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深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1) 文庫 – 2008/4/23

3.9 5つ星のうち3.9 65個の評価

ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船をクジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。母なる海に何が起きたのか?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2008/4/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 540ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150411700
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150411701
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 65個の評価

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Frank Schatzing
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カナダのバンクーバー沖で起こるクジラ、オルカの人間に対する襲撃。ノルウェー、北海の海底
でメタンハイドレート層に群生する謎の環形動物ゴカイ。そのゴカイがハイドレートを喰いちぎり
浸食するためメタン濃度の急上昇。世界規模でおこる海洋の異常事態!!!
その謎を解くクジラ研究者レオン・アナワクとゴカイを研究する海洋科学者シグル・ヨハンソンが
今後どのように絡んでくるかが楽しみ!
でも、上巻のみでも、作品として冗長。登場人物の恋愛模様を絡める必要なし。
2018年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人類が如何に愚かな生物なのかをとことん思い知らされる。
地球の歴史において新参者の細い枝一本でしかないということも。

上巻のP201、ゲオマールに社会見学中の少年が発するセリフ。
「ばかみたい。よけいに問題を作るような解決策では、何にも解決できないじゃないか」
人間個々はみんなそう思っているのに、
集団となり政治・経済が絡むとマテリアルワールドの狂気よろしく都合よく忘れるしかなくなる。
悲しいことだ。イールが非実在でも現実は似たり寄ったり。
人類は地球を痛め続けてきたし、さらに痛め続けていく。
こんな種が長く生き残れるはずがなく、自滅するか淘汰されるかの二択なんだろうな。
というわけで、すごく面白かったけど読後感はやや重苦しい・・。
気になったのはハリウッド映画を引き合いに出す描写が多すぎること。
そのせいで超ド級名作をわずかに安っぽくしてしまっているかなと。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月18日に日本でレビュー済み
ある日突然、
人類は海とその中に棲むすべての生物から拒絶される…

クジラやシャチは船舶を襲いはじめ、
猛毒を内に秘めたカニたちは海岸を大挙して上陸し人間に死をもたらす。
ヒッチコックの恐怖映画「鳥」に見られるようなシチュエーションを、
いっそうスケールアップしたかのような謎に満ちた序盤の不気味な展開は、
やがて極限までもスケールの大きな、
第一級のディザスター小説のような展開となっていきます。

もしも人類が、
自ら自負するほどの存在ではないとしたら…?

この物語から突きつけられる問いは、
人間が未来もこの星で生きていくのに、
きっと欠かせない視点なのだろうと思います。

複数の専門が異なる科学者たちを登場人物とし、
次々に起きてくる謎の現象を多分野からの視点により追っていく物語の進め方は、
強烈なサスペンスと共に、この小説のテーマの根幹でもある
海、地球、そして生存についての新たな…というより、取り戻すべき本来の視点を、
知らず知らずのうちに読者の中に拓いてくれるような気がしました。

膨大なページ数にもかかわらず息つくまもなく読みきってしまえる面白さ…
登場人物たちも魅力的です。
そしてつくづく考えさせられます。

人類はもっと謙虚にならなければいけない…
この星に未来にわたって生きていきたいのであれば…
なかなか考えさせられる超大作です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い商品です
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月18日に日本でレビュー済み
ブック○フの100円コーナーで売っていました。

読むでみると、反捕鯨の日本批判が目に付きましたが、
あちらのおクニの事情や主流もあるんでしょうから、それらは読み飛ばし。。。

(でも、食べるためや素材活用のための捕鯨はNGで、
 伝統保持だけのための鯨狩りはOKとはこれいかに? その方が生物の理から外れてないか?)

