色んな「英雄」の物語を知れてとても楽しいです
ただ難解な部分が多く、フロイト・ユングの心理学の知識は前提として頭に入れておくと良いかもしれません
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千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2015/12/18
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出合ってから30年というもの、
この本は私を魅了し、インスピレーションを与え続けてくれている。
――ジョージ・ルーカス
世界最古の英雄譚といわれるギルガメシュの冒険からオデュッセウスの苦難の旅、
ブッダの修行、イザナギとイザナミの物語まで、
古今東西の神話や民話に登場する「英雄」たちの冒険を比較すると、
心を揺さぶる物語の基本構造が見えてくる――。
ジョージ・ルーカスに〈スター・ウォーズ〉創造のインスピレーションを与えるなど、
世界中のクリエイターたちに多大な影響を与えた
神話学者キャンベルによる古典的名著の新訳版。
この本は私を魅了し、インスピレーションを与え続けてくれている。
――ジョージ・ルーカス
世界最古の英雄譚といわれるギルガメシュの冒険からオデュッセウスの苦難の旅、
ブッダの修行、イザナギとイザナミの物語まで、
古今東西の神話や民話に登場する「英雄」たちの冒険を比較すると、
心を揺さぶる物語の基本構造が見えてくる――。
ジョージ・ルーカスに〈スター・ウォーズ〉創造のインスピレーションを与えるなど、
世界中のクリエイターたちに多大な影響を与えた
神話学者キャンベルによる古典的名著の新訳版。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2015/12/18
- 寸法10.6 x 1.2 x 15.7 cm
- ISBN-104150504520
- ISBN-13978-4150504526
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2015/12/18)
- 発売日 : 2015/12/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4150504520
- ISBN-13 : 978-4150504526
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 15.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1位神話 (本)
- - 6位文化人類学・民俗学 (本)
- - 387位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
☆この本を読むのに向いている人の条件
・心理学や世界史が一通り頭に入っていること
・文法的誤りや直訳的表現があっても文章を理解しようとする優しさがあること
・物事を俯瞰して眺めるだけの余裕をもっていること
『物語の法則 強い物語とキャラをつくれるハリウッド式創作術』(ボグラー&マッケナ著)からこの本にたどり着いた方も多いでしょう。当書は、神話研究の第一人者が古今東西の物語に共通する特徴を一冊にまとめた意欲作ですが、こと日本語版においては読む人を大いに選びます。
しかしこの本を読みこなせた人ならば、上記の著作に書かれた以上のものを得ることができます。当然、ご自身の仕事や人生にも大いに活用できるでしょう。
世界にちらばる神話(物語)が引用されているので、そこだけを読むのも単純に面白いです。
さしあたって読む労力を節約したい方におかれては、
<<古今東西を問わず、数々の神話や物語には共通した原型が存在する。この本ではその原型を解説する>>
という本の意義と、
63~66頁にある、物語をセクションごとに分割した見取り図
を踏まえた上で、プロローグの七十ぺージほどをすっ飛ばし、80頁の第1章から読みはじめることをお勧めします。
以下、読む人を選ぶ理由や読みづらさのワケを記します。
