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君のためなら千回でも(下巻) (ハヤカワepi文庫 ホ 1-2) ペーパーバック – 2007/12/19
カーレド・ホッセイニ
(著),
佐藤耕士
(翻訳)
アメリカとアフガニスタンを舞台に、少年時代の罪に立ち向かう男の姿を感動的に描き上げる世界的ベストセラー!
「もう一度やり直す道がある」わたしとハッサンをよく知る友人ラヒム・ハーンは告げた。電話回線の向こうにあるのは、わたしの過去、まだ償いの終わっていない罪……。わたしは迷いをふりはらい、パキスタン行きのフライトに飛び乗る。そこに、わたしを打ちのめす哀しい真実が待ち受けているとは知るよしもなくーー
『カイト・ランナー』改題。
「もう一度やり直す道がある」わたしとハッサンをよく知る友人ラヒム・ハーンは告げた。電話回線の向こうにあるのは、わたしの過去、まだ償いの終わっていない罪……。わたしは迷いをふりはらい、パキスタン行きのフライトに飛び乗る。そこに、わたしを打ちのめす哀しい真実が待ち受けているとは知るよしもなくーー
『カイト・ランナー』改題。
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/12/19
- 寸法15.49 x 10.67 x 1.52 cm
- ISBN-104151200444
- ISBN-13978-4151200441
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商品の説明
著者について
1965年、アフガニスタンの首都カブール生まれ。1980年にアメリカへ亡命し、医師として働きながら執筆活動をはじめ、世界的なベストセラーとなった本書で華々しくデビューした。本書は発売以来120週以上にわたって《ニューヨーク・タイムズ》のベストセラーリストにランクインし、全米で400万部、全世界で800万部を超えるセールスを記録した。2007年5月に発売された第2作 A THOUSAND SPLENDID SUNS も100万部以上のベストセラーとなっている。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/12/19)
- 発売日 : 2007/12/19
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 284ページ
- ISBN-10 : 4151200444
- ISBN-13 : 978-4151200441
- 寸法 : 15.49 x 10.67 x 1.52 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,429位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月14日に日本でレビュー済み
ここのところ、アジア系アメリカ人の作品を読み続けている。
経済のことばかりが注目されているが文学におけるアジア人パワーも、モノ凄いと思う。
これらの作品は、英米人を読者として想定して英語で書かれているために、
本国で書かれている作品より、その国の事情に詳しくない人向きに作品が
アレンジされている点が第一の特徴であろう。
このために、日本人の読者には取り付きやすく、文化の壁によるハードルが低くなっている。
また英語で書かれているために、日本で優秀な翻訳家を見つけやすく、
素敵な翻訳作品として出版されやすい点が挙げられるだろう。
2つの文化の間で生き、しかも母国を何らかの理由で飛び出した人たちが作品を書いているのだ。
当然、作品は作者の 魂の叫びとなる、そのような作品が心を揺さぶらないわけがない。
また、先進国で想像もできないような状況を舞台として作品が書かれていることも
読者に取っては強い興味を引きつけられる点だ。
上巻のレビューでも書いたが、作者の物語りの語り口は、やや感傷的でありすぎ、そのトーンも単調である。
また、他の人のレビューにも見られるが、筆者が経験したであろう`事実`を基に作品をつくっている部分と、
完全に創作として作っている部分に明らかな 描写力の違いがあり、
事実、フィクションの寄せ集めの部分がはっきりと読者に見えてしまうという、
大きな欠点を持っていると思う。
ただ、それらの欠点を補って余りあるのは、作者の伝えたいという強い意志だろう。
聞いてほしいという強い意志をもって、どうしても伝えたい話が作品に形作られているのだ。
その話を聞いてみたいという読者が手にとったときに、奇跡のような強い絆が読者と作品の間に芽生えるだろう。
そのような読書体験が素晴らしものになるのは当然であろう。
出版社は、突出する文学の中におけるアジアパワーに目を向けて、是非多くの作品を読者に届けてほしい。
経済のことばかりが注目されているが文学におけるアジア人パワーも、モノ凄いと思う。
これらの作品は、英米人を読者として想定して英語で書かれているために、
本国で書かれている作品より、その国の事情に詳しくない人向きに作品が
アレンジされている点が第一の特徴であろう。
このために、日本人の読者には取り付きやすく、文化の壁によるハードルが低くなっている。
また英語で書かれているために、日本で優秀な翻訳家を見つけやすく、
素敵な翻訳作品として出版されやすい点が挙げられるだろう。
2つの文化の間で生き、しかも母国を何らかの理由で飛び出した人たちが作品を書いているのだ。
