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飛鳥昔語り (ハヤカワコミック文庫 キ 4-9) 文庫 – 2006/4/1
清原 なつの
(著)
清原 なつの (著)
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104150308438
- ISBN-13978-4150308438
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 268ページ
- ISBN-10 : 4150308438
- ISBN-13 : 978-4150308438
- Amazon 売れ筋ランキング: - 842,462位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この漫画で古代史に興味を持って、大学で専攻するきっかけになった作品でした✨再び読めて嬉しく懐かしかったです。
2013年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の頃、表題の「飛鳥昔語り」を雑誌「りぼん」で読みました。
日本史の授業で飛鳥、奈良、平安の歴史を学んでいる真っ最中で、
一気に日本史が楽しくなったのを思い出します。
日本史の授業で飛鳥、奈良、平安の歴史を学んでいる真っ最中で、
一気に日本史が楽しくなったのを思い出します。
2013年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史物が好き、飛鳥という言葉の響きも、その土地の秘めたるロマンも、その時代も。
というわけで、思わず表紙買いのお取り寄せ。
今風の絵ではない、昔風の絵柄がこの年齢となっては読み易いというか、
今風の絵柄が少々しんどい世代にとっては、一服の清涼剤のような雰囲気を持つ。
そんな、清原なつのの絵の雰囲気に惹かれて購入。
表題作が歴史と万葉集の有間皇子。
悲劇をどのように収拾していくかが見所。
出来れば全編歴史物ロマンで良かったけれど、他の作品はラブコメ、
昔話ネタ、様々バラエティに富んでいた。
というわけで、思わず表紙買いのお取り寄せ。
今風の絵ではない、昔風の絵柄がこの年齢となっては読み易いというか、
今風の絵柄が少々しんどい世代にとっては、一服の清涼剤のような雰囲気を持つ。
そんな、清原なつのの絵の雰囲気に惹かれて購入。
表題作が歴史と万葉集の有間皇子。
悲劇をどのように収拾していくかが見所。
出来れば全編歴史物ロマンで良かったけれど、他の作品はラブコメ、
昔話ネタ、様々バラエティに富んでいた。
2016年1月30日に日本でレビュー済み
40年前にRMCで「飛鳥昔語り」を読みました。みんななつかしい話ばかりです。
”チゴイネルワイゼン”
「ねぇ 悠久子 人間はね 夢を追うだけでは 生きてゆけないものなのよ」
それは悲しいことばだった 真理(ほんとのこと)であったから
さらさら流れる時の間に
夢のしゃぼんを追いかけて
それで一生を終えたいと
一度はだれでも思うもの
時は流れて人生の黄昏時を迎え
「生活がきたないことか!! 生きることがいやらしいことなのか!!」
と自分が言うほうの立場になっても、、いまだに、この一見拙い作品から受け取ったメッセージが忘れられません。
”チゴイネルワイゼン”
「ねぇ 悠久子 人間はね 夢を追うだけでは 生きてゆけないものなのよ」
それは悲しいことばだった 真理(ほんとのこと)であったから
さらさら流れる時の間に
夢のしゃぼんを追いかけて
それで一生を終えたいと
一度はだれでも思うもの
時は流れて人生の黄昏時を迎え
「生活がきたないことか!! 生きることがいやらしいことなのか!!」
と自分が言うほうの立場になっても、、いまだに、この一見拙い作品から受け取ったメッセージが忘れられません。
2016年5月14日に日本でレビュー済み
表題作を含め7作と、描き下しのエッセイマンガを収録している。印象に残った作品について書いてみたい。
表題作の「飛鳥昔語り」は「花岡ちゃんの夏休み」と並ぶ著者の初期の代表作だろう。政治に翻弄されながら、人を信じて生きようとした飛鳥時代の皇子、有間皇子の悲劇をSF的な手法も交えて描いている。ただ、ほかに指摘している方もおられるが、1980年のコミックス版に収録された際、1978年の「りぼん」掲載分に加筆されている。当時、ファンの間ではかなり話題になり、賛否が分かれていた記憶があるが、私は雑誌掲載分を読んでいないので判断は保留したい。ただ、久しぶりに読み返してみると、明らかに後の「アレックス」シリーズを予感させる作品であることを強く感じた。
「村木くんのネコぶるーす」や「飾り窓のあかね姉さん」には、主人公より年上の少しいじわるな女性が登場する。この「少しいじわるな女性」というのは、「花岡ちゃんの夏休み」の笹川華子さんの延長上にあるのだろう。特に「飾り窓のあかね姉さん」は、後に光原百合氏の「十八歳の夏」(推理作家協会賞受賞作)を読んだときに強烈に蘇ってきた。どちらも、青春時代のヒリヒリするような思いが胸を刺す。
