図書館にも、ありません。
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失われた私 (ハヤカワ文庫 NF 35) 文庫 – 1978/9/1
フローラ リータ シュライバー
(著),
巻 正平
(翻訳)
- 本の長さ602ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1978/9/1
- ISBN-104150500355
- ISBN-13978-4150500351
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1978/9/1)
- 発売日 : 1978/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 602ページ
- ISBN-10 : 4150500355
- ISBN-13 : 978-4150500351
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,400位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80位ハヤカワ文庫 NF
- - 3,592位心理学 (本)
- - 17,984位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月17日に日本でレビュー済み
フィクションなのかノンフィクションなのかはともかく、解離性同一性障害(多重人格)について理解するためには良い作品だと思った。
他のレビューで、「現代の心理学ではない...」と書かれた方がいるが、このような症状はなくなったのではなく、目立たなくなったのではないかと思う。
現代はこの本が書かれた当時に比べ多様な生き方が可能である。職場とプライベート、友人と別の友人の前で見せる顔、ネット上、それこそSNSのアカウントをいくつも持ったり、Youtuber、Vtuberなど、別人格で活動することなどいくらでも可能になったため、病的なまでに問題となることが少なくなったのではなかろうか。良し悪しは別として。
どちらにしろ、19世紀末から20世紀の初めまで、あれだけ多数の症例が見られたことからも、現代はともかく過去には実在したと言って差し支えないだろう。
また、社会が理屈や因果関係で成り立つもののみしか認めず、矛盾やカオスを排除する傾向が強まる現代はまた、別の形で病的なものが現出してくると考えられる。
おそらく、明日に生きるか死ぬかの社会では、精神を病む暇もなく、当面は生きる安心があるように見える我々のような社会の方が、生きる意味のようなものを見失う、またはそんなことを考える暇が良しにつけ悪しきにつけあるのではないか。
個人の感想でしかないが、精神疾患の患者はそのあまりに繊細で鋭い感覚の故に、社会や文化の硬直化、一元化の犠牲者だと思う。多様に思える現代も、やはり誰かにとってはまだまだ窮屈で生きづらく、表面上は豊かでも、本質の上では少しでも社会の枠を外れた人には厳しいのではないか。
解離性同一性障害の報告は減ったとしても、思慮のある人や多面的な考えができる人もまた減っているように思う。また別の問題が現れるような気がしてならない。
他のレビューで、「現代の心理学ではない...」と書かれた方がいるが、このような症状はなくなったのではなく、目立たなくなったのではないかと思う。
現代はこの本が書かれた当時に比べ多様な生き方が可能である。職場とプライベート、友人と別の友人の前で見せる顔、ネット上、それこそSNSのアカウントをいくつも持ったり、Youtuber、Vtuberなど、別人格で活動することなどいくらでも可能になったため、病的なまでに問題となることが少なくなったのではなかろうか。良し悪しは別として。
どちらにしろ、19世紀末から20世紀の初めまで、あれだけ多数の症例が見られたことからも、現代はともかく過去には実在したと言って差し支えないだろう。
また、社会が理屈や因果関係で成り立つもののみしか認めず、矛盾やカオスを排除する傾向が強まる現代はまた、別の形で病的なものが現出してくると考えられる。
おそらく、明日に生きるか死ぬかの社会では、精神を病む暇もなく、当面は生きる安心があるように見える我々のような社会の方が、生きる意味のようなものを見失う、またはそんなことを考える暇が良しにつけ悪しきにつけあるのではないか。
個人の感想でしかないが、精神疾患の患者はそのあまりに繊細で鋭い感覚の故に、社会や文化の硬直化、一元化の犠牲者だと思う。多様に思える現代も、やはり誰かにとってはまだまだ窮屈で生きづらく、表面上は豊かでも、本質の上では少しでも社会の枠を外れた人には厳しいのではないか。
解離性同一性障害の報告は減ったとしても、思慮のある人や多面的な考えができる人もまた減っているように思う。また別の問題が現れるような気がしてならない。
2004年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シビルという多重人格者の治療の過程がこと細かに記述されている。600ページの分厚い文庫本だが、決して飽きない。精神分析医とのカウンセリング中心。その医者とシビルの共通の知人であるジャーナリストの著。1978年の本だが全然古めかしく感じられなかった。またジャーナリストにありがちな”事実に反する脚色”がない点も素晴らしい。私はこの本で確信したが、人が多重人格になるということは、幼児期の悲惨な虐待などの環境ではやむを得ないことである。第三者により多重人格にならされてしまうということだ。