①この神話研究の分野は、近代の心理学がベースにあります。そのため、ユング、フロイトをはじめ、バスティアンやフレイザーといった学者の論説が所々に引用されています。また世界史の内容も散見されます。このあたりの知識が全くない読者の場合、おそらくプロローグの部分を10ページ読むよりも先に面食らうことでしょう。
②(これは翻訳者の問題だとおもいますが、)翻訳された文章が直訳的で非常に読みづらいです。時には主語が消滅し、述語ないし動詞を読み拾う際には「え、主語は何? 何がそうなの?」と読み返すこともしばしばです。(関係代名詞を二つ以上の文に分けたり、動作を表す名詞を「〇〇すること」と変えたりする工夫が少ないため、”AのBのCをDするEのFをGするH”といったようなパターンがよく見られます)
③文中では、「そもそも神話研究では当たり前だよね」とされている論理が出てきますが、私たちの肌感覚では「それって本当か?」と疑いたくなる内容であることがしばしばあります。その記述は裏打ちされた事実には違いないでしょうが、活字を追う読者の目線は、その都度ストップさせられることになります。よって速読は出来ません。
・心理学や世界史が一通り頭に入っていること
・文法的誤りや直訳的表現があっても文章を理解しようとする優しさがあること
・物事を俯瞰して眺めるだけの余裕をもっていること
『物語の法則 強い物語とキャラをつくれるハリウッド式創作術』(ボグラー&マッケナ著)からこの本にたどり着いた方も多いでしょう。当書は、神話研究の第一人者が古今東西の物語に共通する特徴を一冊にまとめた意欲作ですが、こと日本語版においては読む人を大いに選びます。
しかしこの本を読みこなせた人ならば、上記の著作に書かれた以上のものを得ることができます。当然、ご自身の仕事や人生にも大いに活用できるでしょう。
世界にちらばる神話(物語)が引用されているので、そこだけを読むのも単純に面白いです。
さしあたって読む労力を節約したい方におかれては、
<<古今東西を問わず、数々の神話や物語には共通した原型が存在する。この本ではその原型を解説する>>
という本の意義と、
63~66頁にある、物語をセクションごとに分割した見取り図
を踏まえた上で、プロローグの七十ぺージほどをすっ飛ばし、80頁の第1章から読みはじめることをお勧めします。
以下、読む人を選ぶ理由や読みづらさのワケを記します。
①この神話研究の分野は、近代の心理学がベースにあります。そのため、ユング、フロイトをはじめ、バスティアンやフレイザーといった学者の論説が所々に引用されています。また世界史の内容も散見されます。このあたりの知識が全くない読者の場合、おそらくプロローグの部分を10ページ読むよりも先に面食らうことでしょう。
②(これは翻訳者の問題だとおもいますが、)翻訳された文章が直訳的で非常に読みづらいです。時には主語が消滅し、述語ないし動詞を読み拾う際には「え、主語は何? 何がそうなの?」と読み返すこともしばしばです。(関係代名詞を二つ以上の文に分けたり、動作を表す名詞を「〇〇すること」と変えたりする工夫が少ないため、”AのBのCをDするEのFをGするH”といったようなパターンがよく見られます)
③文中では、「そもそも神話研究では当たり前だよね」とされている論理が出てきますが、私たちの肌感覚では「それって本当か?」と疑いたくなる内容であることがしばしばあります。その記述は裏打ちされた事実には違いないでしょうが、活字を追う読者の目線は、その都度ストップさせられることになります。よって速読は出来ません。
2021年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、釈迦やイエスがたどり着いた悟り・神の道・宇宙の真理を、「英雄」を使って説明した本であり、「英雄」とは何かを書いた神話学・中世民俗学の本でもあるが本質は宗教学・哲学の本である。
訳者が3人おり、上巻を担当した訳者の訳がとにかく読みづらい。修辞が多用されているのだが、元ネタがわからないしどこに掛かっているかも明瞭ではないためだ。
当然読み飛ばすべきだ。下巻にある解説(西洋では解説は前に付くが日本は後に付く)にある通り下巻第一部四章から読んで上巻に行ってもいいし、下巻を終えて上巻でもいい。
