チャングム1の後、2.3まで一気に読みました。
寝る時間も惜しいくらい、はまります。
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チャングム 3 医女篇 (ハヤカワ文庫 NV キ 9-3) 文庫 – 2005/1/1
チャングム〈3〉医女篇 (ハヤカワ文庫NV) [Jan 01, 2005] キム サンホン; 篤八, 米津
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104150410747
- ISBN-13978-4150410742
登録情報
- 出版社 : 早川書房; 第10版 (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4150410747
- ISBN-13 : 978-4150410742
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,152,247位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年9月1日に日本でレビュー済み
TVドラマの映像によるダイナミックさが印象付けられているので、引けを取ってしまうのはいた仕方がないかもしれないが、中宋王の時代になって、医女としての尽力を認められ王宮に戻り、そして王・中宋の御医女として活躍する。チャングムという女性については、中宋時代の朝鮮王朝録に、中宋の病の治療をした功績が残されているだけで、後の経歴などは記されていない。それでも、朝鮮王朝の中心地・王宮・景福宮に思いを馳せながら、男尊女卑の時代に御医女として名を残したチャングムは、人々の心を捉える存在なんだとつくづく思った。
2005年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大雑把だけど、勢いで読ませます。
美しくも悲しい再会や別れがあり、当時の社会情勢と相まって、
これほど主人公の周囲の人々までもが壮絶な運命に巻き込まれて行くというのも、
ただ凄いとしか言いようがありません。
惨い事件が多いのは、チャングム自身が酷烈な運命を背負って生まれてきたからでしょうか。
激動の人生を語るエピソードはしかし、ほとんどが作者の創作によるものとか。
実在の人物とはいえ、なにしろ厳しい男尊女卑の時代の話です。
歴史書に名を残すだけでも大したものなのです。
ぐちゃぐちゃドロドロの人間関係を、すぱっと裁ち落としてみせる見事さです。
美しくも悲しい再会や別れがあり、当時の社会情勢と相まって、
これほど主人公の周囲の人々までもが壮絶な運命に巻き込まれて行くというのも、
ただ凄いとしか言いようがありません。
惨い事件が多いのは、チャングム自身が酷烈な運命を背負って生まれてきたからでしょうか。
激動の人生を語るエピソードはしかし、ほとんどが作者の創作によるものとか。
実在の人物とはいえ、なにしろ厳しい男尊女卑の時代の話です。
歴史書に名を残すだけでも大したものなのです。
ぐちゃぐちゃドロドロの人間関係を、すぱっと裁ち落としてみせる見事さです。
2008年9月14日に日本でレビュー済み
チャングムの3巻目、完結巻です。
厳しい試練を越えて御医女としての懸命に仕事を尽くすチャングム。
古参の女医からは目の敵にされ暗殺されそうになったり、
治療の甲斐なく王妃を助けられなかった罪を問われそうになったりと、
最後の最後まで目が離せませんでした。
ハッピーエンドが大変良かったです。
官ヒ(女偏に卑)の身に落ちながらも、自分の持つ医術の能力で這い上がってくる。
一介のビジネスマンとしてこの本を読んだ感想は、
一人の女性の社会におけるサクセスストーリーでした。
周りの嫌がらせの中、自分の能力を信じ、そして自己研鑽を怠らない。
友人や上司に敬意を称し、仕事を全うする。
今の会社員に欠けている点を総て持っているスーパーウーマンです。
当時絶対と思われる男性社会に対して、屹立として立ち向かう姿勢は本当に格好良いです。
一度追放されたため、宮廷女官ではできない結婚や家庭を持つ幸せも掴み、
追放先での体験から、女医の育成機関を設立する意思を固める。
過去を振り返らず、今を一生懸命に生きることの素晴らしさを
語りかけているようにも感じました。
あとがきに、チャングムは「実はその正確な人となりはほとんどわかっていない」
とあり、正直驚きました。
著者の話の幅の広げ方とストーリー構成には脱帽です。
読後に綺麗な気持ちになれたこの1冊、文句なしの☆5つです。
