4/21
原 りょう
(著)
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2005/4/21
- ISBN-104150307946
- ISBN-13978-4150307943
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2005/4/21)
- 発売日 : 2005/4/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 335ページ
- ISBN-10 : 4150307946
- ISBN-13 : 978-4150307943
- Amazon 売れ筋ランキング: - 512,947位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 771位ハヤカワ文庫 JA
- - 8,476位近現代日本のエッセー・随筆
- - 21,499位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沢崎シリーズは、本書収録のを除けば全部読んでいたけど、「・・・なのだ」「・・・したまえ」という、日常ではおよそありえない言葉遣いにずっとある種のこっけいさを感じていた。結局チャンドラーの翻訳小説を持ち込みたかったのだろう。本書を読めば、作者自身がこっけいさを意識しながら、あえてこの言葉遣いを選択していたことがわかる。
2005年5月11日に日本でレビュー済み
「そして夜は甦る」「私が殺した少女」などで和製ハードボイルドの境地を築いた著者のエッセイ集「ミステリオーソ」が
ついに文庫版になりました。
今回の文庫版では単行本「ミステリオーソ」だけでなく、後に発表されたエッセイ・短編・対談などもまとめられ、
「ミステリオーソ」「ハードボイルド」として2分冊になりました。
「ハードボイルド」では、著者が影響を受けた作家・作品や著者の仕事としている「小説を書くこと」について、
そして、ハードボイルド作家対談として船戸与一氏との対談、あちこちで出没(?)する
小説以外の沢崎シリーズや単行本未収録短編などなど本当に盛り沢山の内容です。
特にレイモンド・チャンドラーに関しては1章を費やしていますし、
小説外の沢崎シリーズ等は収録されにくいものです。
それが、このように収録され、楽しめる。
なかなか無いですよ!こんな本は。。。
「ミステリオーソ」でも述べさせていただきましたが、原氏のFANであれば、
「ハードボイルド」は「ミステリオーソ」とあわせてもっておきたい本です。
ついに文庫版になりました。
今回の文庫版では単行本「ミステリオーソ」だけでなく、後に発表されたエッセイ・短編・対談などもまとめられ、
「ミステリオーソ」「ハードボイルド」として2分冊になりました。
「ハードボイルド」では、著者が影響を受けた作家・作品や著者の仕事としている「小説を書くこと」について、
そして、ハードボイルド作家対談として船戸与一氏との対談、あちこちで出没(?)する
小説以外の沢崎シリーズや単行本未収録短編などなど本当に盛り沢山の内容です。
特にレイモンド・チャンドラーに関しては1章を費やしていますし、
小説外の沢崎シリーズ等は収録されにくいものです。
それが、このように収録され、楽しめる。
なかなか無いですよ!こんな本は。。。
「ミステリオーソ」でも述べさせていただきましたが、原氏のFANであれば、
「ハードボイルド」は「ミステリオーソ」とあわせてもっておきたい本です。
2021年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原寮さんは露出の少ない人なのでファンの方必読です。人柄や考え方の良く分かる随筆集です。
2010年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の過去の著書は全部読んできたので、本著も買ってみたが、残念ながらつまらなかった。特にジャズは別段好きじゃないし。短編もペラペラ感が否めない
2022年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主に、著者のハードボイルド論みたいな内容です。
特に面白かったのは船戸与一との対談です。
特に面白かったのは船戸与一との対談です。