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見知らぬ明日 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-130 グイン・サーガ 130) 文庫 – 2009/12/10
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- 本の長さ148ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/12/10
- ISBN-104150309752
- ISBN-13978-4150309756
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/12/10)
- 発売日 : 2009/12/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 148ページ
- ISBN-10 : 4150309752
- ISBN-13 : 978-4150309756
- Amazon 売れ筋ランキング: - 700,005位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
この半分のページしかない130巻。
栗本薫による「グイン・サーガ」の最終巻。
30年の長きにわたり書き継がれてきたこの物語が終わってしまうなどということは、ましてや未完で、考えられません。
この130巻のストーリー展開は、今までになくスムーズです。
でも、意外性に溢れた展開や、先を暗示する話の挿入はちゃんとされています。
それだけに、この半分の分量に作者の心血を注いだ「書きたい」と言う強い気持ちを感じます。
死の1ヵ月前に書かれたこの本に、作者のこの物語を愛する情熱を感じます。
作者の夫であり、第1巻の時の編集者であった今岡氏が語るように、この「グイン・サーガ」の世界を広げてくれる人が出てくることを強く望んで止みません。
文字を打つ人間として尊敬していましたけど。
中学生の頃に知り、授業中に机の下でむさぼるように読み、人生の半分以上を共に暮らした作品。だから、評価は甘いかもしれないけれど、感謝の気持ちを込めて★5つを付けさせていただきます。
消える寸前のろうそくのように必死に書き続けたグインだと言うことがひしひしと伝わってきます。
世界の変容に耐え続けるヴァレリウス、喪に耐えるだけで世をはかなんでいた状態から抜けようとしているリンダ、危うい冒険をまた始めようとするイシュトヴァーン、捕らえられたフロリー……
この巻には登場しませんが、グイン、ヴァルーサ、シルヴィア、スカール、ヨナ、カメロン、グラチウス、登場人物の誰もが「これからどうなってしまうのだろう」を残した物語となっていました。
この世界の窓は閉じられてしまいました。
残念なことに私にはこの世界を覗いて伝える能力がありません。
きっと、どこかにこの世界を見ることができる人が、語るマリウスがいるのだと思います。
その吟遊詩人に出会えることを楽しみにしています。
いったい何処まで行くのかと、ずっと続くのかと思っていたのですが、悲しいかな。
やはり終りは来てしまうものなんですね。
グイン・サーガの後書きで知らされる作者の体調について。
この130巻もきっと体調の悪い中で書き続けていたんだろうな。
唐突に終わる物語。
(未完)の文字がとても悲しかった。
なんか、内容も遺作っぽい、というか、いつもと違うテイストな気がしました。
続きをもっと読みたかった。
いままでありがとう。自分は21年間お世話になりました。
これだけの空前、そしておそらくは絶後の物語なのだから、誰かに書き継いで欲しいという気持ちもあるし、誰が書き継いでもいままでのファンから「こんなのグインではない」と批判されるだろうとも思う。いっそもう、この第130巻第2話第4節の続きから、いろんな作家が書き継いでパラレルワールドにしてもいいのかもしれない。せっかくこれだけの何十年もかかって作り上げた舞台があるのだから。
まさか『明暗』のレビューで漱石へ追悼の言葉を書く人もいないでしょうし、ここはレビューを書く場であって、亡くなった著者への弔辞を述べる場ではないので、あくまでも感傷を排して、普通にこの巻単独のレビューと、最終巻ということでシリーズ全体を通してのレビューを書きます。
……と、言いましても……
さすがに第130巻のレビューはなんとも言いようがありません。
140ページくらいしか本文は無く、最後には(未完)となっています。
巻末には編集者の解説が掲載されています。
無駄に何人ものゆかりの人の弔辞を載せたりせずに、薄い本として出版したのは良かったと思います。
内容については、半分で終わっているのでなんともいいにくいのですが、イシュトがKY発言をしたり、イシュトからの仰天発言にヴァレリウスがぶちのめされたり、そしてイシュトが何かをやらかそうとして、というところまでです。
なんとなく、文章が崩れ気味のようにも感じるのですが、この巻が最後の力を振り絞っての執筆だったから、というのが分かっているからそう見えてしまうのかもしれません。
「見知らぬ明日」というのは第一話のタイトルにもなっています。まさにその通りに未完となってしまったのは大変残念です。
シリーズ全体として。
なんといっても世界最大の長さ、そして長いだけでなく面白さもある小説でした。
途中で、タイス編のようなダレる部分もありましたが、長い中では当然緩急も必要だと思います。
本編だけでも130巻読み続けてこれたのは、やはり卓越した大河ロマンだったから、ということです。また、外伝では、短編、あるいは一冊読み切りエピソードなどに傑作と呼べるものが結構あったように思います。
ただ、やはり(未完)という最大の欠点を持っていますので、シリーズ全体の評価として★4とします。
お疲れ様でした。
グインの世界の物語を書けるのは先生だけ。
他の誰にも書けはしない。
こんな偉大かつ巨大な重力を持った物語に出会えたことに感謝です。