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深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2) 文庫 – 2008/4/23

4.0 5つ星のうち4.0 20個の評価

異変はさらに続いた。大規模な海底地滑りが発生、大津波が起きてヨーロッパ北部の都市は壊滅してしまう。この未曾有の事態を収拾すべく、ついにアメリカが立ち上がった。女性司令官ジューディス・リーのもとに、ヨハンソン、アナワクら優秀な科学者が世界中から集められ、異変の原因を探り始める。だがその矢先、フランスを襲った病原体が奇怪なカニの大群によってアメリカの大都市に運びこまれ、パニックを引き起こした!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2008/4/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 568ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150411719
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150411718
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 20個の評価

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Frank Schatzing
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想像していたより綺麗でした。
2021年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海が攻めてくる感じ。
クジラの襲撃、貝の付着による船舶事故、ハブクラゲの異常繁殖、猛毒の藻類が作る殺人ガス
でニューヨークの壊滅。海底のメタンハイドレート層を喰いちぎる異常繁殖したゴカイの大群、
それが地層を断層化し、北欧、ヨーロッパを大津波が襲う。世界は大パニックに陥る。設定は、
大変面白く、それを仕掛けてくる相手が、全く見えてこいない。唯一、海底に住む異なった進化
を遂げたYrrと名付けられた生命体。
アメリカを中心とした作戦チームが作らたところまでが、中編。
いや~~~~!!!長すぎ。冗長すぎ!!!
登場人物の恋愛ストーリーや中心人物のアナワクがイヌイットの血を引き、そのidentityを
悩むくだりは不要。いくつものストーリーを一つの小説に盛り込み過ぎ。
消化不良を起こすし、中心の物語性がぼやけます。
2009年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本論と関係のない情報が多く、和訳も解り難くい。
加えて展開も遅いので、だんだんと読むのに飽きてきた。

中巻まで読んでも、登場人物に感情移入できないし。

ただ、上巻よりはドラマチックな展開が起こります。
そこだけが救いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年4月14日に日本でレビュー済み
上巻に比べて、中巻では未曾有の大事件が起きます。

前半は衝撃がありましたが、作者の癖で中盤以降またぐずぐず感が出てきました。
地球科学、海洋生物、生態系、知的地球外生命など、様々なジャンルを、いろいろ調べてあるんだろうなというリアリティさは感じます。

世界規模の災害が起こっている中、軍事関係者が少なすぎだろとか、
いくら大統領の信任が厚くてもリー司令しか出てこないのかとかつっこみたくなりますが、これはお話を進める上で良しとしていいでしょう。

中巻を読んで、下巻への期待が高まります。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
登場人物の多さ、まさに地球規模の(おまけに日本人には馴染みのない地域・海域ばかりの)舞台設定、複雑に入り組む人間模様、見え隠れする政治的思惑。。。いずれも、ちょっと類を見ないスケールと設定だけに、戸惑いと取っつきにくさのあることは否めないだろう。
海洋生物学を専門にし、今も海洋にいつも接している自分がそうなんだもの!

しかし、しかし、おもしろい。
いよいよ核心が見えてきた。
このおもしろさは、なかなかヘビーに腹にこたえる。
核心を話すことは出来ないが、巨大な政治、社会、自然の脅威の核心が、自然に理解できるところが面白い。それも、実に論理的、科学的に。

そう、これは、まさに良い意味で、ためになる。
一級のエンターテインメントでもあり、いよいよ発散していた人間模様も集約してきた。
へこたれそうになった読者諸氏も、いよいよですぞ!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月3日に日本でレビュー済み
上巻では予想もつかない展開で、
結末はどうなるのだろうとわくわくしました。

このまま予測不能の状態で展開するかと期待しましたが、
Yrrの存在が明らかになるにつれて、だんだんアメリカっぽさが
前面に出てきた気がします。

敵か味方か? アメリカ中心のパワーゲームの匂いが漂うにつれ
科学ものから遠のいた気がします。

下巻に期待です。
2009年1月29日に日本でレビュー済み
’08年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第9位、「このミステリーがすごい!」海外編第11位にランクインしたドイツ発海洋系SF&パニック小説。ドイツ語の原書で重さ1.1キロ、1000ページにも及び、翻訳の文庫も上・中・下巻3分冊で合計1644ページにもなる超大作だ。

はじまりはノルウェー沖で見つかった異様な生物の群れだった。やがて海の異変は世界中へと広がってゆく。クジラの群れが観光船を襲い、ロブスターやカニに寄生した病原体に多くの人々が感染して死に、猛毒を持つクラゲが大量発生して猛威をふるい、原因不明の海難事故が多発、漁船の行方不明はあとを絶たない。そしてついに巨大な地滑りが発生、誘発されて起きた大津波が北ヨーロッパの都市を殲滅する。

この緊急事態に、アメリカ主導で国境を越えた科学者たちが集められ、チームは解明に乗り出すべく実験用に改造された空母に乗り込みグリーンランド海へと向かう。明らかになったのは人類の誕生よりはるかに太古の昔から深海に存在する単細胞生物だった。

本書は、4年の歳月をかけて著者シェッツィングが取材した地球科学、海洋生物、生態系、海洋大循環、プレートテクトニクス、遺伝子学、地球外知的文明、石油資源産業などの最新の地球海洋科学情報に裏打ちされたリアリティをもって読者に迫ってくる。

また、大長編だけに、そのなかで繰り広げられる人間ドラマにも筆がおよんでいる。愛、友情、陰謀、自己のアイデンティティーの探求。それらを演ずる登場人物たちもシェッツィングによって生き生きと描き出されている。

結末がやや尻すぼみの感はあるが、この作品が海洋生物を支配する謎の生物と人間の死闘をダイナミックに描いた超弩級のエンターテインメントであることに疑いはない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月2日に日本でレビュー済み
中巻は、地球を襲った大惨事が描かれている。津波、生物兵器?
これらの原因があんなことにあったなんて...

環境保護小説から一転して、本来のSFっぽい話になった。