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プ-ドル・スプリングス物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 1-19) 文庫 – 1997/1/15
- 本の長さ289ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1997/1/15
- ISBN-104150756694
- ISBN-13978-4150756697
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1997/1/15)
- 発売日 : 1997/1/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 289ページ
- ISBN-10 : 4150756694
- ISBN-13 : 978-4150756697
- Amazon 売れ筋ランキング: - 215,131位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1888年シカゴ生まれ。7歳のころ両親が離婚し、母についてイギリスへと渡る。名門ダリッチ・カレッジに通うも卒業することなく中退。
1912年アメリカへ戻り、いくつかの職業を経たのち、1933年にパルプ雑誌《ブラック・マスク》に寄稿した短篇「ゆすり屋は撃たない」で作家デビューを飾る。
1939年には処女長篇『大いなる眠り』を発表。同書の主人公、私立探偵フィリップ・マーロウは、永遠のアイコンとなった。1953年に発表した『ロング・グッドバイ』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀長篇賞を受賞した。1959年没。享年70。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安かったのにすごく綺麗な本で驚きました!ありがとうございました♪
2018年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チャンドラーの書き出しの設定のみの遺作? をパーカーが何とか完成させたもの。その設定と言うのが「長いお別れ」で知り合った大富豪の娘リンダ・ローリングと結婚したマーロウが、金持ち生活を拒否して自らの探偵事務所を開くと言う難しい内容で、正直さほど期待せずに読んだが、思った以上にチャンドラー=マーロウの世界観を作り上げるのに成功しており、十分楽しむことが出来た。そもそも癖のある執拗な描写と言うチャンドラーの特長をまねるのが難しそうだが、設定の難しさと合わせて見事にクリアしており、感心した。この難しい設定だけに、ミステリとして光る内容までは望めないようだが、総合的に見て大健闘と言って良いと思う。
2010年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は、レモンド・チャンドラーの遺作を、パーカーが加筆し完成させたもの。
フィリップ・マーローは、リンダ・ローリング(ロング・グッバイに登場)と結婚して、プードル・スプリングの邸宅に到着するところから始まる。
とにかく、ハリウッド映画を見るような、読んで楽しい作品である。
フィリップ・マーローは、リンダ・ローリング(ロング・グッバイに登場)と結婚して、プードル・スプリングの邸宅に到着するところから始まる。
とにかく、ハリウッド映画を見るような、読んで楽しい作品である。
2014年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に知っておいた方がいいのは、チャンドラーの遺稿部分は全41章のうち最初の4章だけと言うことだ。
大半をパーカーが執筆した事になる。
共作と言うよりもチャンドラーにインスパイアされてパーカーが創作した物語と言った方が正しい。
内容的には大きなツッコミどころは無いものの、さりとて名作かと言われれば全くそんな事はなく、いわゆる凡作である。
主人公はフィリップ・マーロウと名乗っているものの、やはり違和感は拭い切れない。孤高の騎士と言うよりは卑屈な元騎士。。
パーカーの覚悟は認めるが、やはり遺稿は遺稿として手を付けない方が良かったのでは無いかという気がする。
大半をパーカーが執筆した事になる。
共作と言うよりもチャンドラーにインスパイアされてパーカーが創作した物語と言った方が正しい。
内容的には大きなツッコミどころは無いものの、さりとて名作かと言われれば全くそんな事はなく、いわゆる凡作である。
主人公はフィリップ・マーロウと名乗っているものの、やはり違和感は拭い切れない。孤高の騎士と言うよりは卑屈な元騎士。。
パーカーの覚悟は認めるが、やはり遺稿は遺稿として手を付けない方が良かったのでは無いかという気がする。
2006年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」の続編で,チャンドラーの遺稿をロバート・パーカーが完成させた合作.マーロウとリンダ・ローリングが新婚旅行から帰ってきた始まりに驚き,やはり生きる世界が違いすぎることでうまくいかず,でも愛し合ってはいるという展開.チャンドラーの作品に関して博士号を取っただけあって,パーカーによる物語の完成手腕は見事.パームスプリングスを念頭においた金持ちの街(プードルスプリングス)に住んで仕事をし,高級車に乗り,家には召使いまでいるマーロウらしくないマーロウの可笑しさも楽しめます.
