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プレイ 上: 獲物 (ハヤカワ文庫 NV ク 10-23) 文庫 – 2006/3/1
- 本の長さ369ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104150411093
- ISBN-13978-4150411091
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 369ページ
- ISBN-10 : 4150411093
- ISBN-13 : 978-4150411091
- Amazon 売れ筋ランキング: - 824,255位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暴走するナノマシンの群体が あたかも擬知性を持った肉食生物のように行動し始める これはマイクル・クライトンのXファイルですね 恐いですよぉっ 気色悪さも高得点です そのまんま映像として読めるのもクライトンならでは 当然続編は予定されていたはずで もっとずっと我々を楽しませてくれるのではなかったのですか クライトン逝く 合掌
2015年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫が言うには、エネルギー保存則には反してないが、エネルギー効率についての内容が疑わしいそうです。でも読み物としてみれば、出来が良くて面白いと思います。ジュラシックパークほどではありませんが。
2003年5月21日に日本でレビュー済み
3年ぶりのクライトンの新作で、一気に読んでしまいました。「タイムライン」は、量子変換によるタイムマシーンものであり、現実味が薄かったのですが、本作品ではナノテクノロジーを扱っており、ナノテク最先端を行く日本に住むわれわれにとっては、単なるSFとして片づけられないものがあります。一言でいえば軍事的目的で開発されたナノ粒子の群れによる自走性(自飛行性?)カメラが暴走し、人間の手に負えなくなるという内容なのですが、多少の無理に目をつむれば、理論的背景を含め十分楽しめる内容です。特に、日常生活から始まるゆっくりとした展開の前半から、がらりと変わった早い展開の後半の好対照は読者を引きつけるものがあります。もちろん「ジュラシック・パーク」同様、クライトンは科学!の進歩に対する警告も発しています。たとえば、主人公のジャックとソフトウエア責任者のリッキーとの、大腸菌の使用に対してかわす会話、「・・・人間の体内でも生きられるセルを使うことには問題があるんじゃないのか?・・・」「・・・業界標準を選んだってことだよ」。そして最後に、「連中は、自分のしていることがまるでわかっていなかったんだ・・・」と。
2003年5月19日に日本でレビュー済み
クライトンが書いたとは信じられません。ジュラシック・パークのように科学的裏付けがあるわけでもなく(随所に出てくるプログラムに関する記述はお寒いかぎりです)、それ以前の作品のようにSFとして楽しめるわけでもありません。映画になったときに見栄えがいいように、単にそれだけを考えて書いているとしか思えない内容です。
前作のタイムラインからそうでしたが、やはり映画化権込で契約するっていうのは問題があるんじゃないでしょうか。一度純粋に作家としてのクライトンに戻ってほしいものです。
前作のタイムラインからそうでしたが、やはり映画化権込で契約するっていうのは問題があるんじゃないでしょうか。一度純粋に作家としてのクライトンに戻ってほしいものです。
2004年7月12日に日本でレビュー済み
本の内容的なものは、商品説明をみて頂くことにして、
個人的な感想を述べます。
結論から言えば、この作品は「買い」ではありません。
前作「タイムライン」を読んで、ガッカリした方も多いと思いますが、この作品は「タイムライン」以下です。
本作品のウリであるナノテク+並列処理に関しては、取材不足なのかどうかわかりませんが、理系の知的興奮を刺激するような情報は見当たりませんでした。また、ストーリー中に数十年前のものではないかと思うようなプログラムのソースコードが記述されていたりして、かなり寒い思いをしました。加えて、ストーリーも、かなり惨いことになっています。
マイケル・クライトン独特のハイテクの暴露本的側面、およびミステリーが解けた時の爽快感、これを本書に期待しないで読んだほうが後々後悔しないと思います。
個人的な感想を述べます。
結論から言えば、この作品は「買い」ではありません。
前作「タイムライン」を読んで、ガッカリした方も多いと思いますが、この作品は「タイムライン」以下です。
本作品のウリであるナノテク+並列処理に関しては、取材不足なのかどうかわかりませんが、理系の知的興奮を刺激するような情報は見当たりませんでした。また、ストーリー中に数十年前のものではないかと思うようなプログラムのソースコードが記述されていたりして、かなり寒い思いをしました。加えて、ストーリーも、かなり惨いことになっています。
マイケル・クライトン独特のハイテクの暴露本的側面、およびミステリーが解けた時の爽快感、これを本書に期待しないで読んだほうが後々後悔しないと思います。
2012年5月17日に日本でレビュー済み