海洋ミステリー的な読み応えは、、、まあまあです。
てか、後半から政治的駆け引きの人間劇になりだしましたが。。。

全3巻みたいですが、
海洋ものというより、SF的な話に広がりそうな伏線は冒頭にもあったので、
そこは許容範囲でしょう。
むしろ。あと2巻続くなら、諸々がおざなりにならず、
ちゃんと全てがリンクして結末に行くのかな?と思えます。

ただ、それも100円だったからの評価ですね。
この本に1冊500円以上は出せません。
値段からすると、
ミステリー好きにも海好きにもSF好きにも、ちょっと中途半端ですね。
もちょっと安価なら☆も上げたいとこですが。。。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月8日に日本でレビュー済み
ノルウェー沖の油田開発域で、新種のゴカイが発見される。
そのゴカイは、新世紀の新燃料と目される「メタン・ハイドレード」の層を齧っていることが判った。
カナダ沖では、クジラたちがホテール・ウォッチングの観光客を襲い、フランスではロブスターに宿った謎の病原菌が人びとを次々に死に至らしめていく。
メタン・ハイドレードの層がゴカイに破壊され、大陸棚もろとも崩落。
余波でヨーロッパは史上かつて無い大津波に襲われ、壊滅。
オーストラリアや島々には、毒性の強いクラゲが大量発生し、船の排水口をふさぐことで航行不能に追い込むほどになる。
アメリカ西海岸には、仏ロブスターの毒素を強力にしたウィルスを、おびただしい数のカニが運び込んできた!
各地で異変を感じ、各地で調査に取り組んでいた科学者たちが、事態の深刻化からアメリカの要請で一同に集められる。
様々な分野から、様々なアプローチ。
異変の影にある共通点は、外洋の深海、薄青く光る靄。
それは、人類殲滅を目論むナニカからのコンタクト……?

惜しむらくは、多彩すぎる科学者たちの余禄にもなる人生の過去、遍歴が書き込まれれば書き込まれるほど、背景がぐちゃぐちゃになって、ページを戻ることになったり、混乱することになってる気がした。
十余人も科学者が登場するが、2人(ヨハンソンとアナクワ)が主要視点保持者だとわたしは感じた。
しかし、この二人の孤独を、それぞれの書き込み強調していたが、それはカタストロフィ云々の中で結局昇華されたのだろうか。
知的生命体がホモ・サピエンス以外に存在するのかどうか、という宇宙に向けて人類が問いかけ続けたロマンを、閉ざされた宇宙、深海に向けることで、人類が攻撃されるに足る理由が真実味を増した気がする。
それは人類が自分達に「罪」があることを、痛いほど把握しているからだ。
ここ数年のエコ・ブームだけれど、「不都合な真実」が真に「不都合」な国々にはさぞかしショッキングだろう。
物語の中で、しきりに日本の「捕鯨」と「メタン発掘」を悪役のようにモチーフ化していたけれど、微妙に違うというか……ステレオタイプで過激保護団体に寄った書かれ方だったのが残念だ。
探査船「しんかい」だって、それなりに頑張ってるんだけどな。
やはり欧米から見て日本は、極東の生意気な小国なのだろうか。とどうでもいい部分で落ち込んでみたりもした。

作品内で、しきりに過去の宇宙モノ映画に対する批判や揶揄が登場するが、結局本作もその枠から大きくとび出すことは叶わなかったと感じている。
それでも、Yrrがわたしと遭遇したとき、わたしを生かしてくれるとはとても思えないので、非常に勉強になった。//
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月10日に日本でレビュー済み
人間社会に襲いかかるものの恐怖とか、ストーリーは基本面白いのですが、思い出したかのように日本をディスる。

説教とか機械の説明とかネイティブカナディアン(作中ではインディアン←既に差別。過去の白人の侵略を肯定)の描写とか本編とは直接関係ないものは飛ばし読みでちょうどいい。

日本に関心なさすぎなのは、インデペンデンスデイやデイアフタートゥモローなどのローランド・エメリッヒ監督と良い勝負(訳の分からん日本の描写で中傷)。

映画化が頓挫しているようですが、映画化できなくて当然の作品。

愛国心の強い方は読まないのをオススメします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月21日に日本でレビュー済み
上中下の3巻構成だが、下巻で読むのを挫折してしまいました。
読み終わってないので内容への批評は致しませんが、
とにかく読むのが疲れる小説でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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