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ランドックの刻印 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-119 グイン・サーガ 119) 文庫 – 2008/2/1
栗本 薫
(著)
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2008/2/1
- ISBN-104150309159
- ISBN-13978-4150309152
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4150309159
- ISBN-13 : 978-4150309152
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,796位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月23日に日本でレビュー済み
ここでの中心は二つある。一つははるばるケイロニアからやってきたハゾスをはじめとした主立った者たちとの再開であり、もう一つはグインの記憶に起こる変化である。記憶の変化は読者が簡単に予想できるように「古代機械」によってもたらされるのだが、その変化は決して回復とは言えないものであった。というのも以前の記憶は復元されたが、逆に最新の記憶が失われていたからである。そのような展開にした理由はおそらく次巻以降の内容を遠くに睨んでのことなのだろうが、読者としてはそこにどうにももどかしい思いを感じないわけにはいかない。
2008年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おいおい、この10巻分をこういう形で修正してしまうかぁ、と思いながらも、ようやくランドックとグインの接点を古代機械を通じて一気に記してしまいました。
他のレビュアーも書いていますが、丁度転換点となる巻かもしれません。ハゾスなどケイロニアの重臣とパロのヴァレリウス、ヨナなどとの接点も読んでいて楽しいですね。
……ただ、やっぱり気になるのは作者の栗本さんの体調。121巻までは書き上げているとは言え、未完のまま終わってしまう可能性があるので本当に心配です。
他のレビュアーも書いていますが、丁度転換点となる巻かもしれません。ハゾスなどケイロニアの重臣とパロのヴァレリウス、ヨナなどとの接点も読んでいて楽しいですね。
……ただ、やっぱり気になるのは作者の栗本さんの体調。121巻までは書き上げているとは言え、未完のまま終わってしまう可能性があるので本当に心配です。
2008年2月7日に日本でレビュー済み
10数巻ぶりに本を買った当日、あっという間に読み終えたほど、
先を読みたいと思えるおもしろさだった。
長かったグインの記憶問題にやっとピリオドが打たれ、
感動のハゾスほかケイロニアとの対面も。
これでやっと次巻から目まぐるしくうごめく、
目が離せない中原情勢へとグインサーガが戻っていける。
それにしても119巻にして外伝1巻の話にまだたどり着かないのはちょっと不安。
発行ペースをこれ以上あげるのは無理だと思うので、
1巻1巻の内容をテンポアップして、
なんとかグインサーガを著者存命のうちに、
きちんと完結してほしいと心から願っている。
先を読みたいと思えるおもしろさだった。
長かったグインの記憶問題にやっとピリオドが打たれ、
感動のハゾスほかケイロニアとの対面も。
これでやっと次巻から目まぐるしくうごめく、
目が離せない中原情勢へとグインサーガが戻っていける。
それにしても119巻にして外伝1巻の話にまだたどり着かないのはちょっと不安。
発行ペースをこれ以上あげるのは無理だと思うので、
1巻1巻の内容をテンポアップして、
なんとかグインサーガを著者存命のうちに、
きちんと完結してほしいと心から願っている。
2008年2月19日に日本でレビュー済み
本編はなかなかグイン・サーガっぽくて、良かったのではないでしょうか。
やっぱりいい人を捨てきれないヴァレリウス、やっぱり自分の自由が何よりも最優先のマリウス、やっぱり記憶を失っていようが泰然自若たるグイン。
グインの記憶障害も、大技で完全に解消とまではいかないまでも、進行します。
抜群の安心感を与えるケイロニア首脳陣の判断力とか対応力を見ると、根拠はなくても何かよい方に向かうのかなという気持ちにはなれました。
ただ、皆さん触れていらっしゃるように、あとがき。
もともと機械が書いているわけではなく、生身の体の作家の作品なわけで、なんとなくこの作品に関しては、完結するまでずーっと続くものと思い込んでいましたが、10数年前の乳がんの時も感じたように、やはり「人」の仕事であることを改めて感じています。
胆管がんでなくすい臓がんであったことが、神楽坂倶楽部に2008/2/19付けでアップされておりました...。
すい臓がんは発見が遅くなりがちだと言いますし、私が住んでいた前のアパートの大家さんも急に病状が悪化して亡くなりましたし、心配です。
昨年来、筆の力が落ちているのではと感じていましたが、体調不良だったのですね。
プロである以上、体調が悪いからといってクオリティが下がってもOKということではないのですが。
回復されたからと言って、急いで完結まで突っ走れというつもりもありません。
家族からしてみれば、それこそそんなことより健康が第一でしょう。
ただ、この方の場合「小説書くことのできない人生なんてね」って考えかねないですね。
グインの続きが読める読めないはこの際最優先事項ではありませんので、作者の一日も早い回復をお祈りします。できれば創作活動に影響の無いレベルで完治され、続きを読ませてもらえるとうれしいとは思いますが。