SF読む人って減ったよね。
90年代にウイリアム・ギブスン以来、話題になったSF作家がいなくなったような気がします。
マイケル・クライトンがSF作家かどうかは微妙です。
出版社の戦略か、マイケルクライトンの作品はSFと呼ばれず、テクノ・スリラーと呼ばれます。
マイケル・クライトンは、先端技術をネタに近未来SF、テクノロジー・スリラー(テクノ・スリラー)を数多く書いています。
スピルバーグの「ジュラシック・パーク」の原作もそうです。
多作な作家なので仕方がないのですが、衝撃的な作品もあれば、ちょっと首を傾げるような作品もあります。
いわゆる玉石混交です。
もっとも、どの作品も読み易く、特に後半からクライマックスへ一気に引っ張っていく構成はどれも見事です。
まさに「ページ・ターナー」、次のページをめくりたくなる作家です。
本作のテーマは、ナノ・テクノロジーです。
ちょっと現実離れしていて、ついていけませんでした。
自ら進化していく機械、兵器というネタは、フィリップ・K・ディックの「スクリーマーズ」に既にありましたね。
90年代にウイリアム・ギブスン以来、話題になったSF作家がいなくなったような気がします。
マイケル・クライトンがSF作家かどうかは微妙です。
出版社の戦略か、マイケルクライトンの作品はSFと呼ばれず、テクノ・スリラーと呼ばれます。
マイケル・クライトンは、先端技術をネタに近未来SF、テクノロジー・スリラー(テクノ・スリラー)を数多く書いています。
スピルバーグの「ジュラシック・パーク」の原作もそうです。
多作な作家なので仕方がないのですが、衝撃的な作品もあれば、ちょっと首を傾げるような作品もあります。
いわゆる玉石混交です。
もっとも、どの作品も読み易く、特に後半からクライマックスへ一気に引っ張っていく構成はどれも見事です。
まさに「ページ・ターナー」、次のページをめくりたくなる作家です。
本作のテーマは、ナノ・テクノロジーです。
ちょっと現実離れしていて、ついていけませんでした。
自ら進化していく機械、兵器というネタは、フィリップ・K・ディックの「スクリーマーズ」に既にありましたね。
2007年2月3日に日本でレビュー済み
クライトンといえば、科学知識を小説に応用する作家として押しも押されぬ第一人者である。
一方で氏の作品は「人」が書き込まれていないとの批評も多く有ったようだ。
無論、そんなものを必要としない程クライトンの作品はどれも面白い。
しかし今回、人間を書くという部分で一つ成長したと感じさせる。
主人公の妻に対する疑心暗鬼はなかなか痛々しい・・・・。
今回の敵であるナノマシンは成長する。成長するとはなんなのか、それに対する
クライトンの理解の深さが現れている。やっぱり天才!面白い知的小説に仕上がってます。
一方で氏の作品は「人」が書き込まれていないとの批評も多く有ったようだ。
無論、そんなものを必要としない程クライトンの作品はどれも面白い。
しかし今回、人間を書くという部分で一つ成長したと感じさせる。
主人公の妻に対する疑心暗鬼はなかなか痛々しい・・・・。
今回の敵であるナノマシンは成長する。成長するとはなんなのか、それに対する
クライトンの理解の深さが現れている。やっぱり天才!面白い知的小説に仕上がってます。
2007年6月6日に日本でレビュー済み
ナノマシンをテーマにした恐怖小説です。
最終的には、ナノマシンに襲われるのですが、それが往年の東宝映画のようです。あんまりかしこそうな所がありません。なんか、ほのぼのした攻撃なのです。
東宝映画に出てくる宇宙人のように、はるか彼方から宇宙船でやってきたわりには、あっさりやられる感じに似ています。
途中からは、ナノマシンなのこれ?って気になります。
マイクル・クライトンは、ハイテクノロジーを扱うことが多いのですが、あまりそのテクノロジーが生かされる世界を描いたことがないと思います。
それが、彼がSF作家ではない所以でしょう。
でも、随所にちりばめられるウンチクの披露の仕方は、さすがです。
なんか、知識とストーリー展開のバランスがうまいのです。
読み終わった後に、ちょっと利口になった気がします。
ただし、許せない点がひとつ。あの奥さんを放り出して逃げるところは、納得いけないですね。すぐ、ガールフレンドが出来てるし。
彼は、もう少し努力すべきだと思う。
襲われる感じにどきどきしたい方は、是非。
最終的には、ナノマシンに襲われるのですが、それが往年の東宝映画のようです。あんまりかしこそうな所がありません。なんか、ほのぼのした攻撃なのです。
東宝映画に出てくる宇宙人のように、はるか彼方から宇宙船でやってきたわりには、あっさりやられる感じに似ています。
途中からは、ナノマシンなのこれ?って気になります。
マイクル・クライトンは、ハイテクノロジーを扱うことが多いのですが、あまりそのテクノロジーが生かされる世界を描いたことがないと思います。
それが、彼がSF作家ではない所以でしょう。
でも、随所にちりばめられるウンチクの披露の仕方は、さすがです。
なんか、知識とストーリー展開のバランスがうまいのです。
読み終わった後に、ちょっと利口になった気がします。
ただし、許せない点がひとつ。あの奥さんを放り出して逃げるところは、納得いけないですね。すぐ、ガールフレンドが出来てるし。
彼は、もう少し努力すべきだと思う。
襲われる感じにどきどきしたい方は、是非。