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流れゆく雲 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-107 グイン・サーガ 107) 文庫 – 2006/4/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ311ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/4/1
- ISBN-10415030842X
- ISBN-13978-4150308421
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 311ページ
- ISBN-10 : 415030842X
- ISBN-13 : 978-4150308421
- Amazon 売れ筋ランキング: - 863,568位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月13日に日本でレビュー済み
本筋から外れて「一方その頃○○では……」という形式で各地の状況をモザイク的に描くいつもの巻。ゴーラ王国とパロ、そしてケイロニアでの出来事が語られる。ゴーラでは宰相カメロンの奮闘とイシュトヴァーンの帰還が物語られ、パロにおいては女王リンダの王国再興に向けた奮闘ぶりと、幽閉された旧王レムスとの面談が語られる。対してケイロニアについての記述はそれほど多いわけではなくて、未だ帰還せず行方不明のままのグインを案ずるアキレウス大帝とハゾスについて語られるのみ。なおグイン捜索の遠征隊は、ヴァレリウス経由でスカールからもたらされた情報によってケイロニアとパロへ帰還したこともまた、明らかにされる。
2006年4月23日に日本でレビュー済み
前巻までのグインの活躍から一変、「そのころイシュタール、パロ、サイロンでは・・・」といった「間奏曲」のような内容。
イシュトやレムスの前向きな変化に、うれしくなってしまいました。全体的に非常に前向きで読んでいて気持ちのよい巻でした。
また、今後の展開を予感させる予言も飛び出します。この大いなる物語の先はまだまだ長そうですね。
イシュトやレムスの前向きな変化に、うれしくなってしまいました。全体的に非常に前向きで読んでいて気持ちのよい巻でした。
また、今後の展開を予感させる予言も飛び出します。この大いなる物語の先はまだまだ長そうですね。
2006年4月11日に日本でレビュー済み
「流れゆく雲」というタイトルがぴったりする巻になっている。今までの流れを復習するような形で、カメロン、リンダが慣れぬ事務作業の間に過去を振り返る。そんな中で、意外な展開をするのがイシュトヴァーンで、国王としての帝王学を学びたいと言う(実際にそうなるかどうかは別だが)。いずれにしても、ここにきてイシュトヴァーン、リンダが成長のあとを見せる。
ちょっと気になるのがリンダの予言で、これがこの物語にどういう形で現れてくるのか興味を湧かせる。「廃王」の復活、パロスの夜の時代。これからどんな展開をしてゆくのだろう。作者が言うように「ここらでちょっと一休み」といった巻ではあるが、意味深な言葉や動きがあって、これからの展開には重要な巻のような感じがする。
ちょっと気になるのがリンダの予言で、これがこの物語にどういう形で現れてくるのか興味を湧かせる。「廃王」の復活、パロスの夜の時代。これからどんな展開をしてゆくのだろう。作者が言うように「ここらでちょっと一休み」といった巻ではあるが、意味深な言葉や動きがあって、これからの展開には重要な巻のような感じがする。
2008年5月14日に日本でレビュー済み
なんとか事態を打開しようとする施政者たちの心情の移り変わりが書かれています。
今後の展開に向けた様々な布石も散りばめられているようです。
全体的に前向きに展開していくので、さくさく読めます。
それにしても各国人材不足ですね。
登場人物も整理整頓、世代も交代してきており、今後の加速に期待です。
今後の展開に向けた様々な布石も散りばめられているようです。
全体的に前向きに展開していくので、さくさく読めます。
それにしても各国人材不足ですね。
登場人物も整理整頓、世代も交代してきており、今後の加速に期待です。
2006年4月7日に日本でレビュー済み
まぁ最後の部分は調整編と言ったトコロでしょうか?
それぞれのお国の事情もあるでしょうから。
てゆか・・・リンダの予言なんですが、、
それぞれ王子が大人になって戦うまで、作品は続くのでしょうか?
風呂敷をおーきく広げましたなぁ。。
それぞれのお国の事情もあるでしょうから。
てゆか・・・リンダの予言なんですが、、
それぞれ王子が大人になって戦うまで、作品は続くのでしょうか?
風呂敷をおーきく広げましたなぁ。。
2006年5月3日に日本でレビュー済み
調整の巻らしいです。なんか、ずっとリンダの愚痴を聞いていた気分です。リンダのパロが、一応の独り立ちをして、本編に絡み出す準備でしょうか。なんにせよ、リンダの予言のための1冊の様な…。三国分立のさらに先まで予定をしているのでしょうか。それとも、三国の対立にからむ大きな流れか。
少しだけ描かれたイシュトの姿。イシュトのゴーラも、歴史の主軸に組み込まれる予定なのでしょう。イシュト派としては、嬉しい様な気もしますが、なんか物語の進行のための道具っぽくて見えて、ちょっと複雑な気分。イシュトヴァーンが被ったという、転進行の襲撃風景など少しでも描いてあったら、もう少し印象変わったでしょうか。
少しだけ描かれたイシュトの姿。イシュトのゴーラも、歴史の主軸に組み込まれる予定なのでしょう。イシュト派としては、嬉しい様な気もしますが、なんか物語の進行のための道具っぽくて見えて、ちょっと複雑な気分。イシュトヴァーンが被ったという、転進行の襲撃風景など少しでも描いてあったら、もう少し印象変わったでしょうか。