無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114) 文庫 – 1976/3/14
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1976/3/14
- ISBN-104150401144
- ISBN-13978-4150401146
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1976/3/14)
- 発売日 : 1976/3/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4150401144
- ISBN-13 : 978-4150401146
- Amazon 売れ筋ランキング: - 608,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハヤカワSFシリーズポケット判は1970から購入しています。現在、100冊近く持っています。火星年代記は同じ本が実は3冊ありますが、私が丁寧に保管している本より劣化が全然なく期待以上の美本でした。買ってよかったです。
2011年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは、私が子供のころにTVでやってたSF。なので、私はTVの映像作品の方が馴染みがあります。
原作を読んだのはつい何年か前で、最近また読み返しました。何回読んでも新鮮さがある作品です。
私が幼いころから抱いているSFに対するイメージは「未知との遭遇」「未知への恐怖」「バッドエンド」で、その源流はこの作品だと思ってます。それほど強烈に印象に残る話が多いです。
この作品はオムニバスなのですが、どの作品も根底にうっすらと恐怖が流れています。それはやはり、自分の知る現実とは異なる世界が描かれていて、そしてそれらが、読み進めながら結末が予想できないゆえの恐怖なんだと思います。
世界観の描き方も素晴らしいですが、人物描写もすごいです。人間の心の闇を覗くような描写が多いと感じます。
原作を読んだのはつい何年か前で、最近また読み返しました。何回読んでも新鮮さがある作品です。
私が幼いころから抱いているSFに対するイメージは「未知との遭遇」「未知への恐怖」「バッドエンド」で、その源流はこの作品だと思ってます。それほど強烈に印象に残る話が多いです。
この作品はオムニバスなのですが、どの作品も根底にうっすらと恐怖が流れています。それはやはり、自分の知る現実とは異なる世界が描かれていて、そしてそれらが、読み進めながら結末が予想できないゆえの恐怖なんだと思います。
世界観の描き方も素晴らしいですが、人物描写もすごいです。人間の心の闇を覗くような描写が多いと感じます。
2017年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、テレビ映画でみたので思い出して買ってみた。感想としては、映画の影響が強いせいか、あまり面白くはなかった。文章の表現がわかりにくいと感じた。
2017年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧にメンテナンスされ状態がとても綺麗でした。昔持っていた物が何度も読み傷みが激しくなって、大変気にいっていた本なので本屋で探しても改訂後の版しかなく、またどうしても改訂前の版が欲しくて注文しました。これからも大事に何度も読み返します。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
およそ空想科学小説と名のつくもので、これほど叙事詩的な魅力をそなえた作品が他にあるのだろうか。伝統的なSFのアイデアを
かりながらも、まったく違う世界観をブラッドベリは構築してみせた。
主題となるのは、タイトルにも冠してある通りで年代記。地球から火星へのアプローチを短編や、さらに短いショートショート形式で
連鎖させ、火星を植民地化していく過程を年表として読ませる。めくるめく好奇心の底流に、優れた文明批評を織り交ぜた珠玉の作品だ。
私的に「二〇〇五年四月 第二のアッシャー邸」の件は、考えさせられると同時に面白いなア。この精神は全然現代にも通じる。むしろ
今なんかジャストフィットしてるのかも。無味乾燥なぐらい合理的に生きているようでいて、まったく合理的じゃない感覚に共感できる。
理性的な〈逃避〉を《過激》としてしまう。創造力の源ともなる〈空想〉を、いやその空想することさえ《危険》とみなしてしまう。
この感覚。。便利この上ない社会において、強迫観念とも呼べるもどかしさが出てくるのはなんなのか。。もちろん本質は常に二律背反
で、今ほど創造性に満ちた時代も珍しく、めまぐるしく創造している。一方で、それらにまったく新しさを感じないのは何故か?もはや
ミーハーになろうにもなれやしない。暴走するのは危険だ。だから抑圧して規制するのは当然の流れではあるが、一歩間違うと〈正直〉で
あることさえ《剥奪》している。この、おどろおどろしいけど愉快なエピソードに一流の風刺を感じてしまう。正直なんだよな。
そして、なんだかんだひっくるめて最後は感動的なんです。人間ほど愚かな行為をする存在もいないが、人間ほど諦めない存在もいないの。
常に、いまから ここから の精神。透徹したブラッドベリの眼差しが何より最高だ。
かりながらも、まったく違う世界観をブラッドベリは構築してみせた。
主題となるのは、タイトルにも冠してある通りで年代記。地球から火星へのアプローチを短編や、さらに短いショートショート形式で
連鎖させ、火星を植民地化していく過程を年表として読ませる。めくるめく好奇心の底流に、優れた文明批評を織り交ぜた珠玉の作品だ。
私的に「二〇〇五年四月 第二のアッシャー邸」の件は、考えさせられると同時に面白いなア。この精神は全然現代にも通じる。むしろ
今なんかジャストフィットしてるのかも。無味乾燥なぐらい合理的に生きているようでいて、まったく合理的じゃない感覚に共感できる。
理性的な〈逃避〉を《過激》としてしまう。創造力の源ともなる〈空想〉を、いやその空想することさえ《危険》とみなしてしまう。
この感覚。。便利この上ない社会において、強迫観念とも呼べるもどかしさが出てくるのはなんなのか。。もちろん本質は常に二律背反
で、今ほど創造性に満ちた時代も珍しく、めまぐるしく創造している。一方で、それらにまったく新しさを感じないのは何故か?もはや
ミーハーになろうにもなれやしない。暴走するのは危険だ。だから抑圧して規制するのは当然の流れではあるが、一歩間違うと〈正直〉で
あることさえ《剥奪》している。この、おどろおどろしいけど愉快なエピソードに一流の風刺を感じてしまう。正直なんだよな。
そして、なんだかんだひっくるめて最後は感動的なんです。人間ほど愚かな行為をする存在もいないが、人間ほど諦めない存在もいないの。
常に、いまから ここから の精神。透徹したブラッドベリの眼差しが何より最高だ。
2013年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色褪せてない、と思いました。1950年4 月の初版(アメリカ)と記されています。今回購入の日本での初版は1976年でしたが。そして思ったのは、最後の最後まで物語は生きているということ。終いのページまで、作者・ブラッドベリは語るのです。未来という過去からつづく永遠を。
2010年6月1日に日本でレビュー済み
爆笑問題の太田さんが進めていたのを、なんとなく思い出して購入。一気に読んでしまいました。
時代を感じさせない文章で、そして設定が秀逸。
短編集ということ、文体、そしてオチのつけ方など、星新一を思い出しました。(全体としてはつながっている話ですが)。
この時代設定が、すでに現実としてもう目の前(1999年から2026年の間の設定)だと思うと、
その間の時代の変化なども想像してしまって、それもまた、面白いです。
宇宙への進出は、予想していたよりも、ゆっくりなようですが…。
夢があって、そして苦い現実も。
お子さんが読むのにもおススメだと思います。
時代を感じさせない文章で、そして設定が秀逸。
短編集ということ、文体、そしてオチのつけ方など、星新一を思い出しました。(全体としてはつながっている話ですが)。
この時代設定が、すでに現実としてもう目の前(1999年から2026年の間の設定)だと思うと、
その間の時代の変化なども想像してしまって、それもまた、面白いです。
宇宙への進出は、予想していたよりも、ゆっくりなようですが…。
夢があって、そして苦い現実も。
お子さんが読むのにもおススメだと思います。