本は一度しか読んではいけないものではないので、上巻のわからないところはすっ飛ばして後でまた読めばいい。理解することの方が大切だ。
上巻全てと下巻まで続く「英雄の旅」の分析がこの本の主題ではない。面白い部分だけ拾って読んで差し支えない。第二部のための「道具」だからそのくらいの気持ちで十分。読みやすく主題でもある第二部に酔うのが通常の読解力の人だと思う。
フロイトはそれまで誰も考えなかった「無意識」を提唱し、あまりにも鮮やかな説明をしたので衝撃をもたらしたが、それって科学的に証明できるの?という疑問符が付くようになった。なのでフロイトの時代は心の中に入り睡眠療法などをしていた精神医学は今は全くそんなことはせず、体に現れた変化と投薬治療という「科学」に変わった。
この本もそういう意味で「科学」とは言い難く、著者の哲学と言った方がいい。だが、すこぶる面白い。説明が鮮やかだからだ。
特に「英雄」を説明する中で、あまりにも深く追求したために、結果的に「神の証明」になってしまっている部分や、とても1940年代に書かれたとは思えないエピローグが素晴らしい。(共に下巻)
他にも凝縮された知識・見解が示唆に富んでいて、「ニーチェは近現代の英雄(「神は死んだ」と前時代をひっくり返した)」といった指摘がさらっと書いてあって、だからニーチェはカリスマ的な人気があるのかと合点したりする。
とにかく、読めばアイデアが湧き出てくるような本である。
付記
上巻のレビューと下巻のレビューは別のページになっているので下巻のレビューも参考に。下巻の方には最後まで読んでいないのにレビューを書いている人はいない。そして皆興奮している。
思うに古代の叡智が現代人に魅力的なのは、人がまっさらの状態で誕生し数十年で死ぬからだ。これは古代から現代まで変わらない。個人にとって全く少ない時間で(生活をしながら)世界を深く把握するにはこのような手引書が最善の一冊だ。
訳者が3人おり、上巻を担当した訳者の訳がとにかく読みづらい。修辞が多用されているのだが、元ネタがわからないしどこに掛かっているかも明瞭ではないためだ。
当然読み飛ばすべきだ。下巻にある解説(西洋では解説は前に付くが日本は後に付く)にある通り下巻第一部四章から読んで上巻に行ってもいいし、下巻を終えて上巻でもいい。
本は一度しか読んではいけないものではないので、上巻のわからないところはすっ飛ばして後でまた読めばいい。理解することの方が大切だ。
上巻全てと下巻まで続く「英雄の旅」の分析がこの本の主題ではない。面白い部分だけ拾って読んで差し支えない。第二部のための「道具」だからそのくらいの気持ちで十分。読みやすく主題でもある第二部に酔うのが通常の読解力の人だと思う。
フロイトはそれまで誰も考えなかった「無意識」を提唱し、あまりにも鮮やかな説明をしたので衝撃をもたらしたが、それって科学的に証明できるの?という疑問符が付くようになった。なのでフロイトの時代は心の中に入り睡眠療法などをしていた精神医学は今は全くそんなことはせず、体に現れた変化と投薬治療という「科学」に変わった。
この本もそういう意味で「科学」とは言い難く、著者の哲学と言った方がいい。だが、すこぶる面白い。説明が鮮やかだからだ。
特に「英雄」を説明する中で、あまりにも深く追求したために、結果的に「神の証明」になってしまっている部分や、とても1940年代に書かれたとは思えないエピローグが素晴らしい。(共に下巻)
他にも凝縮された知識・見解が示唆に富んでいて、「ニーチェは近現代の英雄(「神は死んだ」と前時代をひっくり返した)」といった指摘がさらっと書いてあって、だからニーチェはカリスマ的な人気があるのかと合点したりする。
とにかく、読めばアイデアが湧き出てくるような本である。
付記
上巻のレビューと下巻のレビューは別のページになっているので下巻のレビューも参考に。下巻の方には最後まで読んでいないのにレビューを書いている人はいない。そして皆興奮している。
思うに古代の叡智が現代人に魅力的なのは、人がまっさらの状態で誕生し数十年で死ぬからだ。これは古代から現代まで変わらない。個人にとって全く少ない時間で(生活をしながら)世界を深く把握するにはこのような手引書が最善の一冊だ。
2020年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神話やストーリーでは、( 以下、ストーリーと記載する )
