下手な歴史本よりも文化がよく分かります。当時の宮廷の様子、どのような器具を使っていたのか。
打ち身に豚肉を焼いて患部に巻きつける、プルコギの全身の食べ物など、時代の流れを感じさせます。
貧しいながらも夢を持ち勉学に励むチャングムの姿には勇気付けられます。前向きに生きることの大切さを感じる本です。
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チャングム 1 宮廷篇 (ハヤカワ文庫 NV キ 9-1) 文庫 – 2004/10/1
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104150410704
- ISBN-13978-4150410704
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 239ページ
- ISBN-10 : 4150410704
- ISBN-13 : 978-4150410704
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,174,121位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作の段階でなのか、翻訳が原因なのかは定かではありませんが、この作品が、小説作品として、上質なものであるとの評価こそ出来ませんが、物語としては、十分に面白いと思います。少なくとも、現時点でドラマ『チャングムの誓い』関連書籍は他には余り無く、その意味で、貴重な書籍であることに間違いはありません。残念ながらそれほど緻密かつ深い描写ではないのですが、『チャングムの誓い』の時代背景、宮中の組織体系や、その内容と役割をより具体的に知ることができますので、『チャングムの誓い』をより楽しめる副読本としての意味合いを加味すれば十二分以上の出来だと言っても構わないと思います。・・・ 何より、ドラマ『チャングムの誓い』の面白さをひとりでも多くの人に知って貰いたく、ここにもレヴューさせていただきました。兎に角、『チャングムの誓い』、「見なきゃ、大損。」だと、私は、言い切ってしまいたい。
2008年9月7日に日本でレビュー済み
「チャングムの誓い」どころか韓流超初心者ですが、本作品は非常に楽しめました。
オンニョニ(チャングムの幼名)は聡明な女の子で、
ふとしたきっかけで宮女として働くことになります。
ひたむきに努力するチャングムの姿勢は非常に共感を得ることが出来ました。
当時の宮廷の様子や庶民の生活ぶり、厨房の細かい描写など、
本作を読んで是非ドラマも見たいと思うようになりました。
男尊女卑が徹底されている当時の社会において、チャングムの奮闘振りは
学ぶところが多々ありました。2巻以降どのようになるのか今から楽しみです。
ドラマを見ずに基礎知識全く無しでも十分に楽しめることが出来ます。
男性でも女性でも、また年代は問わない内容です。
行間も広く2時間程度で読むことが出来ますので気軽に読める本作品、☆5つです。
オンニョニ(チャングムの幼名)は聡明な女の子で、
ふとしたきっかけで宮女として働くことになります。
ひたむきに努力するチャングムの姿勢は非常に共感を得ることが出来ました。
当時の宮廷の様子や庶民の生活ぶり、厨房の細かい描写など、
本作を読んで是非ドラマも見たいと思うようになりました。
男尊女卑が徹底されている当時の社会において、チャングムの奮闘振りは
学ぶところが多々ありました。2巻以降どのようになるのか今から楽しみです。
ドラマを見ずに基礎知識全く無しでも十分に楽しめることが出来ます。
男性でも女性でも、また年代は問わない内容です。
行間も広く2時間程度で読むことが出来ますので気軽に読める本作品、☆5つです。
2004年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビ放映中のチャングムとはかなり違うのでとまどうことが多かったが一つの通俗小説として読めばそれなりに面白いのかもしれない。
2004年12月20日に日本でレビュー済み
3冊持っているチャングムの本で、一番先に購入した本が
この[宮廷篇]です。
これを読んで、面白かったので、他にも購入しました。
チャングムの幼少時代から宮廷に入るまでの話が綴られています。
また、ドラマ化されている内容と違い、幼少の頃から医学について
学ぶ姿も描かれています。
宮廷に入ってからも、料理や語学、医学に通じているが故
宮廷でも各所でチャングムの活躍が楽しめます。
また、チャングムの同書籍類に比べ、描写が細かくて
感嘆しました。
薄い文庫でありながら、かなり密度の濃い内容がぎっしり詰まっています。
この[宮廷篇]です。
これを読んで、面白かったので、他にも購入しました。
チャングムの幼少時代から宮廷に入るまでの話が綴られています。
また、ドラマ化されている内容と違い、幼少の頃から医学について
学ぶ姿も描かれています。
宮廷に入ってからも、料理や語学、医学に通じているが故
宮廷でも各所でチャングムの活躍が楽しめます。
また、チャングムの同書籍類に比べ、描写が細かくて
感嘆しました。
薄い文庫でありながら、かなり密度の濃い内容がぎっしり詰まっています。
2006年2月27日に日本でレビュー済み
