「大久保町」三部作の第2作目。今回は、兵庫県の片田舎ともいうべき大久保町が何故だかナチスの占領下にあり、偶然ここに迷い込んだダメダメ高校生が、何故だかレジスタンスを助ける羽目になって、散々な目に遭いつつ、敵要塞爆破のため何故だかまたズイブン張り切っちゃうというお話。恋あり冒険あり、手に汗握る一大活劇ですが、そもそも設定がこれじゃあね。
ということで、前作に引き続き、またしても時間を無駄にしてしまいました。だけど、読み始めたら止まらないとはこの小説のことでしょうか。「こんな本読んでる場合じゃない」と思いつつも、最後まで読まずにはいられませんでした。
時間をありあまるほど持ってるという贅沢な向きには、是非ともお試し頂きたい一冊です。
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大久保町は燃えているか (ハヤカワ文庫 JA タ 9-4) 文庫 – 2007/6/1
田中 哲弥
(著)
- 本の長さ359ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104150308926
- ISBN-13978-4150308926
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 359ページ
- ISBN-10 : 4150308926
- ISBN-13 : 978-4150308926
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,066,363位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作に引き続き、ばかばかしいといえば、ばかばかしい物語です。
前作ではOK牧場の決闘という元ネタが明確な分、思い切りふざけることが出来ましたが、本作では物語を進ませるための記述が多くなり、その結果、ばかばかしさの勢いがそがれてしまったように思います。
とはいえ、前作を楽しめた人は、こちらも楽しめると思います。
前作ではOK牧場の決闘という元ネタが明確な分、思い切りふざけることが出来ましたが、本作では物語を進ませるための記述が多くなり、その結果、ばかばかしさの勢いがそがれてしまったように思います。
とはいえ、前作を楽しめた人は、こちらも楽しめると思います。
2018年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田中哲弥氏といえば大久保町三部作。
内容はかつてナチの占領下にあった兵庫県大久保町の解放の歴史が面白おかしく描かれている。この本に嘘はないそうである。
電撃文庫版,ハヤカワ文庫版とどちらも買い揃える意欲がわくほど面白い作品です。
単体でも十分面白いですが,購入するなら3冊同時がおすすめです。
内容的には★5なのですが,電子書籍版はハヤカワ文庫版で追加されたお話は入っていましたが,挿絵がないのがちょっと残念でした。
内容はかつてナチの占領下にあった兵庫県大久保町の解放の歴史が面白おかしく描かれている。この本に嘘はないそうである。
電撃文庫版,ハヤカワ文庫版とどちらも買い揃える意欲がわくほど面白い作品です。
単体でも十分面白いですが,購入するなら3冊同時がおすすめです。
内容的には★5なのですが,電子書籍版はハヤカワ文庫版で追加されたお話は入っていましたが,挿絵がないのがちょっと残念でした。