やっぱりいい人を捨てきれないヴァレリウス、やっぱり自分の自由が何よりも最優先のマリウス、やっぱり記憶を失っていようが泰然自若たるグイン。
グインの記憶障害も、大技で完全に解消とまではいかないまでも、進行します。
抜群の安心感を与えるケイロニア首脳陣の判断力とか対応力を見ると、根拠はなくても何かよい方に向かうのかなという気持ちにはなれました。
ただ、皆さん触れていらっしゃるように、あとがき。
もともと機械が書いているわけではなく、生身の体の作家の作品なわけで、なんとなくこの作品に関しては、完結するまでずーっと続くものと思い込んでいましたが、10数年前の乳がんの時も感じたように、やはり「人」の仕事であることを改めて感じています。
胆管がんでなくすい臓がんであったことが、神楽坂倶楽部に2008/2/19付けでアップされておりました...。
すい臓がんは発見が遅くなりがちだと言いますし、私が住んでいた前のアパートの大家さんも急に病状が悪化して亡くなりましたし、心配です。
昨年来、筆の力が落ちているのではと感じていましたが、体調不良だったのですね。
プロである以上、体調が悪いからといってクオリティが下がってもOKということではないのですが。
回復されたからと言って、急いで完結まで突っ走れというつもりもありません。
家族からしてみれば、それこそそんなことより健康が第一でしょう。
ただ、この方の場合「小説書くことのできない人生なんてね」って考えかねないですね。
グインの続きが読める読めないはこの際最優先事項ではありませんので、作者の一日も早い回復をお祈りします。できれば創作活動に影響の無いレベルで完治され、続きを読ませてもらえるとうれしいとは思いますが。
2008年2月12日に日本でレビュー済み
タイトルに「ランドック」と付いている通り、グインとランドックの繋がりが、古代機械を通しての仕組みを中心に明らかになってきます。
グインの記憶は、古代機械によって更に書き換えられてしまい、新しい部分の記憶が・・・。
ケイロニア宰相ハゾスの登場で、難問の大半の方向が見えてきました。
従って、この119巻は、大きな物語の転換点になりそうです。
そうした本編の進行具合ももちろん気にはなるのですが、それ以上に心配なのは作者の様態です。ですから、「あとがき」から読んでしまいました。
胆管癌。あまり聞かない病名ですが、癌には違いありません。無事に手術が終わって、早く復帰して欲しいです。でも、無理はしないようにして、シリーズの完結を是非成し遂げて欲しいものです。
グインの記憶は、古代機械によって更に書き換えられてしまい、新しい部分の記憶が・・・。
ケイロニア宰相ハゾスの登場で、難問の大半の方向が見えてきました。
従って、この119巻は、大きな物語の転換点になりそうです。
そうした本編の進行具合ももちろん気にはなるのですが、それ以上に心配なのは作者の様態です。ですから、「あとがき」から読んでしまいました。
胆管癌。あまり聞かない病名ですが、癌には違いありません。無事に手術が終わって、早く復帰して欲しいです。でも、無理はしないようにして、シリーズの完結を是非成し遂げて欲しいものです。
2008年4月17日に日本でレビュー済み
前半はちょっとおもしろさからは遠ざかっていて、
またこの巻も通過点なのかとあきらめかけました。
が、後半!おっと驚く展開が待っていました。
そうそう、こうでなくっちゃと言う感じです。
グインはいつも頼りがいがあって、何でも出来て、
すごいなと感心することばかりでしたが、
今回はかわいそうに思いました。
つらい120巻になりそうです。
またこの巻も通過点なのかとあきらめかけました。
が、後半!おっと驚く展開が待っていました。
そうそう、こうでなくっちゃと言う感じです。
グインはいつも頼りがいがあって、何でも出来て、
すごいなと感心することばかりでしたが、
今回はかわいそうに思いました。
つらい120巻になりそうです。
2008年6月17日に日本でレビュー済み
悩んだ割に意外とあっさり記憶が戻りました。
ただ戻り方が意図的に不完全で、直近の記憶がなくなったようです。
あんなに大事にしていたスーティとの関係も白紙になったのでしょうか。
そう考えるとちょっとせつなくなります。
もう一波乱ありそうです。次の巻がはやく読みたくなりました。
ただ戻り方が意図的に不完全で、直近の記憶がなくなったようです。
あんなに大事にしていたスーティとの関係も白紙になったのでしょうか。
そう考えるとちょっとせつなくなります。
もう一波乱ありそうです。次の巻がはやく読みたくなりました。
2008年3月14日に日本でレビュー済み
ついにケイロニアの重鎮たちとの再会を果たすグイン。
涙涙の再会劇には思わず眼が潤んでしまいます。
しかし、ここで超展開が!一体ここ10巻はなんだったんだ?と思わずコケました。
(まぁ、作者得意の「思わぬ伏線」がたくさんしかけられたのかも知れませんが)
いずれにせよ、作品も本編に戻り、いよいよ急ピッチの展開が期待できますね。なんだかんだ言いながらも、大好きな作品。作者様には、是非病気を完治いただき、グインの更なる活躍を見せていただければ、と切に願っています。あと何年でもつきあいますので。
涙涙の再会劇には思わず眼が潤んでしまいます。
しかし、ここで超展開が!一体ここ10巻はなんだったんだ?と思わずコケました。
(まぁ、作者得意の「思わぬ伏線」がたくさんしかけられたのかも知れませんが)
いずれにせよ、作品も本編に戻り、いよいよ急ピッチの展開が期待できますね。なんだかんだ言いながらも、大好きな作品。作者様には、是非病気を完治いただき、グインの更なる活躍を見せていただければ、と切に願っています。あと何年でもつきあいますので。