厳しい試練を越えて御医女としての懸命に仕事を尽くすチャングム。
古参の女医からは目の敵にされ暗殺されそうになったり、
治療の甲斐なく王妃を助けられなかった罪を問われそうになったりと、
最後の最後まで目が離せませんでした。
ハッピーエンドが大変良かったです。
官ヒ(女偏に卑)の身に落ちながらも、自分の持つ医術の能力で這い上がってくる。
一介のビジネスマンとしてこの本を読んだ感想は、
一人の女性の社会におけるサクセスストーリーでした。
周りの嫌がらせの中、自分の能力を信じ、そして自己研鑽を怠らない。
友人や上司に敬意を称し、仕事を全うする。
今の会社員に欠けている点を総て持っているスーパーウーマンです。
当時絶対と思われる男性社会に対して、屹立として立ち向かう姿勢は本当に格好良いです。
一度追放されたため、宮廷女官ではできない結婚や家庭を持つ幸せも掴み、
追放先での体験から、女医の育成機関を設立する意思を固める。
過去を振り返らず、今を一生懸命に生きることの素晴らしさを
語りかけているようにも感じました。
あとがきに、チャングムは「実はその正確な人となりはほとんどわかっていない」
とあり、正直驚きました。
著者の話の幅の広げ方とストーリー構成には脱帽です。
読後に綺麗な気持ちになれたこの1冊、文句なしの☆5つです。
2005年12月29日に日本でレビュー済み
抽象的な表現ながら、1、2の内容は「劇的」。3の内容は「落ち着いた史書」。どれが一番面白いか?それは今の自分には1、2。結局今はドキドキしたい。しかも(勝手ながら)自分が関与しないところで。。。
ところで真面目な感想を少し。改めて韓国の儒教国ぶりに感心させられる。年上の者を尊び、男を尊ぶ。年上だから、男だから、偉い。そういう世界。そこには今のような平等な世界はない。そんななかで、チャングムという女性が成り上がっていけたのは?
圧倒的な実力と人格ではないか。それは今の世でも同じ。実力があっても人格が足らなくては小者が大物にはなれない。逆も当然。
さらにこれに付け足すとすると、目的意識かな。実力も人格も十分でも、タイミングによってはこの人を排除する方向に作用することがある。しかしながら、この人に今の自分の向かう方向への強い目的意識があれば、そういうことに耐えて、かつやりぬき、よいタイミングに備えることができる。そう思う。
今の自分は?全てが発展途上。特に目的意識。今の自分の生き方に対して、その向かう方向に目的意識を持たせることが全くできていない。そもそも自分の目標というのがさっぱり。。。何とかしないと。
そう思う作品だった。
ところで真面目な感想を少し。改めて韓国の儒教国ぶりに感心させられる。年上の者を尊び、男を尊ぶ。年上だから、男だから、偉い。そういう世界。そこには今のような平等な世界はない。そんななかで、チャングムという女性が成り上がっていけたのは?
圧倒的な実力と人格ではないか。それは今の世でも同じ。実力があっても人格が足らなくては小者が大物にはなれない。逆も当然。
さらにこれに付け足すとすると、目的意識かな。実力も人格も十分でも、タイミングによってはこの人を排除する方向に作用することがある。しかしながら、この人に今の自分の向かう方向への強い目的意識があれば、そういうことに耐えて、かつやりぬき、よいタイミングに備えることができる。そう思う。
今の自分は?全てが発展途上。特に目的意識。今の自分の生き方に対して、その向かう方向に目的意識を持たせることが全くできていない。そもそも自分の目標というのがさっぱり。。。何とかしないと。
そう思う作品だった。
2005年10月8日に日本でレビュー済み
官婢となりながらも、医学の勉強を怠らなかったチャングム。ある日、燕山君の腹違いの弟の中宗が王になり、医女として宮廷に呼び戻される。そこで繰り広げられる出世競争、佳徳とトジョミとの再開。そして、医女への道。国王からの信任も厚く、数々の困難も乗り越え、医女そのものの地位を高めていく。
ラストの宮廷を離れる決心をする場面や李都行のチャングムへの思いやりは、心に響きます。
単純に出来事を綴るだけの作品が多い中、本作は“心理”“歴史背景”が描かれています。それをお説教のように並べるのではなく、作品中に、さりげなくちりばめている所が素晴らしい。
ラストの宮廷を離れる決心をする場面や李都行のチャングムへの思いやりは、心に響きます。
単純に出来事を綴るだけの作品が多い中、本作は“心理”“歴史背景”が描かれています。それをお説教のように並べるのではなく、作品中に、さりげなくちりばめている所が素晴らしい。