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マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-63) 文庫 – 1982/1/1

4.0 5つ星のうち4.0 148個の評価

この商品には新版があります:

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (1982/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 346ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 415070063X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150700638
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 148個の評価

著者について

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アガサ・クリスティー
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1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。

1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。

1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
148グローバルレーティング

この商品をレビュー

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程よい世界観
4 星
程よい世界観
ポアロの旧友スペンス警部は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。だが事件の顛末に納得のいかない警部はポアロに再調査を要請する。アガサ・クリスティーの作品を読むと、現在の慌ただしさや殺伐さを忘れ、ゆったりとした古き良き時代がそのまま温存されている虚構の世界に浸ることができる。。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月1日に日本でレビュー済み
ポアロの旧友スペンス警部は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。
服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。
だが事件の顛末に納得のいかない警部はポアロに再調査を要請する。

アガサ・クリスティーの作品を読むと、現在の慌ただしさや殺伐さを忘れ、ゆったりとした古き良き時代がそのまま温存されている虚構の世界に浸ることができる。。
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5つ星のうち4.0 程よい世界観
2024年5月1日に日本でレビュー済み
ポアロの旧友スペンス警部は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。
服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。
だが事件の顛末に納得のいかない警部はポアロに再調査を要請する。

アガサ・クリスティーの作品を読むと、現在の慌ただしさや殺伐さを忘れ、ゆったりとした古き良き時代がそのまま温存されている虚構の世界に浸ることができる。。
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2023年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は面白かった。
どんなふうに面白かった?
こんなふうに……

「登場人物」の名前に注意して、何度も読み返しました。

本書『マギンティ夫人は死んだ』のタイトルは、どこから来たのでしょう?
「子供の遊戯の歌」から来たのです。

「マギンティ夫人は死んだ。
 どんなふうに死んだ?
 あたしのようにひざついて、
 マギンティ夫人は死んだ。
 どんなふうに死んだ?
 あたしのように手をのばして、
 マギンティ夫人は死んだ。
 どんなふうに死んだ?
 こんなふうに……」(396頁)

どこまでも続く、
自分の体を使って歌いながら「死」を表現する子供の遊戯です。
アガサは、殺人事件の小説のタイトルにこの歌の名を利用したのです。

アップワード夫人は殺される前に、ポアロに歌ってきかせてくれたのです。
アップワード夫人の歌はこうでした。
「マギンティ夫人は死んだ。どんなふうに死んだ? あたしのように頸を突きだして」(397頁)
アップワード夫人は本当に、頸を突きだして殺されていました。

「麗しのイヴリン・ホープはみまかりぬ」(184頁)
この一文は、英国の詩人の詩の一節だそうです。

ネットで調べてみると、
Robert Browning の Evelyn Hope という詩の冒頭の一節でした。
Beautiful Evelyn Hope is dead!

Beautiful Evelyn Hope は、女でしょうか?
この詩の中の Evelyn Hope は、16歳の少女でした。

ブラウニング(1812―1889)のこの詩に慣れ親しんだ読者にとって、
本書の中の「イヴリン・ホープ」は、先入観から女と思い込んでしまいそうです。

ところが、本書の本文を読むと、こうです。
「エヴァ・ケインの息子のイヴリン・ホープ」(409頁)
「あの女には息子が一人いました――イヴリン・ホープという名前でした」(425頁)

「息子」というから、本書の中では「イヴリン・ホープ」は男でした。

「イヴリン・ホープ、これが問題を解く鍵です」(389頁)
「イヴリン・ホープ」という名前は、本書の「登場人物」リストにはありません。
別の人間の名前になりすましています。

本書の原題は、MRS McGINTY’S DEAD
MRS が付いているから、女性です。「掃除婦」のマギンティ夫人です。

男を女と取り違えて読者を惑わす、アガサのトリックです。
だから、本書の「登場人物」の名前には、要注意です。

《現在》の名前だけから推理してはいけません。
過去の名前については「登場人物」リストにはありません。
過去の名前にも注意して「登場人物」リストの中から殺人犯人を推理しましょう。
注意深く本文を読むしかありませんでした。
ああ、面白かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリスティの作品は何冊も読んでいますが、どんなに登場人物が多くてもある程度読み進めれば覚えられるのですが、この作品はいつまで経っても覚えられず、読みながら何度も何度も登場人物一覧を見返しました。
同じ姓の夫婦や親子が何組もいるし、それに加えて過去の4つもある事件に関わる人物も複数人おり、またそれぞれもあまり印象に残る人物設定がなされていないので、人物相関図が頭に浮かばず読み進めるのに難儀しました。
私だけかもしれませんが、関係者全員を集めてトリックと犯人を暴くところでも、まだ登場人物一覧を見返してました…。

それを除けば伏線の張り方と回収が見事で、ミスリードとどんでん返しは最高でした。
犯人全然わからなかった!

ただ、ラストのロマンスにはちょっとガックリきました。
ネタバレになりますが、作中でも気持ちをちゃんと表して、さらには危険な仕事を自ら買って出た人が報われないなんて…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しかも賑やかしに愛すべきオリヴァ夫人まで出てくるので、一度読んだだけでは現在も過去の関係図がさっぱり把握できませんでした。
二度目でようやく、ああ、とか、おお!とか言いながら、ややこしい人間関係と山ほどほのめかされた伏線を回収できました。
うーんややこしい。でも無理くり立証するポアロ、楽しいです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマ見てから読んだPart2
登場人物が、ドラマの方が整理されていて、弱い頭には丁度よかった
殺意の理由や犯人、犯行の状況は同じ
今回は訳もとても読みやすく、時々「?」と思う日本語(例えば「ら抜き言葉」のような)がある以外は不自然さもなく良かった

ただ
原作にそうあるのだろうから原作というか、当時のイギリスの社会の雰囲気?のせいだとは思うけど
33〜34歳は「ピチピチとした若い女性」なのか?
それとは別に登場人物の紹介で「シェアラ」とされていた女性が文中ずーっと「シーラ」だったのはなぜか……ここだけが引っ掛かりましたが、多分誰にも同意してもらえないだろうところなので
小説は面白かったです
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マギンティ夫人が殺され、容疑者が逮捕された。
ポアロは、真犯人は別にいると考え、捜査に乗り出す。
時間の壁に阻まれ、なかなか捜査が進展しない。
読んでいてもこのあたりがもどかしい。
また、事件解決部分も読んでいてスッキリしない。
キャラがかぶっていて、わかりにくい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見平凡な殺人事件。

しかも被害者はお金持ちでもなく何でもない掃除婦として生計を立てていた老女。
容疑者として動かしがたい物的証拠により死刑判決を受けたのはこれもまたぱっとしない下宿人。

ところがポアロの登場により、誰も想像もしなかった村の人間模様の謎が解き明かされていきます。

最後の最後まで、犯人は全く分かりませんでした。
私なりに予想をたてましたが〜〜〜。これもやられました。
さすがクリスティ!

ポアロの灰色の脳細胞フル回転でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレになるのであまり書けませんが親は大切ですよね。
いくつになってもどんな人でも。
と思わせる作品です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート