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マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF) 文庫 – 2004/4/9
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- 本の長さ339ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/4/9
- ISBN-104150502900
- ISBN-13978-4150502904
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対象商品: マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/4/9)
- 発売日 : 2004/4/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 339ページ
- ISBN-10 : 4150502900
- ISBN-13 : 978-4150502904
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,660位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PCR検査がどういった経緯でワクチン接種のために使われたか?利益を得る者の存在がいるだろうと理解出来るようになりますね
2021年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャリー・マリスが生きていれば、こんなバカなコロナパンデミック騒ぎは起きていなかったかも?
2023年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PCR検査の原理であるDNAを増幅する方法を発見したことでノーベル賞を受賞した科学者。
博士の私生活のエピソードは、人生を楽しんでいて、愉快である。多くの発明家やアイデアの発明に共通するエピソードが垣間見れる。
博士の私生活のエピソードは、人生を楽しんでいて、愉快である。多くの発明家やアイデアの発明に共通するエピソードが垣間見れる。
2023年7月21日に日本でレビュー済み
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PCRを発明した教授
彼は、検査にはPCRを使ってはいけないと。。
しかし、世界中で使われてしまった悲劇。
この本を読み理解したならば、、何かが変だと気づく事ができたのかも。。
彼は、検査にはPCRを使ってはいけないと。。
しかし、世界中で使われてしまった悲劇。
この本を読み理解したならば、、何かが変だと気づく事ができたのかも。。
2021年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(原題:Dancing Naked in the Mind Field」「心の原野を裸で踊る」)
この人はノーベル化学賞を受賞した人である。キャリー・マリスという名前は知らない人の方が多いだろう。けれど、昨今のコロナ禍で、PCR検査の言葉を知らない人は、恐らくいないだろう。
この人は、そのPCR(ポメラーゼ連鎖反応)を発明した人である。この人のおかげで、遺伝子検査やゲノム解析が驚くほど飛躍的に普及したことを思えば、どういう人か気になるところだが…。
自他ともに女好きで通っていて、サーフィンが大好きで、超常現象が大好きであり、LSDやマリファナをやってましたと公言するきわめて「正直」な人であり、生化学者になったのは、星占いに従ったせいという。
シータス社の研究員時代に、ガールフレンドとドライブデートの途中で突然閃いたアイディアを書き留めて、実験したことでPCR反応の論文を掲載する。この人はどう考えても大学の研究者とかの政治には全く合わない破天荒な程正直すぎるので、ノーベル賞の授賞式にスウェーデンのグフタフ国王に対して、王女がスキャンダルを書き立てられてことを知って、こんなことを言う人だ。
「なんと言っても16歳の女の子です。ちょっと我慢することさえできれば、すぐに忘れてしまいます。むしろこれを教訓にして、いいオトナになれますよ」
「私の言葉に嘘がない証拠をお見せしましょうか。私には息子がおります。王女にちょうどいい年頃です。これを王女の婿としてさしあげましょう。むろん交換条件があります。あなたの領土の1/3をいただきましょう」
日本国際賞の授賞式で日本の皇后陛下(現・上皇后陛下)に対して「スウィーティ(sweety) (かわい子ちゃん)」と挨拶をしたのを皮切りに、「他愛のない」会話を交わす。さすがに内容は掲載出来ない(笑)。
とにかく話題に事欠かないところがあるが、地球温暖化に対してオゾン層について疑義を出し、HIVがエイズ発症の根拠に必ずしもなり得ないといった異論を出したことで、HIVの製薬会社の講演を断られた話とか、恐らく本質的に「政治」が嫌いなのだろう。シータス社時代も創業時の良き環境から、従業員が増え、縦割りな官僚的な会社になったことの息苦しさを吐露している。
私もそういうところがあるので気持ちがわかる。けれどここまで「正直」になれないし、何より性格上出来ない。
誤解が生まれるといけないが、この人はノーベル賞はただの「幸運」だったとしか思っていないし、受賞しようがしまいがこの人の性格は変わらなかっただろう。
ただ、PCRの成果に対して個人的な特許権を獲得出来なかったことで、お金が得られなかったことには子供っぽく怒っている程度だ。けれど、この人は子供の「感性」のまま、そのまま大人になってしまった人であって、こういうタイプの人を我慢出来ない人がいることは知っている(実は私も好きではない類の人で、個人的にはお友達にはしたくない。端から見てて面白いのはわかるが)。