2011年2月16日に日本でレビュー済み
しばらくこの種の本を読んでなくて、たまたま古本屋で単行本を手に取った。
チャンドラーとパーカーの合作と聞くだけで興味が湧くが、なかなか上手い。
相変わらずの頑固なマーロウだし、皆さんの書評に書かれている通りのリンダで
それでもお互いに惹かれあっているという、なんともいいシチュエーション。
書き込まれた事件や背景の人間の性(さが)などは、やはり60年代頃までの
イメージで,すこし時代がかっているが、その香りがフィリップ・マーロウを
上手に際立たせて、合作を感じさせずに旨く書けていると思う。
チャンドラーとパーカーの合作と聞くだけで興味が湧くが、なかなか上手い。
相変わらずの頑固なマーロウだし、皆さんの書評に書かれている通りのリンダで
それでもお互いに惹かれあっているという、なんともいいシチュエーション。
書き込まれた事件や背景の人間の性(さが)などは、やはり60年代頃までの
イメージで,すこし時代がかっているが、その香りがフィリップ・マーロウを
上手に際立たせて、合作を感じさせずに旨く書けていると思う。
2015年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チャンドラーの急死により長い間未完のままとなっていたのをロバートBパーカー氏が完成させた本書。
チャンドラーが書いた4章はいままでのマーロウの雰囲気と違いシットコムのような感じで明るくコメディチックで、かなり驚かされたと同時になんか変なワクワク感を感じさせられた。マーロウが皮肉れた親父ギャグをとばす中年男になった姿もまた少し可笑しかった。しかしパーカー氏が筆をとったとこれから雰囲気は一変する。いままでプードルスプリングスという街の名前はパームスプリングスからとり、そこを舞台としていただろうと私は勝手に思っていて、独自の別荘地的雰囲気を楽しみにしていたのだがいつのまにか舞台はカルフォルニア北部の街になり、なぜかマーロウ自身もパームスプリングスではなくオフィスをハリウッドに構えることになってしまう。またいままでの春ぽい季節感は冬へと変わってしまう。
物語の内容とは直接関係ないじゃないかと思う人もいるかもしれないがチャンドラー小説の魅力の一つはカルフォルニアの街の雰囲気を感じることであり、ああ、ここはきっとそこだね、と地図を見ながら物語を読んでいくのが一種の醍醐味と感じている私のようなマニアックな人間には耐えられないのである。
さて物語に話をうつすと、苦労して書いたのが分かるくらいいままでのマーロウの雰囲気がよく書けている。しかしそれはあくまでいままでのマーロウであり、おそらくチャンドラーがこの物語で書こうとしていたマーロウの世界ではないのは明白だ。もちろん本人じゃないんだから、という意見もあるだろうが、やはり最初の雰囲気のまま書き続けてくれたらなと、どうしても読んでいて思ってしまうのである。気楽なバカンス的なおバカ小説でよかったのである。
チャンドラーが書いた4章はいままでのマーロウの雰囲気と違いシットコムのような感じで明るくコメディチックで、かなり驚かされたと同時になんか変なワクワク感を感じさせられた。マーロウが皮肉れた親父ギャグをとばす中年男になった姿もまた少し可笑しかった。しかしパーカー氏が筆をとったとこれから雰囲気は一変する。いままでプードルスプリングスという街の名前はパームスプリングスからとり、そこを舞台としていただろうと私は勝手に思っていて、独自の別荘地的雰囲気を楽しみにしていたのだがいつのまにか舞台はカルフォルニア北部の街になり、なぜかマーロウ自身もパームスプリングスではなくオフィスをハリウッドに構えることになってしまう。またいままでの春ぽい季節感は冬へと変わってしまう。
物語の内容とは直接関係ないじゃないかと思う人もいるかもしれないがチャンドラー小説の魅力の一つはカルフォルニアの街の雰囲気を感じることであり、ああ、ここはきっとそこだね、と地図を見ながら物語を読んでいくのが一種の醍醐味と感じている私のようなマニアックな人間には耐えられないのである。
さて物語に話をうつすと、苦労して書いたのが分かるくらいいままでのマーロウの雰囲気がよく書けている。しかしそれはあくまでいままでのマーロウであり、おそらくチャンドラーがこの物語で書こうとしていたマーロウの世界ではないのは明白だ。もちろん本人じゃないんだから、という意見もあるだろうが、やはり最初の雰囲気のまま書き続けてくれたらなと、どうしても読んでいて思ってしまうのである。気楽なバカンス的なおバカ小説でよかったのである。
2018年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第4章まではチャンドラーが書いたということなので買って読んでみた。「長いお別れ」のリンダと結婚するというのは、その後の作品の中でリンダとの思い出についての書き方からみて、素直に納得できるし、億万長者の娘を妻にもつ私立探偵というのも、なにやら面白い設定でどういうマーロウになるのかわくわくさせるものがある。だから遺作にならずにチャンドラーが全部書いておいてくれたら、すごく面白い本になっただろうと思う。しかし、R・パーカーという人が完成させた第5章以下の物語はお粗末極まりない。事件へのマーロウのかかわり方が全くマーロウらしくない。安っぽい感傷的な理由でマーロウが動き回るなど考えられない。リンダとの関係も陳腐な進行の仕方だし、終わり方も高校生の恋愛小説のようで読むに耐えない。文章もチャンドラーのような意表をつく比喩や表現は出てこないし、描写もチャンドラーのように冗長になる直前で切り上げる独特の感覚がないから、ダラダラしたものになっている。結論として第4章まで読んで、チャンドラーはこういう設定で書きたかったのだ、あるいは、リンダとの関係をこういう風にしたかったのだ、ということがわかればチャンドラーを愛する読者としては、それでいいのではないかと思う。第5章以下は読まなくても良い。
他の国からのトップレビュー
James Ettwein
5つ星のうち5.0
It's as if Chandler's still alive. Nicely written.
2023年12月12日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
It's like walking back in time to Raymond Chandler's day... the story is natural and a good read.
Steve Humble
5つ星のうち5.0
Super
2023年6月18日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Just like Chandler. Great story
Kindle Customer
5つ星のうち4.0
Not bad
2022年12月21日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Not as I would have thought he'd turn out but pretty well done. Well worth the read. Take a chance.
allenr
5つ星のうち4.0
Marlowe Married
2017年11月12日に英国でレビュー済みAmazonで購入
This is a breezy, lightly enjoyable enough read. The plot is mentioned several times in late letters published in The Raymond Chandler Papers. The letters help provide a resonance to the novel that it wouldn't otherwise have. I liked this enough that I bought a copy of Robert Parker's first novel (which I havce yet to read).