主人公登場人物が様々な行動や感情を体験し、
そこから何を得て、どう成長していくのか、
誰と出会い、何に気づき、それをどう使うのか、
に焦点を当て、読者が利用しやすく、
かつ共感を得て脳の様々な部位が活性化するよう、
広い切り口で話の流れを展開していく。
そのため、
ストーリーには試練を与え、多くの感情を経験させ
行動の選択肢の幅を拡げるような設定がされている。
ストーリーを読むことで得られるメリットとしては、
・客観的視点から、他人の行動や感情を観察できる
・様々な感情を体験できる
・失敗の役に立つ使い方
・慈悲や畏敬の念に触れ、より寛容的な姿勢の観点を手に入れる
・恐怖を受け容れ、未開拓地での試練を迎え入れる準備ができる
・試練 ( 問題 )を解決する
など。そして、ストーリーには、
それぞれの登場人物がした行動、体験した感情を振り返り、
そこから何を教訓として学ぶかという、
一つの型があるということを、本書から読み解くことができる。
主人公登場人物が様々な行動や感情を体験し、
そこから何を得て、どう成長していくのか、
誰と出会い、何に気づき、それをどう使うのか、
に焦点を当て、読者が利用しやすく、
かつ共感を得て脳の様々な部位が活性化するよう、
広い切り口で話の流れを展開していく。
そのため、
ストーリーには試練を与え、多くの感情を経験させ
行動の選択肢の幅を拡げるような設定がされている。
ストーリーを読むことで得られるメリットとしては、
・客観的視点から、他人の行動や感情を観察できる
・様々な感情を体験できる
・失敗の役に立つ使い方
・慈悲や畏敬の念に触れ、より寛容的な姿勢の観点を手に入れる
・恐怖を受け容れ、未開拓地での試練を迎え入れる準備ができる
・試練 ( 問題 )を解決する
など。そして、ストーリーには、
それぞれの登場人物がした行動、体験した感情を振り返り、
そこから何を教訓として学ぶかという、
一つの型があるということを、本書から読み解くことができる。
2020年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
抜群に面白い。
ジョージルーカスにインスピレーションを与えた、との有名な一文があるが、それどころか世界中すべての物語(小説、映画、漫画、ゲーム等々)を見る目が変わる一冊かもしれない。
世界各地の儀礼、神話における英雄譚を比較検討しながら、冒険への誘い、助力者の出現、越境、夜の海の航海、イニシエーション、父親との一体化、究極の恵み、逃走あるいは救出、帰還といった各項目に分け構造分析を進めるというものが本書の大まかな流れである。
(なお、そのほか世界創生、英雄の誕生、そして入滅、世界の滅亡といったものに関する考察も描かれる。)
あなたが好きな映画、小説、ゲーム、ドラマ様々な物語を頭に思い描きながら本書を読み進めるとその凄さがわかるのではないかと思う。断片的なものを含めれば上記の要素のいずれもが該当しない物語を探す方が難しいのではないか。
物語を作る立場の方のみならず、神話学、比較文化学、深層心理学を学ぶ方が学問として読んでも圧倒的に面白いかと思う。
訳が悪い、読みづらいとのレビューも散見されるが、時間をかけて読めばきちんと読み通せる日本語であるし、時間をかけてでも読むべき価値がある。個人的には金枝篇や野生の思考を超える面白さを持った一冊でした。
ジョージルーカスにインスピレーションを与えた、との有名な一文があるが、それどころか世界中すべての物語(小説、映画、漫画、ゲーム等々)を見る目が変わる一冊かもしれない。
世界各地の儀礼、神話における英雄譚を比較検討しながら、冒険への誘い、助力者の出現、越境、夜の海の航海、イニシエーション、父親との一体化、究極の恵み、逃走あるいは救出、帰還といった各項目に分け構造分析を進めるというものが本書の大まかな流れである。
(なお、そのほか世界創生、英雄の誕生、そして入滅、世界の滅亡といったものに関する考察も描かれる。)
あなたが好きな映画、小説、ゲーム、ドラマ様々な物語を頭に思い描きながら本書を読み進めるとその凄さがわかるのではないかと思う。断片的なものを含めれば上記の要素のいずれもが該当しない物語を探す方が難しいのではないか。
