本自体は普通の中古本でした(綺麗でも汚くもない)。
内容はかなり良いです。
相変わらずのマクレーン節で、HMSユリシーズとこれは同じぐらい楽しめました。
自分なりに順位を付けると・・・
1位:HMSユリシーズ
2位:荒鷲の要塞
3位:ナヴァロンの要塞
こんな雰囲気です。
どれも「言い回しがひねくれてる & 登場人物が多い & 地名も多い」ので複数回読まないと納得できないところが嬉しいです。
マクレーンは良いです!
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ナヴァロンの要塞 (ハヤカワ文庫 NV 131) 文庫 – 1977/2/1
アリステア マクリーン
(著),
平井 イサク
(翻訳)
ナヴァロンの要塞 (ハヤカワ文庫 NV 131)
- 本の長さ393ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1977/2/1
- ISBN-104150401314
- ISBN-13978-4150401313
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1977/2/1)
- 発売日 : 1977/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 393ページ
- ISBN-10 : 4150401314
- ISBN-13 : 978-4150401313
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,176位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画と違って全く女っ気は有りませんが、くどい位の人物描写は個人的に大好きです。
2018年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マクリーンの第2作目。
原本と翻訳と両方、気に入って購入。
ハードな冒険モノとして、間違いのない傑作です。
次々に起こる苦難、ストーリー展開の早さも魅力ですが……
なんといっても、主人公を初め、登場人物たちが素晴らしい。
誰もが、魅力にあふれています。
結末を知りながら、何回読み返しただろう……?
お勧めです。もちろん、☆5つ。
原本と翻訳と両方、気に入って購入。
ハードな冒険モノとして、間違いのない傑作です。
次々に起こる苦難、ストーリー展開の早さも魅力ですが……
なんといっても、主人公を初め、登場人物たちが素晴らしい。
誰もが、魅力にあふれています。
結末を知りながら、何回読み返しただろう……?
お勧めです。もちろん、☆5つ。
2021年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の間に死んだ虫が残っていました。もったいない本舗様では過去にこのようなことは一度もありませんでしたので残念です。
2010年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争小説は批判される要素がありがちだと感じています。
しかしこの小説にはあてはまらないと思います。
小説としては勿論「面白い」のですが、
オモシロ半分でエンターテイメントにするような作品とは違います。
主人公達の活躍はかっこいいけど、同時に悲さを噛み締めています。
そこここに心配りがあると思います。
安っぽい戦争物には嫌気がさしている人にも、試してみてほしいです。
それから、少数精鋭のチームが絶望的な難易度のミッションで敵地へ潜入する…
といった冒険物なので、
硬派な冒険物が好きな人にもお勧めできます。
しかしこの小説にはあてはまらないと思います。
小説としては勿論「面白い」のですが、
オモシロ半分でエンターテイメントにするような作品とは違います。
主人公達の活躍はかっこいいけど、同時に悲さを噛み締めています。
そこここに心配りがあると思います。
安っぽい戦争物には嫌気がさしている人にも、試してみてほしいです。
それから、少数精鋭のチームが絶望的な難易度のミッションで敵地へ潜入する…
といった冒険物なので、
硬派な冒険物が好きな人にもお勧めできます。
2017年10月23日に日本でレビュー済み
秋の夜長、何か面白い冒険物をと思い、手に取ったのがこの作品です。
ドイツ軍の誇る難攻不落のナヴァロンの要塞を破壊する、という超困難 (と言うかほとんど不可能) なミッションに挑む、マロリー大尉をはじめとする五人の個性豊かなイギリス軍の男たちの物語。
しかも正面からの攻撃は何度も失敗しているので、今度は、絶対に登攀不可能といわれるナヴァロンの南壁(完全な絶壁)からロッククライミングで登攀して敵地に侵入を試みるというもの。
おまけに、マロリー大尉は極めて有能な指揮官であると同時に世界的な登山家でもあるという設定。
こんな作品なので、これは、ジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」とボブ・ラングレーの「北壁の死闘」(いずれも冒険小説の金字塔) を足して2で割ったような傑作に違いないと思った次第。
じっさい読み始めてみると、「この作戦、けっきょく成功しないのでは?」と思わせるくらい、次から次へと想定外の困難や、とうてい克服できそうもない障害が、マロリー以下5名の侵入を妨げる。
襲いかかるピンチの度合いがハンパないので、「このピンチを抜け出せたら奇跡だよ!」と読みながら独り言が出るほど。
とくに要塞警備のドイツ軍に捕まった時など、ハラハラしどおしで、もう駄目かと思いました。
この作品、絶体絶命のピンチに遭遇するたびに、彼らが一体どうやって克服するのかが、読むがわのもっぱらの関心事です。
チームの中に戦死者も出てしまうのだが、チームの面々の特技やらチームワークやら、あるいは二名の現地人の協力やらで、再三にわたってピンチを切り抜けていく。
