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暁の脱出 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-117 グイン・サーガ 117) 文庫 – 2007/11/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/11/1
- ISBN-10415030906X
- ISBN-13978-4150309060
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 306ページ
- ISBN-10 : 415030906X
- ISBN-13 : 978-4150309060
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,107,708位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月9日に日本でレビュー済み
タイトルに暗示されているように、この117巻でようやく「タイス編」が終了する。大怪我を負い、歩くことすらままならぬグインとその仲間へ救いの手を差し伸べるのは意外にも「白のマーロール」。そしてもう一人の意外な人物だ。内容としてはタイス伯爵をマーロールが言葉で追い詰める前半であり、後半はグインたちの地下水路の道行きが描かれる。特に後半はかなり駆け足となり、一人一人の詳細が語られるわけではない点はやや物足りない。とはいうものの、長かった「タイス編」が終了し、次巻から再び「パロ編」が始まるのだと思えば急ぎ足になるのも無理はないと思うのだ。
2007年11月30日に日本でレビュー済み
やっと終わったタイス編、長かったね。 次巻からいよいよクリスタル編ですな、グインがリンダに逢うとどうなるのか楽しみですが、外伝1巻におけるグインの台詞「ヤンダル・ゾッグとは何者だ?」から察すると、なんにも変わんないんでしょうけど… ところで、このタイス編は作者のあとがきによると《大いなる伏線》らしいですな。 青のドーカス、マーロール伯の新生タイス、クム太公のフロリーへの愛情など、今後いろいろ絡んでくるんでしょうね。 でもよく考えてみたら、マーロールとの戦いとか虐待されて死んだ男の子の話は必要なかったんじゃないかなと思うけどな。 どーでもいいエピソードのおかげで話が長くなったんやろね。 今後はひとつスピーディーに頼みますよ、栗本センセ!
2007年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全ての複線の帳尻を合わせて脱出した訳ですが、その帳尻の合わせ方がなんとも・・・まあ、これは読者の判断でしょうね。
でも月刊ペースで読めるのは大変うれしいです。
でも月刊ペースで読めるのは大変うれしいです。
2007年11月10日に日本でレビュー済み
うんざりするタイス編が終わり、
昔のおもしろかったグインサーガをほうふつとさせる、
展開の早さや思わぬ展開、
意外な人物の登場など、
久々にグインサーガをほったらかしにせず
買ったその日に読みました!
この調子でどんどんグインサーガを進めていってほしい!
と切に願います。
ほんと著者の年齢から考えて、
タイス編で遊んでいたせいで未完になるななんて
ことだけにはしてほしくないので。
昔のおもしろかったグインサーガをほうふつとさせる、
展開の早さや思わぬ展開、
意外な人物の登場など、
久々にグインサーガをほったらかしにせず
買ったその日に読みました!
この調子でどんどんグインサーガを進めていってほしい!
と切に願います。
ほんと著者の年齢から考えて、
タイス編で遊んでいたせいで未完になるななんて
ことだけにはしてほしくないので。
2008年1月27日に日本でレビュー済み
今回はガンダルが意外に話を面白くしてくれました。
びっくりしました。
でもその後の展開はご都合主義というか、
うまく出来すぎというか。
いろいろなことがありましたが、リギアが愛馬まで取り返したので、
結局誰も何も失わず、めでたしめでたしなんですけど、
グインサーガにしてはきれいにまとまりすぎましたよね。
タイスでの滞在はいったい何だったか。
久々登場の「救世主」のおかげで、ますます意味のないものに思えてしまいました。
今後はリンダとの再会でグインがどう変わるか、
リンダがスーティの存在をどう思うか、そこが見所ですね。
とにかく、タイスから出られてホッとしました。
びっくりしました。
でもその後の展開はご都合主義というか、
うまく出来すぎというか。
いろいろなことがありましたが、リギアが愛馬まで取り返したので、
結局誰も何も失わず、めでたしめでたしなんですけど、
グインサーガにしてはきれいにまとまりすぎましたよね。
タイスでの滞在はいったい何だったか。
久々登場の「救世主」のおかげで、ますます意味のないものに思えてしまいました。
今後はリンダとの再会でグインがどう変わるか、
リンダがスーティの存在をどう思うか、そこが見所ですね。
とにかく、タイスから出られてホッとしました。
2008年1月5日に日本でレビュー済み
『暁の脱出 グイン・サーガ 117』です。
