北西航路の開拓に派遣された英国艦隊の遭難を描いた、事実ベースのフィクションです。八甲田山の遭難の様な、過酷な自然の下での極限状態が描写されています。特徴的なのは、隊員が全滅している為に詳細な経緯が一切不明であり、その点を創作で大いに補っているところです。
本書原作のドラマより創作の色合いが濃い為、ノンフィクションを好まれる方は先にドラマを視聴することをおすすめします。
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ザ・テラー 上: 極北の恐怖 (ハヤカワ文庫 NV シ 17-6) 文庫 – 2007/12/1
- 本の長さ575ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104150411565
- ISBN-13978-4150411565
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 575ページ
- ISBN-10 : 4150411565
- ISBN-13 : 978-4150411565
- Amazon 売れ筋ランキング: - 858,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年9月10日に日本でレビュー済み
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ダン・シモンズの一連の作品の共通点なんですが、サイドストーリーがとにかく長い。
あまりの長さにメインストーリーが忘却の彼方になりそうなんですね。
そのサイドストーリが、割とどうでもいいような内容でメインストーリーの邪魔になってしまう。
ですから作品に集中できなくなってしまうんですね。
本作もその代表的な例でしょう。英国が未開の地の探検に力を入れていた時代の北極圏の冒険記な
んですが、想像を絶する気象状況に翻弄され絶命していく隊員達にさらに謎の怪物が執拗に襲いか
かり血祭りに上げていく。簡単に言えばそういう内容で、アドベンチャー&ホラーに興味がある方
なら間違いな手に取るでしょう。なんせ、かのダン・シモンズなんですから。
でもね、正直なところモンスターはあんまり出てこないんです。隊員達を執拗に殺戮していく目的
も殆ど不明。生き残った隊員達は残虐非道な殺され方を目の当たりにして震え上がるはずなんですが、
モンスターに対しての防衛策はなにもないし、なすがまま状態。だから、今ひとつ緊迫感というかスリル
がないんですねえ。さらにあまり興味の湧かない隊員達の過去の話が延々とページを割いていく。
括弧書きがとても多くて、説明がまわりくどい。
Σシリーズでお馴染みのジェームス・ローリンズが絶賛していた本作なんですが、間延び感が否めない。
私がもし本作の編集担当だったら、かなりの文章を削除してもっとすっきりと仕上げたと思いますねえ。
でも、作者がダン・シモンズ大先生ですからそういったこともたいして行われてないような気がします。
「ダン先生!この部分の表現なんですが、必要でしょうか?メインストーリとの関連性はないですし、
脈絡がないような気がします。まるで思いつきで書いているような、そんな感じがします!」
そんな大放言をやったら編集担当は一発で解雇されるでしょうね。
「イリアム」や「オリュンポス」で懲りた方は読まない方がいいでしょうねえ。
あまりの長さにメインストーリーが忘却の彼方になりそうなんですね。
そのサイドストーリが、割とどうでもいいような内容でメインストーリーの邪魔になってしまう。
ですから作品に集中できなくなってしまうんですね。
本作もその代表的な例でしょう。英国が未開の地の探検に力を入れていた時代の北極圏の冒険記な
んですが、想像を絶する気象状況に翻弄され絶命していく隊員達にさらに謎の怪物が執拗に襲いか
かり血祭りに上げていく。簡単に言えばそういう内容で、アドベンチャー&ホラーに興味がある方
なら間違いな手に取るでしょう。なんせ、かのダン・シモンズなんですから。
でもね、正直なところモンスターはあんまり出てこないんです。隊員達を執拗に殺戮していく目的
も殆ど不明。生き残った隊員達は残虐非道な殺され方を目の当たりにして震え上がるはずなんですが、
モンスターに対しての防衛策はなにもないし、なすがまま状態。だから、今ひとつ緊迫感というかスリル
がないんですねえ。さらにあまり興味の湧かない隊員達の過去の話が延々とページを割いていく。
括弧書きがとても多くて、説明がまわりくどい。
Σシリーズでお馴染みのジェームス・ローリンズが絶賛していた本作なんですが、間延び感が否めない。
私がもし本作の編集担当だったら、かなりの文章を削除してもっとすっきりと仕上げたと思いますねえ。
でも、作者がダン・シモンズ大先生ですからそういったこともたいして行われてないような気がします。
