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紅鶴城の幽霊 グイン・サーガ 114 (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2007/6/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104150308918
- ISBN-13978-4150308919
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4150308918
- ISBN-13 : 978-4150308919
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,239,969位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月17日に日本でレビュー済み
本書114巻の中心はフロリーである。典型的な「巻き込まれ型」の彼女はふとしたきっかけが元でクムのタリク大公に見初められ、それがタイス伯爵の不興を買って、一人幽閉の憂き目に遭う。以上が114巻の梗概であり、その出来事の連続がフロリーの視点を中心として描かれる。言うならば「フロリー危機一髪」の巻。ただしフロリーが自ら事態を打開するわけではなくて、ここでも救済の手を差し伸べるのは地下迷宮の主マーロールなのだった。
2007年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そろそろタイス編、終わらないかなぁ。と、正直マンネリ気味の展開にちょっとがっかりしています。
アムネリス公女のお付きだったフロリーが気がつくと中原のキーパーソンになってしまっています。そこまではいいのですが、今回のようにタリク大公との絡みは必要なのかなぁ。
定期的に刊行されていますが、著者の体調も心配ですしええかげんに本筋に戻ってくれることを切に望んでしまってます。
アムネリス公女のお付きだったフロリーが気がつくと中原のキーパーソンになってしまっています。そこまではいいのですが、今回のようにタリク大公との絡みは必要なのかなぁ。
定期的に刊行されていますが、著者の体調も心配ですしええかげんに本筋に戻ってくれることを切に望んでしまってます。
2008年5月22日に日本でレビュー済み
今回は、いままでおとなしかったフロリーの活躍(?)がメインです。
個性の強い本シリーズにあって、どんどんまわりの状況に流される
ちょっと気の毒なキャラ。
展開が遅いという評価も多いですが、うまいこと彼女も隔離され
ちょとづつ状況が変化している様がみられます。
今後の急展開に期待したい所です。
個性の強い本シリーズにあって、どんどんまわりの状況に流される
ちょっと気の毒なキャラ。
展開が遅いという評価も多いですが、うまいこと彼女も隔離され
ちょとづつ状況が変化している様がみられます。
今後の急展開に期待したい所です。
2007年6月11日に日本でレビュー済み
文庫で100巻を超え、さらに滔々と続いているこのシリーズ。
主人公が記憶を失った事件のあたりからお話はまた新たな展開を始めているこのシリーズだが、ここ数巻、「なかなか進まない」「だらだらと続く」という感想が書評にも見られるようになっている。確かに細かな心模様一つ一つは面白いものもある。ファンタジーらしい奇想天外な状況もでてくる。しかし登場人物の心の声(括弧で括られた部分)が何ページも続いたり、時間の流れが殆ど現実時間と同じぐらいの速さでしか流れない部分が多くなった。以前は数箇所での人物の動きが交錯したり、テンポ良く読み進めて気持ちが良かったのだが。。。
作者は「このところグインを書くのが面白い」そうだが、あえて言う。作者よ、あなたが面白がって、自分の創るお話にのみこまれてしまっていてはいけないのではないか。あなたはお話を一枚の絵に織り上げてみせる役割なのではないか。
少なくともこのあたり数巻分の内容の殆どは「外伝」に切り離すこともできそうに思われる。以前の作者ならそうしていたであろうと思う。本筋の、登場してきた二世代目たちへと続く展開をバランスよく作品に早く織り交ぜていただきたいと望んでやまない。
第一巻初版からつきあってきた一人として、あえて苦言。
主人公が記憶を失った事件のあたりからお話はまた新たな展開を始めているこのシリーズだが、ここ数巻、「なかなか進まない」「だらだらと続く」という感想が書評にも見られるようになっている。確かに細かな心模様一つ一つは面白いものもある。ファンタジーらしい奇想天外な状況もでてくる。しかし登場人物の心の声(括弧で括られた部分)が何ページも続いたり、時間の流れが殆ど現実時間と同じぐらいの速さでしか流れない部分が多くなった。以前は数箇所での人物の動きが交錯したり、テンポ良く読み進めて気持ちが良かったのだが。。。
作者は「このところグインを書くのが面白い」そうだが、あえて言う。作者よ、あなたが面白がって、自分の創るお話にのみこまれてしまっていてはいけないのではないか。あなたはお話を一枚の絵に織り上げてみせる役割なのではないか。
少なくともこのあたり数巻分の内容の殆どは「外伝」に切り離すこともできそうに思われる。以前の作者ならそうしていたであろうと思う。本筋の、登場してきた二世代目たちへと続く展開をバランスよく作品に早く織り交ぜていただきたいと望んでやまない。
第一巻初版からつきあってきた一人として、あえて苦言。
2007年8月12日に日本でレビュー済み
タイス編、確かによく出来ています。
登場人物も多彩で、ホントによく練りこまれています。
でも、これは、外伝にしか思えないのです。
グイン・サーガは、ホントに傑作シリーズなのですが、もう、我慢の限界に近い読者が多いのではないでしょうか?
