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暴徒裁判 (クラシック・セレクション) (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2005/5/25

3.8 5つ星のうち3.8 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2005/5/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 431ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150715572
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150715571
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 5個の評価

著者について

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クレイグ・ライス
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年6月6日に日本でレビュー済み
釣りの許可を得る為に田舎町の役所を訪れたジェークとヘレンは 殺人事件に巻き込まれる
犯人を挙げたい保安官はヨソ者ジェークに目をつけて拘留
ヘレンは親友である弁護士J・J・マローンに助けを求める電報を打つ
この二人に関わり合うとロクなことがないーそれでもマローンは田舎町に駆けつける
32年ぶりの殺人事件
しかも死体は あと3つできてしまった
美女ヘレンの為に行方不明となったジェークを 借りた犬ヘラクレスを連れて捜すマローン
夜は彼をジェークの居場所と事件解決へ導く
何処か孤独さが漂う 
作者のクレイグ・ライス女史も余り幸福でない生涯を送って早くに亡くなっております
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月14日に日本でレビュー済み
 Craig Riceの『Trial by Fury』(1941年)の翻訳。訳者はライスで定評のある恩地三保子氏。
 1962年にポケミスに入って以来、思い出したように版が重ねられてきた。
 ちなみに2005年には山本やよい氏による新訳がミステリ文庫に入った。読み比べてみるのも面白いかも知れない。
 ジェイクとヘレンのジャスタス夫妻が殺人事件に巻き込まれ、マローンが助けに来るという話。アメリカの田舎町の人間関係がねっちりと描かれ、こういうところでは殺人も起きるよな、と思う。
 ミステリとしては、そこそこの出来。いくつかひっかかるところも残るが、マローンの推理の鮮やかさはさすが。
 ライスの最大の魅力であるユーモアも健在。
 久々にライスを読んで、懐かしい思いがした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月2日に日本でレビュー済み
弁護士マローンとその親友ジェーク、その妻美女ヘレンのドタバタ劇。

ストーリ、謎解きは正直、単純だと思うのですが、登場人物の台詞など

にユーモアが随所に散りばめてあって、単なる小説、読み物として楽し

めます。

ヘレンも本当に美しく描かれていて、やはりミステリー、探偵物には美

女が出てこないと!と思いました。

しかし、よく読んでみるとユーモア、皮肉だけではなくて、人生につい

ての疑問だったり、励ましだったり、真面目で胸を打つ言葉が意外にも

語られている所が対極的で良いと思いました。

途中、長編という事もあり、犯人探しがどうでも良くなり、飽きてしま

うのですが、「もう少し読めば面白くなる」と確信が持てたので、良か

ったです。

事実、ラスト近く、犬のヘラクレスが登場してからラストまでは歯車が

回り始めたように目が離せなくなりました。

クレイグ・ライス、全巻読破しようと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート