『マルドゥック・スクランブル』の続編の第二巻。
いよいよ、マルドゥック・スクランブルの強敵、極悪の拷問集団?!のカトル・カールが正体を現した。
その行いの非道さは読んでいても気持ちが悪くなるぐらいだが、しかし、戦う相手は強すぎるぐらいの方が面白い。
また、ヴァンプ、ナタリア・ネイルズとボイルドの絡みも、なんだかハードボイルドミステリを思わせる。そうだよな、このシリーズは、SFの設定や過剰なまでの暴力性に彩られているけど、その根底には、チャンドラーみたいなロマンチシズムが流れているような気がする。
第二巻の最後は、ナタリアに危機が迫るところで終わるが、続きがどうなるのか気になってしょうがない。
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マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-5) 文庫 – 2006/11/15
冲方 丁
(著)
狂気の拮抗、狂奔の異形
男が出会う運命の女、そして虚無の同胞
廃棄処分を免れたボイルドとウフコックは、“三博士”のひとりクリストファー教授の指揮の下、9名の仲間とともにマルドゥック市へ向かう。大規模な再開発計画を争点にした市長選に揺れる街で、新たな証人保護システム「マルドゥック・スクランブル-09」の任務に従事するボイルドとウフコックたち。だが、都市政財界・法曹界までを巻き込む巨大な陰謀のなか、彼らを待ち受けていたのはあまりにも凄絶な運命だった--
男が出会う運命の女、そして虚無の同胞
廃棄処分を免れたボイルドとウフコックは、“三博士”のひとりクリストファー教授の指揮の下、9名の仲間とともにマルドゥック市へ向かう。大規模な再開発計画を争点にした市長選に揺れる街で、新たな証人保護システム「マルドゥック・スクランブル-09」の任務に従事するボイルドとウフコックたち。だが、都市政財界・法曹界までを巻き込む巨大な陰謀のなか、彼らを待ち受けていたのはあまりにも凄絶な運命だった--
- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/11/15
- ISBN-104150308705
- ISBN-13978-4150308704
商品の説明
著者について
冲方 丁 Tow Ubukata
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学中退。在学中の1996年に『黒い季節』がスニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年の『マルドゥック・スクランブル』(ハヤカワ文庫JA)で第24回日本SF大賞を受賞、「ベストSF2003」国内篇第1位に輝く。以来、小説・コミック・アニメ・ゲームといったメディアを超えるエンターテインメントの創り手として注目を集めている。ホームページは、ぶらりずむ黙契録。http://www.kh.rim.or.jp/~tow
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学中退。在学中の1996年に『黒い季節』がスニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年の『マルドゥック・スクランブル』(ハヤカワ文庫JA)で第24回日本SF大賞を受賞、「ベストSF2003」国内篇第1位に輝く。以来、小説・コミック・アニメ・ゲームといったメディアを超えるエンターテインメントの創り手として注目を集めている。ホームページは、ぶらりずむ黙契録。http://www.kh.rim.or.jp/~tow
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/11/15)
- 発売日 : 2006/11/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 364ページ
- ISBN-10 : 4150308705
- ISBN-13 : 978-4150308704
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,746,488位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年11月20日に日本でレビュー済み
混沌の街:マルドゥック・シティ。闇の住人となった”万能兵器”フウコックと”徘徊者”ボイルド。
次第に明らかになる彼らの敵。せまりくる異形の狂兵士”カルトカール”
ウフッコクとボイルドの運命は、そして彼らを取り巻く仲間”スクランブル09(オーナイン)”は生き残れるのか・・・。
えぇっと、第2巻は、ちょっとスローペースかなぁ?というわけで星4つ。
”スクランブル09(オーナイン)”に負けず劣らず”イッちゃってる”人たちの集まりである、敵の異能集団”カルトカール”の印象が強すぎちゃって・・・(笑)。しかし、面白いのは間違いないです。完結篇の3巻に期待します。
PS
個人的には、”盲目の覗き魔”ワイズ&”不可視の猟犬”オセロットのコンビが好き!
次第に明らかになる彼らの敵。せまりくる異形の狂兵士”カルトカール”
ウフッコクとボイルドの運命は、そして彼らを取り巻く仲間”スクランブル09(オーナイン)”は生き残れるのか・・・。
えぇっと、第2巻は、ちょっとスローペースかなぁ?というわけで星4つ。
”スクランブル09(オーナイン)”に負けず劣らず”イッちゃってる”人たちの集まりである、敵の異能集団”カルトカール”の印象が強すぎちゃって・・・(笑)。しかし、面白いのは間違いないです。完結篇の3巻に期待します。
PS
個人的には、”盲目の覗き魔”ワイズ&”不可視の猟犬”オセロットのコンビが好き!