「ダン先生!この部分の表現なんですが、必要でしょうか?メインストーリとの関連性はないですし、
脈絡がないような気がします。まるで思いつきで書いているような、そんな感じがします!」
そんな大放言をやったら編集担当は一発で解雇されるでしょうね。
「イリアム」や「オリュンポス」で懲りた方は読まない方がいいでしょうねえ。
2008年2月25日に日本でレビュー済み
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「北極へむかった2隻の英国艦乗組員が突如襲ってきた恐怖の怪物と闘う」という単純かつ明瞭なホラーかと勘違いして読み始めてびっくり。まあ、ダン・シモンズだからねえ。それにしても、本作品はホラーというよりは、「八甲田山」のスケールを何倍も大きくしたような壮大な「遭難記」、それも大作です。
この2隻の船、テラー号とエレバス号は、実際に1845年にイギリスを出航したが、二度と帰ることがなかったという。数年後の数回にわたる調査によりやっとこの2隻の船の運命が判明した。そしてこの小説は、これらの史実に基づき、北米大陸の北で完全に氷に閉ざされ身動きができなくなった二つの英国海軍艦の乗務員が徐々に極限の寒さ、飢餓、そして病気に蝕まれていくさまが容赦ない描写で細かく、細かく描かれていき、仕舞にはこちらの神経もどうにかなりそうになった。
ノンフィクションではなく、小説であり、恐ろしい「怪物」も出るし、原住民の不思議な儀式なども出てはくる。しかし、怪物などでなくても、「遭難記」の部分だけで立派なホラーと呼べるだろう。
冬に読むと、心底冷えますが、作品の醍醐味を知る上では、やはり冬に読んだ方が良いと思われます。つらいけど。そして読み終えて、人間は簡単には死なず、そしてここまで追い詰められても、簡単にはあきらめないということに一種独特な感銘を受けました。
この2隻の船、テラー号とエレバス号は、実際に1845年にイギリスを出航したが、二度と帰ることがなかったという。数年後の数回にわたる調査によりやっとこの2隻の船の運命が判明した。そしてこの小説は、これらの史実に基づき、北米大陸の北で完全に氷に閉ざされ身動きができなくなった二つの英国海軍艦の乗務員が徐々に極限の寒さ、飢餓、そして病気に蝕まれていくさまが容赦ない描写で細かく、細かく描かれていき、仕舞にはこちらの神経もどうにかなりそうになった。
ノンフィクションではなく、小説であり、恐ろしい「怪物」も出るし、原住民の不思議な儀式なども出てはくる。しかし、怪物などでなくても、「遭難記」の部分だけで立派なホラーと呼べるだろう。
冬に読むと、心底冷えますが、作品の醍醐味を知る上では、やはり冬に読んだ方が良いと思われます。つらいけど。そして読み終えて、人間は簡単には死なず、そしてここまで追い詰められても、簡単にはあきらめないということに一種独特な感銘を受けました。
2019年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際に存在した、フランクリン隊とその全滅を描いた話。
謎の怪物とかエスキモーの女性とか、フィクションを入れてるけど、これ正直要らんだろ。
逆に、リアリティが薄れる。
話もサクサク進まない。何かとすぐ登場人物の回想とかに入る。それも一人、二人じゃなく。
すぐウンザリして、読むのやめた。
この原作を映像化した海外ドラマ、「ザ・テラー シーズン1」を見て、済ませることにしました。
まぁドラマ見て、やはり原作読まなくてよかったなと。納得できる結末でもないしね。
謎の怪物とかエスキモーの女性とか、フィクションを入れてるけど、これ正直要らんだろ。
逆に、リアリティが薄れる。
話もサクサク進まない。何かとすぐ登場人物の回想とかに入る。それも一人、二人じゃなく。
すぐウンザリして、読むのやめた。
この原作を映像化した海外ドラマ、「ザ・テラー シーズン1」を見て、済ませることにしました。
まぁドラマ見て、やはり原作読まなくてよかったなと。納得できる結末でもないしね。
2009年2月15日に日本でレビュー済み
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子供のころはジュール・ヴェルヌが好きだった。「十五少年漂流記」や「グラント船長の子供たち」・・、あの冒険につぐ冒険のスリルがたまらなかった。
久しぶりにあのスリルとドキドキ感を味わえたのが、この小説。
日本の冒険小説は、墜落した自衛隊機をめぐって陰謀と戦ったり、ダムを占領したテロリストと戦ったりと、謀略小説の色合いが強く出ている。しかし謀略と戦うのなら、わざわざ辺境に赴く必要性はない。東京にいればいいのだ。
冒険とは「危険」と戦うのが本来の形のはず。
この小説では、危険な極地探検に赴いた探検隊が、あらゆる危険と戦いつつ、必死に生を求める姿が描かれる。これこそ冒険小説の王道ですよ!
