かなり一般文芸寄りの作品SF。いやSF風一般文芸と云ったところか。
嘗てのテロ行為により地球に流刑と成った異星人は攻撃性を奪われ、おとなしめの犬耳少年の姿で、とある独り暮らしの女子高生と出会い、同棲する。だが、彼の監察役である女性の異星人や彼に恨みを持つ異星人も現れて・・・
作者の注目は異星人と地球人の出会いではなく、あくまで異質な男性に恋した一人の女性にある。又、その描き方はエンターテイメントの視線ではなく文学に近い。
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咎人の星 (ハヤカワ文庫 JA ユ 3-1) 文庫 – 2013/1/25
ゆずはらとしゆき
(著)
1990年の春、寂れた地方都市の片隅で鬱屈した日々を送る少女、永田香名子。
そんな彼女が出会ったのは、ハヤタと名乗る犬耳の家政夫だった。
奇妙な同居生活のなかで二人は否応なく魅かれあっていくが、
彼と右手に融合している〈銃〉の罪を贖う〈情緒回復計画〉が達成された時、ハヤタは残酷な刑へ処せられる運命にあった――。
異星の罪人とともに、1990年から2012年までの荒涼たる世界を生きた、ひとりの女性の物語。
そんな彼女が出会ったのは、ハヤタと名乗る犬耳の家政夫だった。
奇妙な同居生活のなかで二人は否応なく魅かれあっていくが、
彼と右手に融合している〈銃〉の罪を贖う〈情緒回復計画〉が達成された時、ハヤタは残酷な刑へ処せられる運命にあった――。
異星の罪人とともに、1990年から2012年までの荒涼たる世界を生きた、ひとりの女性の物語。
- 本の長さ444ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2013/1/25
- ISBN-104150310955
- ISBN-13978-4150310950
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商品の説明
著者について
ゆずはらとしゆき
東京都出身。小池一夫に師事し、漫画原作者、ゲームシナリオライターを経て、小説へ活躍の場を移す。
「昭和」を題材とした空想伝奇小説を得意とする。
主な著作に、『空想東京百景』『雲形の三角定規』、『十八時の音楽浴~漆黒のアネット』(原作:海野十三)、
本書『咎人の星』の原型『ペンデルトーンズ~咎人の星』(漫画原作)など。
また、作家業の傍ら、「パノラマ観光公社」名義で企画編集者としても活躍している。
ホームページは「ゆずはら置き場」。
東京都出身。小池一夫に師事し、漫画原作者、ゲームシナリオライターを経て、小説へ活躍の場を移す。
「昭和」を題材とした空想伝奇小説を得意とする。
主な著作に、『空想東京百景』『雲形の三角定規』、『十八時の音楽浴~漆黒のアネット』(原作:海野十三)、
本書『咎人の星』の原型『ペンデルトーンズ~咎人の星』(漫画原作)など。
また、作家業の傍ら、「パノラマ観光公社」名義で企画編集者としても活躍している。
ホームページは「ゆずはら置き場」。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2013/1/25)
- 発売日 : 2013/1/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 444ページ
- ISBN-10 : 4150310955
- ISBN-13 : 978-4150310950
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,515,411位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都出身。小説家&企画編集者。2000年デビュー。
主にライトノベルを執筆。『空想東京百景』シリーズの他、『咎人の星』『雲形の三角定規』『漆黒のアネット』『桃瀬さん家の百鬼目録』『葉名と伯父さん』など。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月4日に日本でレビュー済み
男女の恋愛がテーマなのかと思いきや母親が与えた男の子への役割に対する怒りというか、憎しみがある母子の関係回復を描いたとある作品の批判に繋がり、それを最後にエッセイとして固定化して読者の自由な感想を奪っている所があります。あえて分かりやすさを保障しようとしたのかもしれませんが。
本当は小説だけであの作品への批評がしたかったけど、オマージュと言われるのが嫌だったからエッセイで補強したのかなぁと思う内容でした。
内容は男性向けジュブナイルポルノの文体と体裁でやってるのですが、あの作品より母親とか女に対する憎しみや歪みで満ちていて好みが分かれる内容だと思います。少女漫画を読む男性陣はこの作品に対してどう思うのかなと気になりますね。
本当は小説だけであの作品への批評がしたかったけど、オマージュと言われるのが嫌だったからエッセイで補強したのかなぁと思う内容でした。
内容は男性向けジュブナイルポルノの文体と体裁でやってるのですが、あの作品より母親とか女に対する憎しみや歪みで満ちていて好みが分かれる内容だと思います。少女漫画を読む男性陣はこの作品に対してどう思うのかなと気になりますね。