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オッド・トーマスの救済 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-10) 文庫 – 2010/4/30

4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

心の平静を求め、シエラネヴァダ山脈にある修道院に滞在していたオッド・トーマスは、12月の深夜、ボダッハ(悪霊)を発見した。ボダッハの出現は大惨事が起きる前触れとなるため、彼は調査を始める。だが修道士がひとり忽然と消え、さらに顔のない修道士や想像を絶する怪物が現われる。猛吹雪の中、修道院で暮らす子どもたちを守ろうと闘うオッドの前に、やがて驚くべき真相が! 謎とサスペンスに満ちたシリーズ最高傑作
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2010/4/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/30
  • 文庫 ‏ : ‎ 524ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150412162
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150412166
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

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ディーン・クーンツ
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年5月3日に日本でレビュー済み
1作目の驚きと衝撃の後、2作目の麻痺感を乗り越え、ようやくオッドが本来の在るべき姿を取り戻しつつ有るのが本作。
唯、今回物語りに登場する物について賛否両論が有ると思います。
個人的には面白かったですが、3作目でその「カード」を切ってしまうと、この後シリーズが何でも有りの荒唐無稽な方に行って仕舞うのでは?と、心配です。
このシリーズの魅力はあくまでも、何処までも謙虚で、優しくシャイな普通の青年の、ちょっとだけ変わった経験を通じた成長の物語のはずだから。
本国では既に発売されている4作目が軌道修正されている事を願いつつ、翻訳を待ちたいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クーンツに期待するのは、文章における文学表現ではなく、ストーリー展開。
2010年6月20日に日本でレビュー済み
(タイトルから続く)かなぁ。とか。
どちらかというとそっち系な作品から入ったので
ああ、だんだんこっちに来たのねと。
サイコスリラーからモダンホラーというか。
瀬名氏が確かにそんなようなことを書いていたような...。
(が、あとがきがネタバレ感があるのであまり読んでいない)
ストレンジャーズの時のラスト以外は...と書かれまくったラストの方向にはたどり着かないことを期待します。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月13日に日本でレビュー済み
まったく個人的好みなのだが、
第一作目がサスペンス・ミステリー的盛り上がりにあふれており、ボダッハの効果的出現演出が事件への予感を盛り上げ
シックス・センス的オチもあり、物語としては非常に面白く楽しめた。
第二作目は、<どういう意味これ?>的物語の展開で睡魔に襲われ、(ラストの現象の意味の説明が第三作目で
為されるはずではなかったのか?)
でもって、本作は、まだまだ控え目ながら、<戦慄の...>路線への回帰で、そこそこは楽しめた。
だが、せっかくのオッドのキャラを鑑みると、やっぱりこのシリーズは第一作的な話の積み重ねにした方が楽しめるのだろう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月27日に日本でレビュー済み
前2作とまた趣を変え、山間の修道院という、、、ややベタな舞台設定で語られるあらたな物語。
そしてここでも、前作とは違う形で綴られる主人公オッド・トーマスの心の旅。ミステリィ的には「?」という謎設定も登場しましたが、メイン・ストーリィから外れた部分にこそ、この作品の魅力がある、、、と私は思います。丁寧に綴られるオッドの心理や言動の繊細さがすばらしい。

大好きなシリーズで、個人的には本作への評価も★5つとしたいところですが、
、、、読者によっては、やはり「?」という感想を持たれる方がいそうなので、★はマイナス1しました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オッドのこれから先が気になり1冊目から読んでます。今回の変な物体はちょっとなしかもですが、オッドが一人で次の導きへ行ってしまうラストでは、やはりオッドが気になり次回の作品を待ってしまいます。あとパンケーキは食べてみたいです。