19世紀の北西航路の開拓といういささかなじみのないテーマも、特に違和感なく楽しませてくれる。
久しぶりに本格的な冒険小説を楽しめましたよ。
久しぶりにあのスリルとドキドキ感を味わえたのが、この小説。
日本の冒険小説は、墜落した自衛隊機をめぐって陰謀と戦ったり、ダムを占領したテロリストと戦ったりと、謀略小説の色合いが強く出ている。しかし謀略と戦うのなら、わざわざ辺境に赴く必要性はない。東京にいればいいのだ。
冒険とは「危険」と戦うのが本来の形のはず。
この小説では、危険な極地探検に赴いた探検隊が、あらゆる危険と戦いつつ、必死に生を求める姿が描かれる。これこそ冒険小説の王道ですよ!
19世紀の北西航路の開拓といういささかなじみのないテーマも、特に違和感なく楽しませてくれる。
久しぶりに本格的な冒険小説を楽しめましたよ。
2018年8月15日に日本でレビュー済み
19世紀中頃、英国の北西航路発見を目指した探検隊の全滅史(上巻)。実際の総員125名遭難事故を題材にしているが、探検行はシモンズの創作だ。
北緯70度近辺で行く手をはばまれ、にっちもさっちもいかなくなった探検隊一行。旗艦の艦長の判断ミスで、数年にわたる遭難に見舞われてしまう。
超がつく酷寒の中、尽きていく食料・燃料、蔓延する壊血病。まるで近くで見てきたかのようなリアルな残酷さ。イヌイットの謎の女性の登場に、異界の怪物が船員たちと蹂躙するという伝奇ホラーでもある。
徐々に斃れていく隊員たち。はてさて彼らの運命は。
下巻に続く。
北緯70度近辺で行く手をはばまれ、にっちもさっちもいかなくなった探検隊一行。旗艦の艦長の判断ミスで、数年にわたる遭難に見舞われてしまう。
超がつく酷寒の中、尽きていく食料・燃料、蔓延する壊血病。まるで近くで見てきたかのようなリアルな残酷さ。イヌイットの謎の女性の登場に、異界の怪物が船員たちと蹂躙するという伝奇ホラーでもある。
徐々に斃れていく隊員たち。はてさて彼らの運命は。
下巻に続く。
2013年2月12日に日本でレビュー済み
久々に正統派冒険物語の香りがする探検記を読んだという実感。たとえば、ナイル川源流を探したリヴィングストンや、中央アジアを走破したスウェン・ヘディンの話のように胸がわくわくする思いを味わった。
この「ザ・テラー」は実話をもとに創作がミックスされた小説だ。1800年代半ば、実際に行われた大西洋からカナダ北部沖、北極圏を抜けて太平洋に至る北西航路を探した英国海軍の軍艦2隻による北極探検がベースになっている。
他のレビューアーの方たちも書かれているが、ホラーというよりはむしろ、ほとんどドキュメンタリーに近いのではないかと思える壮大な探検物語で、また、極地の想像を絶する厳しい気候の中で起きる現象がめずらしく、ローカル住民イヌイットの神話の世界観が不思議な雰囲気をかもし出している。
探検隊を率いたサー・ジョン・フランクリンは小説の中では、極限状態でも本国の貴族的な習慣を捨てず、あくまでも階級を区別(現代なら差別)し、状況を見極めず判断を誤り、最終的には隊を死に追いやることになるやや愚鈍な人物として描かれている。実際は貴族といっても、1786年、商人の家に生まれ、42歳の時に騎士爵を受けている一代の爵位だという。
部下の艦長、副艦長も、軍の士官級の隊員とそれ以下をはっきりと区別していた様子が伺え、身分は低いが聡明な隊員の意見は「給仕ふぜいがえらそうに」と聞く耳を持たず、このあたりはやはり「一昔前の話なんだなあ」と思わされる。
厳寒、疲労、飢餓、島なのか半島かもわからない正確な地図もない土地、氷に閉ざされ動けなくなってしまう軍艦、ビタミン不足からくる壊血病で目から体中の皮膚からじわじわと出血する症状、仲間割れ、現地で暮らすイヌイットへの見下しとその生活の知恵を学ぼうとしなかったこと、そして巨大な白熊にも似た怪物に襲われ殺されてゆく隊員たち。次々にふりかかる困難に、読み始めたら止まらなくなってしまった。
また、この探検には他にもいろんな話が知られているそうで、出発前に納められた食料のうち、缶詰がいい加減に作られた不良品で鉛中毒を引き起こしたことや、最後には飢餓から人肉食があったと思われることなど、それらもその通り小説に取り入れられている。
ラストはイヌイット神話が中心になり、ここは明らかに作者の創作だが、事実とは異なり救いのある結末になっている。
それにしても北極圏というのは酷寒の厳しい土地だと思っていたが、ここで描かれるイヌイットの生活は、”足るを知る”というか、最小限の効率のよい素朴な道具や衣服、住居で、充分に快適であり、厚い氷の下にいる生き物を狩る方法を知っていれば、不毛どころか、豊饒の大地のように思えてくる。