物語を作る立場の方のみならず、神話学、比較文化学、深層心理学を学ぶ方が学問として読んでも圧倒的に面白いかと思う。
訳が悪い、読みづらいとのレビューも散見されるが、時間をかけて読めばきちんと読み通せる日本語であるし、時間をかけてでも読むべき価値がある。個人的には金枝篇や野生の思考を超える面白さを持った一冊でした。
2019年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家になりたくてジョージ・ルーカスにあやかって読んだがかなり満足している。まだ一ページも自分では書いてないが小説や映画なんかを理解する助けとしては役に立っている。
神話や聖書なんかを独学で読むなら先にこっちを読んだ方がいい。この本も読み辛いが出典元をただ読むよりは遥かにまし。
また、読んでも理解出来るかはその人の人生経験によると思われる。死ぬまで何度も読める本と考えたらコスパは最高峰だが。
個人的にはこの一冊か二冊が理解できるならあなたは死ぬのに不足はなくなった状態になってると思う。よく生きてよく死にたいならとりあえずこれを読んだらいいと思う。
神話や聖書なんかを独学で読むなら先にこっちを読んだ方がいい。この本も読み辛いが出典元をただ読むよりは遥かにまし。
また、読んでも理解出来るかはその人の人生経験によると思われる。死ぬまで何度も読める本と考えたらコスパは最高峰だが。
個人的にはこの一冊か二冊が理解できるならあなたは死ぬのに不足はなくなった状態になってると思う。よく生きてよく死にたいならとりあえずこれを読んだらいいと思う。
2020年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
投資を始めてから、和訳の本を読む機会が増えてきましたが
翻訳を仕事にされる方はレベルが高いからなのか
外国人特有の比喩があるからなのか、読みにくいといつも感じています。
こちらの本はレイダリオさんの書籍で名前が出てきて興味を持ちました
しかし神話の話で宗教的な要素も入ってきますので
中々読みにくいです…。
字も小さめでぎっしりなので
日常的に読書をされる方ではないと辟易するのではないでしょうか。
気を抜いているとただ文字を追っているだけで
中身が入ってこないということがあり読むのにも時間かかりました
それでも、なんとか読み進めていくと
自分の知らなかったこと、考えたこともない世界を知ることが出来ます。
翻訳を仕事にされる方はレベルが高いからなのか
外国人特有の比喩があるからなのか、読みにくいといつも感じています。
こちらの本はレイダリオさんの書籍で名前が出てきて興味を持ちました
しかし神話の話で宗教的な要素も入ってきますので
中々読みにくいです…。
字も小さめでぎっしりなので
日常的に読書をされる方ではないと辟易するのではないでしょうか。
気を抜いているとただ文字を追っているだけで
中身が入ってこないということがあり読むのにも時間かかりました
それでも、なんとか読み進めていくと
自分の知らなかったこと、考えたこともない世界を知ることが出来ます。
2018年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの人に薦めたい本である。近年の数多くのストーリーテリング本の原点はこの本である。したがってストーリーテリングに関するものを求めているならまずはこの本を読むべきだろう。だがこの本はそう言った目的以外でも非常に重要な本である。この本によって、われわれは神話を理解しなければ大人になれないし人生を理解することもできないと知るのである。
また、だんだん神話が省みられなくなって来ている時代だからこそこの本はますます輝きを増して来ていると言えるだろう。例えば移民の問題を考えるにしても神話を抜きにしては語ることができない。我々は皆固有の神話を持った民だからである、というようなことにもこの本から思いがいたるのである。
また、だんだん神話が省みられなくなって来ている時代だからこそこの本はますます輝きを増して来ていると言えるだろう。例えば移民の問題を考えるにしても神話を抜きにしては語ることができない。我々は皆固有の神話を持った民だからである、というようなことにもこの本から思いがいたるのである。