2014年8月22日に日本でレビュー済み
アメリカでは、本書は最早ノンフィクション扱いされていません。デビー・ネイソンによる詳細な検証本は何故翻訳されないんでしょうか?日本では疑わしい内容のノンフィクションでもベストセラーになれば即翻訳、懐疑派による検証本はなかなか翻訳されない為、嘘だらけの本でも、いつまでも真実の物語、感動の実話扱いなんですね。早川書房は優れた海外文学を出版している会社ですが、ビリー・ミリガンとか400人格のジェニーとか、本国でグレーからブラックゾーン扱いの人のノンフィクションのフォローを、もう少し丁寧にしたほうが良いかと。大体、多重人格自体が、近年の心理学では「ない」ものであるという方向に動きつつあります。しかし、ネットを見ると、結構な数の多重人格者がいますね。彼らが過酷な幼年期を過ごした事実まで否定はしませんが、では何故、チャイルドソルジャーの多いアフリカで多重人格者が多発しているとか、過酷な条件で労働している子供(性労働者も)の多い発展途上国で多重人格の犯罪者が多い、といった報告がないのでしょうか?以上の理由から、私はこの本は小説だと思います。小説としてなら、文章が読みやすく、ページ数が多いのに読者を飽きさせない工夫がされていて、良く書けていると思います。絶版本とはいえ、これが疑う余地のないノンフィクションではない、という事を版元にはフォローする義務があるのではないでしょうか?ネットで何でも検索出来る時代ですが、その弊害として「見たくない情報はスルー」出来てしまう時代でもあるのですから。
2006年11月23日に日本でレビュー済み
多重人格という病気はどのようなものなのか。
本当の自分がわからない、たった今の記憶が無いという、
その苦しみと恐怖がリアルに描かれ、その源泉を探ることで
人格を統合していく過程を、治療にあたった医師との
インタビューにより描いている。
600ページというボリュームだが、一気に読みきって
しまう程に引き込まれてしまう。
本当の自分がわからない、たった今の記憶が無いという、
その苦しみと恐怖がリアルに描かれ、その源泉を探ることで
人格を統合していく過程を、治療にあたった医師との
インタビューにより描いている。
600ページというボリュームだが、一気に読みきって
しまう程に引き込まれてしまう。
2008年2月10日に日本でレビュー済み
多重人格(DID/解離性同一性障害)について、初めて詳細に描かれた金字塔的ノンフィクション。
物語は、雪の中、見知らぬ街角で呆然と途方にくれる主人公の描写から始まる。
そう、彼女は、なぜ、どうやって自分がそこに来たのかを、まったく覚えていなかったのだ…。
主人公のシビル・ドーセットは、不可解な記憶の断絶に悩み、精神分析医を訪れる。
精神分析を受けるなかで、次第に姿を現してくるシビルの分身たちは、幼児期の過酷な虐待から抗うすべを持たぬ幼いシビルを守るために生まれてきたのだった…。
シビルは最終的に15ものそれぞれが個性的な人格(主人格を含めるなら16人格!)を発現させるが、長い困難な治療の末に、人格の統合を成し遂げ自分の人生の「全体」を取り戻す。
初めは拒否していた「自分ではない自分たち」を次第に受容し、過去の耐え難い痛みを乗り越えて人生の全体像を取り戻してゆく過程は、圧巻である。
本書を読むと、人間の心に潜む想像を超えた可能性と柔軟性に驚くことだろう。「自分以外の誰か」にスイッチすることで、幼いシビルは生き延びたのだ。
しかし、身に付いた「入れ替わる」能力は自分自身でも制御することはできない。その力はやがて成長したとき、人生を自分自身の統合された全体として生きることを阻害し始める。
本書は、その全体を取り戻す闘いの記録である。
物語は、雪の中、見知らぬ街角で呆然と途方にくれる主人公の描写から始まる。
そう、彼女は、なぜ、どうやって自分がそこに来たのかを、まったく覚えていなかったのだ…。
主人公のシビル・ドーセットは、不可解な記憶の断絶に悩み、精神分析医を訪れる。
精神分析を受けるなかで、次第に姿を現してくるシビルの分身たちは、幼児期の過酷な虐待から抗うすべを持たぬ幼いシビルを守るために生まれてきたのだった…。
シビルは最終的に15ものそれぞれが個性的な人格(主人格を含めるなら16人格!)を発現させるが、長い困難な治療の末に、人格の統合を成し遂げ自分の人生の「全体」を取り戻す。
初めは拒否していた「自分ではない自分たち」を次第に受容し、過去の耐え難い痛みを乗り越えて人生の全体像を取り戻してゆく過程は、圧巻である。
本書を読むと、人間の心に潜む想像を超えた可能性と柔軟性に驚くことだろう。「自分以外の誰か」にスイッチすることで、幼いシビルは生き延びたのだ。
しかし、身に付いた「入れ替わる」能力は自分自身でも制御することはできない。その力はやがて成長したとき、人生を自分自身の統合された全体として生きることを阻害し始める。
本書は、その全体を取り戻す闘いの記録である。
2004年10月4日に日本でレビュー済み
20年前に読んで衝撃を受けて以来、時折読み返す本。多重人格については近年マスコミでもクローズアップされているが、『ビリー・ミリガン』のはるか以前に、このような症例が報告されていることにアメリカ社会の病巣の深さを思う。そしてまた日本も‥。本書は、多重人格というセンセーショナルに見える病気への単なる興味を超えて、人間の持つ底知れぬ可能性、極限の状況にあってなお生き延びようとするエネルギーの奥深さを示してくれる。
2002年7月10日に日本でレビュー済み
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