極地は寒すぎて各種病原菌やウィルスも生存できないそうだが、そう思うと延々と氷の広がる寒々とした場所が清浄の大地に、我々の土地の方がぬるんだような濁ったような気がしてくるから不思議である。
大変な力作だと思う。寒い冬に、北極圏の吹雪を感じながら読んでみて下さい。
この「ザ・テラー」は実話をもとに創作がミックスされた小説だ。1800年代半ば、実際に行われた大西洋からカナダ北部沖、北極圏を抜けて太平洋に至る北西航路を探した英国海軍の軍艦2隻による北極探検がベースになっている。
他のレビューアーの方たちも書かれているが、ホラーというよりはむしろ、ほとんどドキュメンタリーに近いのではないかと思える壮大な探検物語で、また、極地の想像を絶する厳しい気候の中で起きる現象がめずらしく、ローカル住民イヌイットの神話の世界観が不思議な雰囲気をかもし出している。
探検隊を率いたサー・ジョン・フランクリンは小説の中では、極限状態でも本国の貴族的な習慣を捨てず、あくまでも階級を区別(現代なら差別)し、状況を見極めず判断を誤り、最終的には隊を死に追いやることになるやや愚鈍な人物として描かれている。実際は貴族といっても、1786年、商人の家に生まれ、42歳の時に騎士爵を受けている一代の爵位だという。
部下の艦長、副艦長も、軍の士官級の隊員とそれ以下をはっきりと区別していた様子が伺え、身分は低いが聡明な隊員の意見は「給仕ふぜいがえらそうに」と聞く耳を持たず、このあたりはやはり「一昔前の話なんだなあ」と思わされる。
厳寒、疲労、飢餓、島なのか半島かもわからない正確な地図もない土地、氷に閉ざされ動けなくなってしまう軍艦、ビタミン不足からくる壊血病で目から体中の皮膚からじわじわと出血する症状、仲間割れ、現地で暮らすイヌイットへの見下しとその生活の知恵を学ぼうとしなかったこと、そして巨大な白熊にも似た怪物に襲われ殺されてゆく隊員たち。次々にふりかかる困難に、読み始めたら止まらなくなってしまった。
また、この探検には他にもいろんな話が知られているそうで、出発前に納められた食料のうち、缶詰がいい加減に作られた不良品で鉛中毒を引き起こしたことや、最後には飢餓から人肉食があったと思われることなど、それらもその通り小説に取り入れられている。
ラストはイヌイット神話が中心になり、ここは明らかに作者の創作だが、事実とは異なり救いのある結末になっている。
それにしても北極圏というのは酷寒の厳しい土地だと思っていたが、ここで描かれるイヌイットの生活は、”足るを知る”というか、最小限の効率のよい素朴な道具や衣服、住居で、充分に快適であり、厚い氷の下にいる生き物を狩る方法を知っていれば、不毛どころか、豊饒の大地のように思えてくる。
極地は寒すぎて各種病原菌やウィルスも生存できないそうだが、そう思うと延々と氷の広がる寒々とした場所が清浄の大地に、我々の土地の方がぬるんだような濁ったような気がしてくるから不思議である。
大変な力作だと思う。寒い冬に、北極圏の吹雪を感じながら読んでみて下さい。
2008年2月27日に日本でレビュー済み
映画のタイタニックが一言で言えば
船沈んだ何人も死んだ
だけのことを中にいた人の状況を映すことで素晴らしい物語にしたように
全滅した探検隊の追い詰められっぷり
死に様を描く
史実をもとにした想像劇だがなぜこんなにリアルなのか?
隊員たちが戦うべきは何なのか?
巨大生物?そそり立つ氷山?
いやもっと身近なところに静かに寄り添うものだった
運が悪いで済まされない
危機的状況で冷静になんていられない
あらゆる極限状態がせまり追い詰められていく
誰も助からない希望の無い話だが
死ぬまで彼らは生きることを辞めなかった!
誰も生き残れなかった版の「生きてこそ」です
重くも読む手はとまりませんでした
阪をゆっくり下る重戦車の如きストーリー
船沈んだ何人も死んだ
だけのことを中にいた人の状況を映すことで素晴らしい物語にしたように
全滅した探検隊の追い詰められっぷり
死に様を描く
史実をもとにした想像劇だがなぜこんなにリアルなのか?
隊員たちが戦うべきは何なのか?
巨大生物?そそり立つ氷山?
いやもっと身近なところに静かに寄り添うものだった
運が悪いで済まされない
危機的状況で冷静になんていられない
あらゆる極限状態がせまり追い詰められていく
誰も助からない希望の無い話だが
死ぬまで彼らは生きることを辞めなかった!
誰も生き残れなかった版の「生きてこそ」です
重くも読む手はとまりませんでした
阪をゆっくり下る重戦車の如きストーリー