この冒険小説には推理小説のような要素もあって、「どうしてあの時、あんな想定外のピンチに見舞われたのか?」という疑問が見事に解明される。どうりで絶体絶命のピンチが異常に多かったわけだ。
物語のシチュエーションが第二次世界大戦中の連合軍対ドイツ軍の熾烈な戦いであるだけに、目をそむけたくなるような残酷なシーンも多々あり、戦争の悲惨さに胸が痛んだのも事実だ。ドイツ側もイギリス側も同じ人間なのに、どうして命を奪い合わなければならないのか、と。
あくまでも、秋の夜長を楽しく過ごすための娯楽の読書であり、戦争の悲惨さを再認識するために読んだ分けではないのだが、夢中で読み終わった結果、心に残った印象は、「戦争は無益だ、悲惨だ、残酷だ、もう2度とごめんだ」という言葉に尽きてしまった。
そうは言っても、最初から最後までハラハラドキドキさせる傑作冒険小説であることは間違いないです。
ドイツ軍の誇る難攻不落のナヴァロンの要塞を破壊する、という超困難 (と言うかほとんど不可能) なミッションに挑む、マロリー大尉をはじめとする五人の個性豊かなイギリス軍の男たちの物語。
しかも正面からの攻撃は何度も失敗しているので、今度は、絶対に登攀不可能といわれるナヴァロンの南壁(完全な絶壁)からロッククライミングで登攀して敵地に侵入を試みるというもの。
おまけに、マロリー大尉は極めて有能な指揮官であると同時に世界的な登山家でもあるという設定。
こんな作品なので、これは、ジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」とボブ・ラングレーの「北壁の死闘」(いずれも冒険小説の金字塔) を足して2で割ったような傑作に違いないと思った次第。
じっさい読み始めてみると、「この作戦、けっきょく成功しないのでは?」と思わせるくらい、次から次へと想定外の困難や、とうてい克服できそうもない障害が、マロリー以下5名の侵入を妨げる。
襲いかかるピンチの度合いがハンパないので、「このピンチを抜け出せたら奇跡だよ!」と読みながら独り言が出るほど。
とくに要塞警備のドイツ軍に捕まった時など、ハラハラしどおしで、もう駄目かと思いました。
この作品、絶体絶命のピンチに遭遇するたびに、彼らが一体どうやって克服するのかが、読むがわのもっぱらの関心事です。
チームの中に戦死者も出てしまうのだが、チームの面々の特技やらチームワークやら、あるいは二名の現地人の協力やらで、再三にわたってピンチを切り抜けていく。
この冒険小説には推理小説のような要素もあって、「どうしてあの時、あんな想定外のピンチに見舞われたのか?」という疑問が見事に解明される。どうりで絶体絶命のピンチが異常に多かったわけだ。
物語のシチュエーションが第二次世界大戦中の連合軍対ドイツ軍の熾烈な戦いであるだけに、目をそむけたくなるような残酷なシーンも多々あり、戦争の悲惨さに胸が痛んだのも事実だ。ドイツ側もイギリス側も同じ人間なのに、どうして命を奪い合わなければならないのか、と。
あくまでも、秋の夜長を楽しく過ごすための娯楽の読書であり、戦争の悲惨さを再認識するために読んだ分けではないのだが、夢中で読み終わった結果、心に残った印象は、「戦争は無益だ、悲惨だ、残酷だ、もう2度とごめんだ」という言葉に尽きてしまった。
そうは言っても、最初から最後までハラハラドキドキさせる傑作冒険小説であることは間違いないです。
2015年7月31日に日本でレビュー済み
「女王陛下のユリシーズ号」の方が有名ですがこちらの方が圧倒的に面白かったです。
主要人物が揃い、作戦実行に至るまでが非常にスムーズに進む上、
無駄に長い回想も無く様々なシチュエーションの困難が待ち受けていて飽きさせません。
爽やかなラストと読後感もこれぞエンターテイメント!といった感じですね。
単純に面白くてカタルシスを感じることが出来る冒険小説が読みたい人にオススメです。
欠点を強いていうならばアンドレア幾ら何でもチート過ぎじゃないか?と思いましたw
主要人物が揃い、作戦実行に至るまでが非常にスムーズに進む上、
無駄に長い回想も無く様々なシチュエーションの困難が待ち受けていて飽きさせません。
爽やかなラストと読後感もこれぞエンターテイメント!といった感じですね。
単純に面白くてカタルシスを感じることが出来る冒険小説が読みたい人にオススメです。
欠点を強いていうならばアンドレア幾ら何でもチート過ぎじゃないか?と思いましたw
2013年10月10日に日本でレビュー済み
知力と体力の限りを尽くして、海に陸にまた空から襲うドイツ軍に立ち向かう不屈の男達の姿を描いた傑作。マクリーンは1970年代以降に書かれた(筆力が衰えた時期)以外はほとんどよんでいるが、『ユリシーズ号』は別格として、面白さはNO.1だとおもう。(綿密な文章にて再読にも耐えうる内容だ)
この小説の中の一部を紹介します。
彼はスティーブンズを見て微笑をうかべた。
「世の中の人間には、勇気のある人間も臆病な人間もないんだよ。みんな勇気のある人間なんだ。生れ、生き、そして死んでゆくーそれだけで勇気のいる、たいへんなことなんだ。われわれはみんな勇気のある人間であると同時に、みんな恐れているんだ。そして、世間で勇気のある人間とよぶ連中だって、われわれみんなとおなじように、勇気があると同時に、恐れているんだ。ただ5分長く勇敢だっただけなんだよ。・・・」
これぞまさに綿密な文体にて不屈の男達を描くーまさに大人のエンターテイメントです。
この小説の中の一部を紹介します。
彼はスティーブンズを見て微笑をうかべた。
「世の中の人間には、勇気のある人間も臆病な人間もないんだよ。みんな勇気のある人間なんだ。生れ、生き、そして死んでゆくーそれだけで勇気のいる、たいへんなことなんだ。われわれはみんな勇気のある人間であると同時に、みんな恐れているんだ。そして、世間で勇気のある人間とよぶ連中だって、われわれみんなとおなじように、勇気があると同時に、恐れているんだ。ただ5分長く勇敢だっただけなんだよ。・・・」
これぞまさに綿密な文体にて不屈の男達を描くーまさに大人のエンターテイメントです。