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天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-19) 文庫 – 2013/1/25
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《救世群(プラクティス)》は全同胞の硬殻化を実施、ついに人類に対して宣戦を布告した。
准将オガシ率いるブラス・ウォッチ艦隊の地球侵攻に対抗すべく、
ロイズ側は太陽系艦隊(システムフリート)の派遣を決定。
激動の一途を辿る太陽系情勢は、恒星船ジニ号に乗り組むセレスの少年アイネイア、
そして人類との共存を望む《救世群(プラクティス)》の少女イサリの運命をも、
大きく変転させていくが――第6巻完結篇
さようなら、みんな。
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2013/1/25
- 寸法10.6 x 2.1 x 15.7 cm
- ISBN-104150310947
- ISBN-13978-4150310943
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商品の説明
著者について
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。
また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。
他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2013/1/25)
- 発売日 : 2013/1/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4150310947
- ISBN-13 : 978-4150310943
- 寸法 : 10.6 x 2.1 x 15.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 385,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 590位ハヤカワ文庫 JA
- - 2,061位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 34,154位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。
他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
ホームページは、小川遊水池 http://homepage1.nifty.com/issui
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今回はレンズマンと最終戦争だったのですね。
2009年9月 天冥の標I メニー・メニー・シープ
から
2013年1月 天冥の標VI 宿怨Part3
まで、
3年4ヶ月と9冊をかけて、背景がほぼわかった模様。
メニー・メニー・シープに登場した、
医師セアキ、
アンチヨークスのアウレーリア、
メイスンのクレブ、
ラバーズのラゴス、
ダダー、
イサリ、
ノルルスカイン、
フェオドール、
カヨ等の
関係というか因縁が結ばれました。
まだメニー・メニー・シープとはといった本質と
フェロシアンがあるいは救世群はなぜ忘れられた、
地底の戦艦は等の謎は残ります。
1冊目で提示した謎、疑問をここまで引っ張り、明かしていく各巻をハイレベルのSFに仕上げ、
だれずにシリーズ化しているのは素晴らしすぎます。
しかも、ここからメニー・メニー・シープへの道が描かれ、
そして、その後がわかるはずだとは。
ああ楽しみ過ぎます。
VIがPart1で始まった時は、十部作の一が三冊以上とは(二冊構成なら上、下のはずなので)掟破りではないのか。
いつになったら結末を知ることができるのかと思いました。
しかしPart3を読み終えて、まだまだ読み続けたい、いっそ次はもっと長く。
などと思っている自分がいます。
以上
ただ、三冊まとめて購入には送料を多少は負けて欲しかった。
しかし彼らは、種族不妊という新たな絶望に直面していた。一方、《救世群》の艦隊からジニ号を守る為、
ドロテアに乗り込んだアイネイアは、裏で糸を引く情報知性ノルルスカインとミスチフの存在を知り……。
全編クライマックスというべき第6巻完結篇。
太陽系外知性体の思惑に踊らされた人類が相争い、大破局を迎える。――破滅へと転落する事態
のなか、ある小惑星でなされた和解への努力は、茫漠たる宇宙を照らす道しるべとなりうるのか?
人間の知性と実存が問われる。
本作を読んで、ふと気がついたことがあります。《救世群(プラクティス)》というのは、いわば“いじめられっ子”なのではないかと。いじめなどと言うと、ありふれた表現ですから、本作のスケールが矮小化されるように感じられるかもしれません。しかし、いじめは大きな苦痛を伴い、ときには命を失うこともある、深刻な現象です。
そもそも《救世群》があのような暴挙に出たのは、500年前に千茅たちが冥王斑で苦しみ、それが元でずっと不利益を受けてきたことが原因です(ひいては、ミスチフとあの憎きオムニフロラのせい)。冥王斑で苦しんだこと自体は決して《救世群》自身の責任ではありません。しかし、彼らは500年のうちに、あまりに歪んでしまいました。大きすぎる苦痛と恨みが、普通の人間をあれほどまでに凶悪な存在にしてしまったのです。非染者たちは、その心情と行為は様々としても、結果として《救世群》を苦しめてきました。これは、非染者という“いじめっ子”が《救世群》をいじめている構図に見えます。そして、今回はいじめられっ子がいじめっ子に復讐をしたわけです。双方にそれぞれ言い分があり、いずれもある程度同情や理解の余地がありますが、結局、両者の溝を埋めることはできませんでした。
しかし、わずかな希望は残されています。本巻第五章のタイトルは「天冥の標」(ついに来た!)。ここでのブレイド・ヴァンディとノルベール・シュタンドーレを中心としたやり取り。このときのことは、きっと「天冥の標7」以降に生かされることでしょう。おそらく《穏健な者》たちやノルルスカイン、そしてミスチフとオムニフロラの思惑を超えた形で。
しかし、本書では、キンドル版がタイミングよく出版され、非常に満足しています。
最近は、紙の書籍を買う期待がほとんどなく、キンドル版がで出ていない書籍は読まないようになりつつあります。
寝る前に読むので、寝てしまいなかなか進みません。