愛書狂たちのシェイクスピアの死にまつわる因縁が現代に殺人事件を起こす・・・
ストーリーの所々に専門的な学識がちりばめられていて勉強になった。
殺人事件は終盤に一件しかおこらず、失踪と古書の窃盗といった事件のつみかさねが物語を展開させてゆく。
もちろん、快活な若い男女の恋模様も進展してゆくが・・・
文体は古典や聖書からの引用があって、古い訳文ではもっと読みにくかったような印象。
今回の翻訳者はまわりくどさがなく、安心して読み進めた。
レーン四部作のうち「Yの悲劇」同様、余韻がある衝撃のラストだ。
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ドルリイ・レーン最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-45) 文庫 – 1996/3/1
- 本の長さ494ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1996/3/1
- ISBN-104150701458
- ISBN-13978-4150701451
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1996/3/1)
- 発売日 : 1996/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 494ページ
- ISBN-10 : 4150701458
- ISBN-13 : 978-4150701451
- Amazon 売れ筋ランキング: - 897,839位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エラリー・クイーンの推理小説は、最高ですね。その中でも、Xの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇、ドルリイ・レーン最後事件の4部作至上最高の作品ですね。
2021年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結末は分かっていても衝撃的だった。
ただ、活劇調のストーリー展開がいただけなかった。大げさで芝居がかった登場人物の描き方も鼻につく。
ただ、活劇調のストーリー展開がいただけなかった。大げさで芝居がかった登場人物の描き方も鼻につく。
2012年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本格的推理小説の代表作です。エラリー・クイーンの作品は他に有名な「Xの悲劇」、「Yの悲劇」、「Zの悲劇」がありますが、「ドルリイ・レーンの最後の事件」はその中でも最高です。1930年代に書かれたこの作品は今でも十分に楽しめます。是非ご一読をお勧めします。
2005年2月17日に日本でレビュー済み
世にも名高いレーン四部作の最後を飾る作品。その内容は様々な長所、短所が混ざりあっていたので評価は難しいですが、ミステリファンもそうでない方も「X」から順番に読むべきだ、とだけは言えます。
さて、本格ミステリの評価としてはもちろん評論家などが言うように、事件の明らかにされない部分がある点、少し真相に無理がある点など、欠点を挙げることはできるのですが、そんなことは常に完璧なクイーンだからこそ目につくのだし、クイーン当時全盛期だったので、書けなかったのではなく、あえて書かなかったのでしょう。
それに、そのクイーンの判断は実に正しかったと思います。実際、だからこそ一般にこんなに人気があるのだと思うし、クイーンは最高の形で四部作を終わらせたと思います。「X」、「Y」がこんなに有名になったのもこの作品あってこそでしょう。つまり、この作品はあまり推理小説を読んだことがない方、推理小説ファンのどちらでも楽しめる、印象深いものだと思います。少なくとも、この四部作を読んでよかったと思うことは請合えます。
さて、本格ミステリの評価としてはもちろん評論家などが言うように、事件の明らかにされない部分がある点、少し真相に無理がある点など、欠点を挙げることはできるのですが、そんなことは常に完璧なクイーンだからこそ目につくのだし、クイーン当時全盛期だったので、書けなかったのではなく、あえて書かなかったのでしょう。
それに、そのクイーンの判断は実に正しかったと思います。実際、だからこそ一般にこんなに人気があるのだと思うし、クイーンは最高の形で四部作を終わらせたと思います。「X」、「Y」がこんなに有名になったのもこの作品あってこそでしょう。つまり、この作品はあまり推理小説を読んだことがない方、推理小説ファンのどちらでも楽しめる、印象深いものだと思います。少なくとも、この四部作を読んでよかったと思うことは請合えます。
2020年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ようやくハヤカワ版で入手出来ました。
X.Y.Zまではメルカリや、ヤフオクでも結構見るんですが、この最後の1冊だけはなかなか見当たらなくって困ってました。
ドルリィレーン4部作やっと読めます。
X.Y.Zまではメルカリや、ヤフオクでも結構見るんですが、この最後の1冊だけはなかなか見当たらなくって困ってました。
ドルリィレーン4部作やっと読めます。