「鶴姫哀話」は、「夕鶴」を下敷きにした作品。これと同じタイプの作品に「流水子さんに花束を」がある。
そして、個人的には「群青の日々」「花岡ちゃんの夏休み」と並んで好きな作品が「チゴイネルワイゼン」。この作品は1975年第8回りぼん新人漫画賞佳作だが、雑誌への掲載はなく、コミックス版『飛鳥昔語り』に初収録(本書奥付の初出一覧では同書の刊行年が間違っている)。最初に読んだときは衝撃だった。マンガを描くこと自体がテーマとなっており、その問いかけが極めて真摯であった。これほど作家が作品を描くことをストレートにテーマにした作品を読んだことがなかった。研究職の傍らでマンガを描き続けている著者のその後の人生を知ってみると、その人生自体が、本作での問いかけに対する一つの回答であるかのようだ。ほかのレビュアーも引用されている作品末尾の「さらさら流れる時の間に 夢のしゃぼんを追いかけて それで一生を終えたいと 一度はだれでも思うもの」というフレーズは永遠に心に響いてくる。
表題作の「飛鳥昔語り」は「花岡ちゃんの夏休み」と並ぶ著者の初期の代表作だろう。政治に翻弄されながら、人を信じて生きようとした飛鳥時代の皇子、有間皇子の悲劇をSF的な手法も交えて描いている。ただ、ほかに指摘している方もおられるが、1980年のコミックス版に収録された際、1978年の「りぼん」掲載分に加筆されている。当時、ファンの間ではかなり話題になり、賛否が分かれていた記憶があるが、私は雑誌掲載分を読んでいないので判断は保留したい。ただ、久しぶりに読み返してみると、明らかに後の「アレックス」シリーズを予感させる作品であることを強く感じた。
「村木くんのネコぶるーす」や「飾り窓のあかね姉さん」には、主人公より年上の少しいじわるな女性が登場する。この「少しいじわるな女性」というのは、「花岡ちゃんの夏休み」の笹川華子さんの延長上にあるのだろう。特に「飾り窓のあかね姉さん」は、後に光原百合氏の「十八歳の夏」(推理作家協会賞受賞作)を読んだときに強烈に蘇ってきた。どちらも、青春時代のヒリヒリするような思いが胸を刺す。
「鶴姫哀話」は、「夕鶴」を下敷きにした作品。これと同じタイプの作品に「流水子さんに花束を」がある。
そして、個人的には「群青の日々」「花岡ちゃんの夏休み」と並んで好きな作品が「チゴイネルワイゼン」。この作品は1975年第8回りぼん新人漫画賞佳作だが、雑誌への掲載はなく、コミックス版『飛鳥昔語り』に初収録(本書奥付の初出一覧では同書の刊行年が間違っている)。最初に読んだときは衝撃だった。マンガを描くこと自体がテーマとなっており、その問いかけが極めて真摯であった。これほど作家が作品を描くことをストレートにテーマにした作品を読んだことがなかった。研究職の傍らでマンガを描き続けている著者のその後の人生を知ってみると、その人生自体が、本作での問いかけに対する一つの回答であるかのようだ。ほかのレビュアーも引用されている作品末尾の「さらさら流れる時の間に 夢のしゃぼんを追いかけて それで一生を終えたいと 一度はだれでも思うもの」というフレーズは永遠に心に響いてくる。
2009年5月5日に日本でレビュー済み
表題作「飛鳥昔語り」を中心に
ことあるごとに読み返しています。
意見が分かれるでしょうが
私は2ページ少ない
「りぼん」初出のバージョンが好きです。
また、今回も『花岡ちゃんの夏休み』と同様に
書き下ろしの「あとがき」があって
とても感慨深いです。
大袈裟に言うと
私のその後の人生を決定づけてしまった作品の一つです。
ことあるごとに読み返しています。
意見が分かれるでしょうが
私は2ページ少ない
「りぼん」初出のバージョンが好きです。
また、今回も『花岡ちゃんの夏休み』と同様に
書き下ろしの「あとがき」があって
とても感慨深いです。
大袈裟に言うと
私のその後の人生を決定づけてしまった作品の一つです。
2008年9月1日に日本でレビュー済み
何せ読んだのが大昔のことなもので、ほかの作品ははっきり言って思い出せないが、表題作は大好きだった。今でも思い出すと当時に戻れる、不遇の皇子、有間皇子の物語。保身のために阿呆を装う彼と知り合い、楽しい時間を過ごす少女とその父、実は…この先は読んでもらった方がいいのかな。意外性のある、そして救いのある終わり方が実にいい。
辞世の歌「磐代の浜松が枝を引き結びまさきくあらばまた帰り見ん」
これを読んで以来、白浜は憧れの土地になったが、残念ながらまだ行っていない。
辞世の歌「磐代の浜松が枝を引き結びまさきくあらばまた帰り見ん」
これを読んで以来、白浜は憧れの土地になったが、残念ながらまだ行っていない。
2014年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有馬の皇子の話を突然思いだして
結末を知りたくて・・・。
懐かしかった。
清原さんのりぼん初期の話。
当時は少女マンガも発行書籍数が少なかったので
りぼんで、SFチックな話で面白かったのです。
結末を知りたくて・・・。
懐かしかった。
清原さんのりぼん初期の話。
当時は少女マンガも発行書籍数が少なかったので
りぼんで、SFチックな話で面白かったのです。