この巻にしてようやく、グイン一行は快楽の都タイスを脱出し、とてもながーかったタイス編が終了します。著者さんも読者さんもお疲れ様でした。
問題は脱出方法です。
青のドーカス、白のマーロールの他に、別の協力者の助けを得ます。
その展開が納得できるかどうか。
長いグインサーガシリーズ全体としてみれば、確かにこれもアリなのかもしれません。
だが、タイス編という括りの中で見た場合、あるいは117巻単体で見た場合、この展開はナシなのではないか、と思ってしまい、納得しがたいものが残っちゃったんですけど……そりゃないよ……
タイス編としては、全体の伏線として、クムではミロク教が大きな影響力を持ち始めた、ということが示されています。
でもやっぱり、本編の中では寄り道であるタイス編でここまで巻数を費やさなくてもよかったのではないか、というのが率直な感想です。
この巻にしてようやく、グイン一行は快楽の都タイスを脱出し、とてもながーかったタイス編が終了します。著者さんも読者さんもお疲れ様でした。
問題は脱出方法です。
青のドーカス、白のマーロールの他に、別の協力者の助けを得ます。
その展開が納得できるかどうか。
長いグインサーガシリーズ全体としてみれば、確かにこれもアリなのかもしれません。
だが、タイス編という括りの中で見た場合、あるいは117巻単体で見た場合、この展開はナシなのではないか、と思ってしまい、納得しがたいものが残っちゃったんですけど……そりゃないよ……
タイス編としては、全体の伏線として、クムではミロク教が大きな影響力を持ち始めた、ということが示されています。
でもやっぱり、本編の中では寄り道であるタイス編でここまで巻数を費やさなくてもよかったのではないか、というのが率直な感想です。
2007年11月12日に日本でレビュー済み
116巻でグインV.S.ガンダルの死闘は決着と思っていたら、もうひとヤマ。
それはそれで冗長性が気にならず、読み応えはありました。
が、タイス脱出方法は「何それ?」
さんざん難しい脱出行になることを予告しておいて、それじゃあご都合主義的過ぎやしませんか?
さすがにそろそろ決着しないとやばいな、という空気をお読みになったのだとは思いますが。
タイス脱出後のパロ行への流れを考えて都合が良いのは理解できても、端折るために「その人」を使うのは禁じ手でしょう。
湖上でタイスを振り返るブランの感慨を借りて作者が言っているように、タイスは作者にとってはひとつの理想郷なのでしょう。
これまでの他の作品も含めた作風から充分にわかっていて付き合ってるんだから、文句を言ってはいけませんし、タイスの文化、風俗が好きなことについては、好き嫌いの問題である上に、もともと作者の生み出した世界観の上でのお話ですから、批判めいたことは申し上げるべきではありません。
「物語」をつむぐ(ストーリーテラーとしての)力を評価して、星五つを迷わず打てるグイン・サーガが戻ってくるのはいつの日でしょうか。
それはそれで冗長性が気にならず、読み応えはありました。
が、タイス脱出方法は「何それ?」
さんざん難しい脱出行になることを予告しておいて、それじゃあご都合主義的過ぎやしませんか?
さすがにそろそろ決着しないとやばいな、という空気をお読みになったのだとは思いますが。
タイス脱出後のパロ行への流れを考えて都合が良いのは理解できても、端折るために「その人」を使うのは禁じ手でしょう。
湖上でタイスを振り返るブランの感慨を借りて作者が言っているように、タイスは作者にとってはひとつの理想郷なのでしょう。
これまでの他の作品も含めた作風から充分にわかっていて付き合ってるんだから、文句を言ってはいけませんし、タイスの文化、風俗が好きなことについては、好き嫌いの問題である上に、もともと作者の生み出した世界観の上でのお話ですから、批判めいたことは申し上げるべきではありません。
「物語」をつむぐ(ストーリーテラーとしての)力を評価して、星五つを迷わず打てるグイン・サーガが戻ってくるのはいつの日でしょうか。
2007年11月11日に日本でレビュー済み
長かった「タイス篇」がついに完結しました。
ガンダルとの戦いで深手を負い、おかげで、「グンド死す」と言う噂を流すことになります。その深手を負ったままでのタイスからの脱出は、思わぬ人の援けがなければ適わなかったかもしれません。これほどの危機に陥ったグインは、記憶にありません。
最後のタイスの街を見送るそれぞれの思いのシーンは、なかなかいいです。マリウスは複雑な思いですし、ブランはカメロンとグインの間で悩みます。リギアはスカールの消息を知ります。
それにしても、マーロールがタイス伯爵に就く事になるとは意外でした。確かに、良い決着ではありますが。
ガンダルとの戦いで深手を負い、おかげで、「グンド死す」と言う噂を流すことになります。その深手を負ったままでのタイスからの脱出は、思わぬ人の援けがなければ適わなかったかもしれません。これほどの危機に陥ったグインは、記憶にありません。
最後のタイスの街を見送るそれぞれの思いのシーンは、なかなかいいです。マリウスは複雑な思いですし、ブランはカメロンとグインの間で悩みます。リギアはスカールの消息を知ります。
それにしても、マーロールがタイス伯爵に就く事になるとは意外でした。確かに、良い決着ではありますが。