が、それ故「王様は裸」だと告発する人がいないという社会もつまらない。日本でもこういう人を軽んじられるが、天才肌にはこういう人が結構いるので、そういう人を意思を守る権利だけは尊重したい。
この人はノーベル化学賞を受賞した人である。キャリー・マリスという名前は知らない人の方が多いだろう。けれど、昨今のコロナ禍で、PCR検査の言葉を知らない人は、恐らくいないだろう。
この人は、そのPCR(ポメラーゼ連鎖反応)を発明した人である。この人のおかげで、遺伝子検査やゲノム解析が驚くほど飛躍的に普及したことを思えば、どういう人か気になるところだが…。
自他ともに女好きで通っていて、サーフィンが大好きで、超常現象が大好きであり、LSDやマリファナをやってましたと公言するきわめて「正直」な人であり、生化学者になったのは、星占いに従ったせいという。
シータス社の研究員時代に、ガールフレンドとドライブデートの途中で突然閃いたアイディアを書き留めて、実験したことでPCR反応の論文を掲載する。この人はどう考えても大学の研究者とかの政治には全く合わない破天荒な程正直すぎるので、ノーベル賞の授賞式にスウェーデンのグフタフ国王に対して、王女がスキャンダルを書き立てられてことを知って、こんなことを言う人だ。
「なんと言っても16歳の女の子です。ちょっと我慢することさえできれば、すぐに忘れてしまいます。むしろこれを教訓にして、いいオトナになれますよ」
「私の言葉に嘘がない証拠をお見せしましょうか。私には息子がおります。王女にちょうどいい年頃です。これを王女の婿としてさしあげましょう。むろん交換条件があります。あなたの領土の1/3をいただきましょう」
日本国際賞の授賞式で日本の皇后陛下(現・上皇后陛下)に対して「スウィーティ(sweety) (かわい子ちゃん)」と挨拶をしたのを皮切りに、「他愛のない」会話を交わす。さすがに内容は掲載出来ない(笑)。
とにかく話題に事欠かないところがあるが、地球温暖化に対してオゾン層について疑義を出し、HIVがエイズ発症の根拠に必ずしもなり得ないといった異論を出したことで、HIVの製薬会社の講演を断られた話とか、恐らく本質的に「政治」が嫌いなのだろう。シータス社時代も創業時の良き環境から、従業員が増え、縦割りな官僚的な会社になったことの息苦しさを吐露している。
私もそういうところがあるので気持ちがわかる。けれどここまで「正直」になれないし、何より性格上出来ない。
誤解が生まれるといけないが、この人はノーベル賞はただの「幸運」だったとしか思っていないし、受賞しようがしまいがこの人の性格は変わらなかっただろう。
ただ、PCRの成果に対して個人的な特許権を獲得出来なかったことで、お金が得られなかったことには子供っぽく怒っている程度だ。けれど、この人は子供の「感性」のまま、そのまま大人になってしまった人であって、こういうタイプの人を我慢出来ない人がいることは知っている(実は私も好きではない類の人で、個人的にはお友達にはしたくない。端から見てて面白いのはわかるが)。
が、それ故「王様は裸」だと告発する人がいないという社会もつまらない。日本でもこういう人を軽んじられるが、天才肌にはこういう人が結構いるので、そういう人を意思を守る権利だけは尊重したい。
2022年11月15日に日本でレビュー済み
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分子生物学を学ぶ人にはおもしろいと思います。
2013年1月14日に日本でレビュー済み
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以前から気になっていた本であり、今回意を決して購入して良かった。
2021年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かにp162に「感染症の診断にも利用できる」とある。
これはよく耳にする「感染症の診断に使うな」というものをデマとする根拠となりうるか。
結論、ならない。
それはPCRを知れば理解は容易なはずである。
マリス氏の生前インタビューによると
(1997/12/7サンタモニカ)
「PCRは…病気か否かは分からない」。
「PCRをうまく使えたなら、ほとんど何でも発見できますよ。誰の身体にも。」
「一つの微粒子を、計測可能なところまで増幅すれば…これをPCRがするのですが」
「極めて微細な微粒子が身体の中に一つあるというだけで意味をなす、というのならば誤用ですね」
極めて少ない遺伝子片からその情報を引き出すことができるという意味で、診断に利用できる、が、それをもって診断とするとするならば、それは誤用であるということ。
あくまで判断材料の一つにすぎず、それをもって感染症の根拠としてはいけない(それは誤用である)。
これはよく耳にする「感染症の診断に使うな」というものをデマとする根拠となりうるか。
結論、ならない。
それはPCRを知れば理解は容易なはずである。
マリス氏の生前インタビューによると
(1997/12/7サンタモニカ)
「PCRは…病気か否かは分からない」。
「PCRをうまく使えたなら、ほとんど何でも発見できますよ。誰の身体にも。」
「一つの微粒子を、計測可能なところまで増幅すれば…これをPCRがするのですが」
「極めて微細な微粒子が身体の中に一つあるというだけで意味をなす、というのならば誤用ですね」
極めて少ない遺伝子片からその情報を引き出すことができるという意味で、診断に利用できる、が、それをもって診断とするとするならば、それは誤用であるということ。
あくまで判断材料の一つにすぎず、それをもって感染症の根拠としてはいけない(それは誤用である)。