ナリス編から、宇宙船へとストーリーが流れ、いよいよクライマックスへ!と盛り上がるのかと思ったのですが、意味もなく、グインが記憶喪失となり、タイス編等で足踏みしています。
読者は、本編の続きが読みたいのです。
すごく、盛り下がっているので、よく出来たタイス編が面白く思えない。
どうして、意味もなく、脱線するのか、よく分からない。
非常に残念です。
登場人物も多彩で、ホントによく練りこまれています。
でも、これは、外伝にしか思えないのです。
グイン・サーガは、ホントに傑作シリーズなのですが、もう、我慢の限界に近い読者が多いのではないでしょうか?
ナリス編から、宇宙船へとストーリーが流れ、いよいよクライマックスへ!と盛り上がるのかと思ったのですが、意味もなく、グインが記憶喪失となり、タイス編等で足踏みしています。
読者は、本編の続きが読みたいのです。
すごく、盛り下がっているので、よく出来たタイス編が面白く思えない。
どうして、意味もなく、脱線するのか、よく分からない。
非常に残念です。
2007年6月10日に日本でレビュー済み
長くなったタイスでの物語の中で、出番の無かったフロリー(ローラ)に順番がようやく回ってきました。
出番が来た途端に、タリクに見初められ、アン・シア・リンの嫉妬に会い、囚われの身になってしまいます。そこへ救いの手を伸ばしたのが、「紅鶴城の幽霊」(マーロール)なのですが・・・。
一方で、一人でいる間に、マリウスへの愛を募らせるフロリーですが、ミクロ教徒でもあり、スーティのこともありで、こちらもどうなりますか・・・。
グインは、マーロールと共闘して、何とか、このタイス脱出の考えは纏まってきたのでは、というところです。
作者は、「あとがき」で、200巻という目標を明示していますが、このままのペースで、まだ15年かかります。体調は大丈夫なのでしょうか?
出番が来た途端に、タリクに見初められ、アン・シア・リンの嫉妬に会い、囚われの身になってしまいます。そこへ救いの手を伸ばしたのが、「紅鶴城の幽霊」(マーロール)なのですが・・・。
一方で、一人でいる間に、マリウスへの愛を募らせるフロリーですが、ミクロ教徒でもあり、スーティのこともありで、こちらもどうなりますか・・・。
グインは、マーロールと共闘して、何とか、このタイス脱出の考えは纏まってきたのでは、というところです。
作者は、「あとがき」で、200巻という目標を明示していますが、このままのペースで、まだ15年かかります。体調は大丈夫なのでしょうか?
2007年6月14日に日本でレビュー済み
相変わらずのタイス編です。 話がちっとも進まないどころか、ますますややこしくなって来ましたワイ。 まだまだタイス編は続くのね、やだなぁ。 フロリーも今回はキッツイ目に遇っちゃうのね、この先どーなることやら。 ところでタイトルは「紅鶴城の幽霊」よりも単に「受難」とかで良かったんでないかえ? だって話のメインはソレでしょ? あーあ、話の流れだけじゃなく、タイトルの付け方までおかしくなったみたいやね。 やだなぁ…
2007年12月18日に日本でレビュー済み
人生にはするべきことがたくさんある。
こんなものを読むよりも、
しなきゃいけないことはたくさんある。
そこのあなた、
洗濯物、溜まってませんか?
燃えないごみ、出し忘れてませんか?
未払いの請求書、手元にないですか?
やろうと思いながらも手を着けてないこと、
たくさんあるんじゃないですか?
こんなものを読むよりも、
しなきゃいけないことはたくさんある。
そこのあなた、
洗濯物、溜まってませんか?
燃えないごみ、出し忘れてませんか?
未払いの請求書、手元にないですか?
やろうと思いながらも手を着けてないこと、
たくさんあるんじゃないですか?