書店で見たとき購入を最初ためらった。理由その'@「ドラマチャングムのノベライズだと思ったら違った」理由その'A「あまりに性的・暴力的な描写が多くて読むのがきつかった」ということです。けれど、思い切って三冊纏めて買って読んだ感想は、とても良かったです。
確かにドラマのチャングムとは全くストーリーも設定も違い、最初は戸惑うのですが、余りドラマのチャングムで描かれなかった、朝鮮王朝時代の「闇」の部分が詳しく書かれていて、深く心に刻まれました。特に医女編になってからのチャングムが治療に当たった章敬皇后(ドラマでは中宗の第一子を産んだ皇后です)との関わりには涙しました。ドラマチャングムではほとんど登場シーンがなかったこの皇后の優しさに心打たれました。また、中宗がクーデターで王位に付き、愛して止まない妻慎氏を廃后にした件をチャングムに話すところなども圧巻です。
ドラマチャングムを「希望を捨てず生きたダイナミックな人間ドラマ」と表現するなら、この小説チャングムは「静寂と闇の中で生きた人々の静かな記録」とでも表現したいです。ご一読を是非お勧めします。
確かにドラマのチャングムとは全くストーリーも設定も違い、最初は戸惑うのですが、余りドラマのチャングムで描かれなかった、朝鮮王朝時代の「闇」の部分が詳しく書かれていて、深く心に刻まれました。特に医女編になってからのチャングムが治療に当たった章敬皇后(ドラマでは中宗の第一子を産んだ皇后です)との関わりには涙しました。ドラマチャングムではほとんど登場シーンがなかったこの皇后の優しさに心打たれました。また、中宗がクーデターで王位に付き、愛して止まない妻慎氏を廃后にした件をチャングムに話すところなども圧巻です。
ドラマチャングムを「希望を捨てず生きたダイナミックな人間ドラマ」と表現するなら、この小説チャングムは「静寂と闇の中で生きた人々の静かな記録」とでも表現したいです。ご一読を是非お勧めします。
2004年10月18日に日本でレビュー済み
驚きました。普通の女性の立身出世物語では無いようです。(まだ2巻・3巻とでるので楽しみ)
16世紀の儒教の世界は男尊女卑。
女は何の権利もありません。
チャングムは本当に稀有な優秀な女性です。
両親も無学ながら一生楽に暮らせる田をちらつかされても宦官の妾に娘チャングムを手放そうとしなかったのは珍しいことでした。
この時代、女が学問をするのがけむたがられたのに貧しい中両親のおかげで美貌だけでなく、博学も備えることができたのです。
チャングムは宮女に抜擢されますが(陰謀が隠されている)
この少女、明るい!天真爛漫。
そして普段全く判らない16世紀李朝の宮中を垣間見れるのも興味をそそられるところです。
16世紀の儒教の世界は男尊女卑。
女は何の権利もありません。
チャングムは本当に稀有な優秀な女性です。
両親も無学ながら一生楽に暮らせる田をちらつかされても宦官の妾に娘チャングムを手放そうとしなかったのは珍しいことでした。
この時代、女が学問をするのがけむたがられたのに貧しい中両親のおかげで美貌だけでなく、博学も備えることができたのです。
チャングムは宮女に抜擢されますが(陰謀が隠されている)
この少女、明るい!天真爛漫。
そして普段全く判らない16世紀李朝の宮中を垣間見れるのも興味をそそられるところです。
2004年11月6日に日本でレビュー済み
高校生の息子が、「大長今」の原作と間違えて買ってきた本。韓国での出版が2003年となっているので、ドラマの成功に便乗して出たものなのかもしれないけど、借りて読んでみたら、これはこれで、けっこうおもしろい。
ストーリーはまったく違うのだが、チャングムが医女になる前に、王の料理を作る宮女として活躍するというアイデアは同じ。また、チャングムのキャラクターも聡明、明朗、美貌など、ドラマのイ・ヨンエを思い浮かべて読んでも、まったく違和感がない。
ドラマでも内侍(ネシ)が重要な役割を担っていたが、宦官であることは、役者がヒゲをつけていないことに暗示される*1のみで、まったく触れられていなかったが、こちらでは宦官である内侍が敵役として出てくる。まったくセックス抜きだったドラマに比べて、そこそこ大人向けでもある。
先にドラマを全部見てしまっているので、ドラマとの比較ばかりになってしまうが、この本だけを先に読んでも、朝鮮の王朝の風俗などがまったくわからないので、イメージするのがむずかしいかもしれない。口絵は建物の写真ばかりなのだが、ここはぜひ当時の衣装や髪型の写真やイラストがほしいところだ。まあ、そのあたりは次巻に期待ということで。
ストーリーはまったく違うのだが、チャングムが医女になる前に、王の料理を作る宮女として活躍するというアイデアは同じ。また、チャングムのキャラクターも聡明、明朗、美貌など、ドラマのイ・ヨンエを思い浮かべて読んでも、まったく違和感がない。
ドラマでも内侍(ネシ)が重要な役割を担っていたが、宦官であることは、役者がヒゲをつけていないことに暗示される*1のみで、まったく触れられていなかったが、こちらでは宦官である内侍が敵役として出てくる。まったくセックス抜きだったドラマに比べて、そこそこ大人向けでもある。
先にドラマを全部見てしまっているので、ドラマとの比較ばかりになってしまうが、この本だけを先に読んでも、朝鮮の王朝の風俗などがまったくわからないので、イメージするのがむずかしいかもしれない。口絵は建物の写真ばかりなのだが、ここはぜひ当時の衣装や髪型の写真やイラストがほしいところだ。まあ、そのあたりは次巻に期待ということで。