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公正的戦闘規範 (ハヤカワ文庫 JA フ 4-4) 文庫 – 2017/8/24
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- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2017/8/24
- ISBN-104150312907
- ISBN-13978-4150312909
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2017/8/24)
- 発売日 : 2017/8/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 335ページ
- ISBN-10 : 4150312907
- ISBN-13 : 978-4150312909
- Amazon 売れ筋ランキング: - 564,732位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 884位ハヤカワ文庫 JA
- - 2,906位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

1971年生まれ。国際基督教大学を中途退学。舞台美術、イラストレーターなどの職を経たのち、2012年にスマートフォンで執筆した小説「Gene Mapper」を電子書籍として販売。当年のKindle本で最も販売数の多い小説となり、作家へと転身する。
2013年には早川書房より『オービタル・クラウド』を刊行。第35回日本SF大賞と第47回星雲賞日本長編部門を受賞する。デビュー作の『Gene Mapper -full build-』と短編集の『公正的戦闘規範』も日本SF大賞の最終候補作にノミネートされている。
日本SF作家クラブの第18代会長を三年間務め、現在はクラブの理事として日本SFを支援している。
活動は一般小説にも及び、仮想通貨社会を描いた『アンダーグラウンド・マーケット』、警察IT小説の『ビッグデータ・コネクト』、オリンピック後の東京を舞台とした『東京の子』などの現代小説を執筆している。
ITエンジニアリングを通して世界と向き合う連作短編集『ハロー・ワールド』では、第40回吉川英治文学新人賞を受賞した。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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SFって、たまに読むと単語でまごついちゃうんですよね、漢字にフリガナとかアルファベット略称とか。
でもまあ、マイケル・ルイスのを読むときみたく、わかんないところは置いといて全体の雰囲気にまかせて読み進めれば、道は自ずと開く。
なんかこう、テクノロジーの進み具合を肯定とか否定とかではなく、流れ流されつつちゃんと見極めてるところがいいですね。
量子とかAIとかウェアラブルとかそういったものがいっぱい出てくる近未来テイストなのだけど、大事にされているのが過去も含めた今だったり、そこにいる人たちだったりするのが、とても安心できる。
たぶんこの人の作品は中・長編が面白いんだろうなあと感じる短編集だった。
いや、物足りないというわけではなくて、もっと伸ばして書き込んでほしいのよ、もうちょっと終わりは向こうに置いてほしいし、というカンジ。
ページを繰るのが楽しいんですね。
世の中は変わっていくのだけれど、大切にするものは変わらない。
そんなことを思ってしまったんです、この本で。
希望、かなあ。
今回の短編集も最新技術を使った近未来が書かれているが、私も量子コンピュータの本を何冊か読んでいた為登場する用語はすんなり理解できた。
※量子コンピュータがわからなくても問題ないが。
短編集の最後に宇宙を扱う作品があり、過去に読んだホーガン作品を思い出した。
SFなので技術的な飛躍はもちろんあって良いのだけれど、CNTでリングワールドを作る話とか、確かに分子一個分の厚みのシートで作れるなら本家より圧倒的に少ない物量で構築できるのはわかるけれど、本編を読んだだけではちゃんと計算が成り立っているのか良くわからない。
しかも本家でさえ物理的に安定しないのでは?と言われているのにこれは安定しないでしょう。
本編中で登場人物が、細長い物体(登場人物が乗っている宇宙船)が、潮汐力で太陽に向かって立つ、と自ら言っているのに、そこから放出したリボンが太陽に対してリング状に展開するというのは、整合性が取れないよなあ...と思うわけで。
なので、もう少し「こうすれば上手く行く」的な描写が、「うわ、気がついたら凄いことになってる!」的な驚きだけで、なんか釈然としないよね、という思いが。
表題作「公正的戦闘規範」は、これはもう「タイトル勝ち」なセンスの良さがあって、中身が何であれ、良い。(だから買った)
音楽で言う「ジャケ買い」のレベルです。
テーマも現代的で興味深いですね。戦争の主体がロボットやAIに取って代わられていくなら、歯止めがなくなるとか、そういう技術を持たない国との戦闘の非対称性とか。まあ、鋼鉄の馬にまたがる戦神(美人)というビジョンは、いいような?無理があるような?気もするけれど。
量子コンピュータ凄い系と、AIの目覚めもの2本。
どちらも「自律進化」しちゃった的な話で、なるほど感はあり。
ただし、なぜ人間に都合の良い方向に進化したのか?というところをもっと書き込んでほしい。作者の頭の中にはロジックがあると思うのだが、作品には「片鱗」しか書いてない。
量子コンピュータは、サラリーマン巡回問題とか解くのは原理的に得意とされているけれど、プログラムのデバッグに使うのはどうなんだろう。しかも、「サラリーマン巡回問題」はベタに解こうとするから大変なのであって、アルゴリズムの工夫で現実解を導き出すのが、コンピュータサイエンスって物ですわね。
ちょっと前にラノベで猛威を奮っていた「ナノマシン」がSFというより魔法の粉であったように、量子コンピュータも取り扱いを誤るとただの流行りもので終わりそうな気がするんですよね。量子コンピュータというネタで、ホーガンやハインラインを凌ぐコンピュータSFの傑作が出てきたら面白いんですが。
それも、技術の発展が引き起こす悲劇というのとは真逆の方向性で
(ただし、解決した先が秩序だけとは限られていない。それが又良い)
テーマも、文体もとても相性が良かったので、この著者をこの後追いかけていくことになるなと確信した。
果たして生活のかかっているテロリストが福井晴敏的な浪花節に乗ってくるだろうか?(少なくとも現状の)機械学習は与えられた課題外にまで勝手の増殖する道理はないのでは?量子が未来予知できるってのは流石にちょっと無理ない?
どうにもこの短編に関しては「面白い」よりも「気になる」成分の方が多かった。