当然、作品は作者の 魂の叫びとなる、そのような作品が心を揺さぶらないわけがない。
また、先進国で想像もできないような状況を舞台として作品が書かれていることも
読者に取っては強い興味を引きつけられる点だ。
上巻のレビューでも書いたが、作者の物語りの語り口は、やや感傷的でありすぎ、そのトーンも単調である。
また、他の人のレビューにも見られるが、筆者が経験したであろう`事実`を基に作品をつくっている部分と、
完全に創作として作っている部分に明らかな 描写力の違いがあり、
事実、フィクションの寄せ集めの部分がはっきりと読者に見えてしまうという、
大きな欠点を持っていると思う。
ただ、それらの欠点を補って余りあるのは、作者の伝えたいという強い意志だろう。
聞いてほしいという強い意志をもって、どうしても伝えたい話が作品に形作られているのだ。
その話を聞いてみたいという読者が手にとったときに、奇跡のような強い絆が読者と作品の間に芽生えるだろう。
そのような読書体験が素晴らしものになるのは当然であろう。
出版社は、突出する文学の中におけるアジアパワーに目を向けて、是非多くの作品を読者に届けてほしい。
2020年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何と言っても文章が美しい。現地の輝きや煌めきをそのまま運んでくるような筆致で、見たことのないアフガニスタンの光景がまるで目の前にあるかのように思えます。日本語訳も自然で、登場人物も多くないので海外小説が苦手な方でもスラスラ読めると思います。ストーリーもよくねりこまれており、人物も大変魅力的です。主人公の父親の名言は深く心に刻まれました。差別、紛争、タリバンの暴虐など、悲惨な現実に翻弄される主人公。本書を貫く「贖罪」というテーマ。どれも非常に奥深く、多くのことを考えさせられます。本当の名作というのは、読み終わった後に心に何かを残してくれる作品のことではないでしょうか。一つならず自分の価値観や生き方に付与してくれました。万人にオススメします。
2017年6月27日に日本でレビュー済み
私は卑小な心の持ち主なので
本作のような売れている作品は得てして
あらを探すように批判的に読んでしまいがちだが、
この小説ではページをめくるたび世界観に引き込まれていき、
最終的には童心に返ったように夢中で読んでしまった。
あえて言うならいじめっこが意外なかたちで再登場したのが
すこしできすぎな感じもしたが、それもご愛敬。
本作を通じてアフガンに興味を持ち、
また作者の別の小説も読みたくなった。
本当に素晴らしい作品。
本作のような売れている作品は得てして
あらを探すように批判的に読んでしまいがちだが、
この小説ではページをめくるたび世界観に引き込まれていき、
最終的には童心に返ったように夢中で読んでしまった。
あえて言うならいじめっこが意外なかたちで再登場したのが
すこしできすぎな感じもしたが、それもご愛敬。
本作を通じてアフガンに興味を持ち、
また作者の別の小説も読みたくなった。
本当に素晴らしい作品。
2014年10月13日に日本でレビュー済み
主人公はパキスタンへ、アフガニスタンへ、そして少年時代へ逆戻る旅に出る。予想外の展開。酸鼻を突く暴力と息をのむサスペンス。そして結末はやや暴力シーンなどに比べれば迫力に欠けるかもしれないが、これこそが魂を救う詩をうたっている。主人公は贖罪をなし得るのか。
読書が楽しいことを教えてくれる、魂が震える物語。
翻訳はところどころ日本語が流れない箇所があり、おそらくマイナーな誤訳か、改善が必要がある日本語が書かれているように思います。ストーリーを追うには全く問題ありません。
読書が楽しいことを教えてくれる、魂が震える物語。
翻訳はところどころ日本語が流れない箇所があり、おそらくマイナーな誤訳か、改善が必要がある日本語が書かれているように思います。ストーリーを追うには全く問題ありません。
2008年10月3日に日本でレビュー済み
この本は人に良いと教えられた人から良いから読みなさいと言われて、
本当に良いと思ったから読み終わってから友人にあげてしまいました。
私個人は戦争は悲しいことだし嫌いだし戦争は断固反対したい立場ですが、
この本は戦争云々ではなくて、アフガンが戦争にまみれる前に
人々がどう暮らし、子供たちがどんなふうに仲間たちと遊び、家族と接していたか、
そこにも文化があり、生活があり、それが生き生きと描かれている点で本書は
すぐれていると思いました。
そして物語の後半はあっとおどろく謎解きが隠されています。
物語の展開もよくて読み出したら止まらない本です。
本当に良いと思ったから読み終わってから友人にあげてしまいました。
私個人は戦争は悲しいことだし嫌いだし戦争は断固反対したい立場ですが、
この本は戦争云々ではなくて、アフガンが戦争にまみれる前に
人々がどう暮らし、子供たちがどんなふうに仲間たちと遊び、家族と接していたか、
そこにも文化があり、生活があり、それが生き生きと描かれている点で本書は
すぐれていると思いました。
そして物語の後半はあっとおどろく謎解きが隠されています。
物語の展開もよくて読み出したら止まらない本です。
2010年12月9日に日本でレビュー済み
素晴らしい作品です。
帯に、世界で1000万部売れたとありましたが、
日本ではあまり知られていないのでしょうか。
一気に読ませてくれる徹夜本でもあります。
後半のグダグダや、疲れさせる構成があるものの、
大体の人は涙を流すのではないでしょうか。
帯に、世界で1000万部売れたとありましたが、
日本ではあまり知られていないのでしょうか。
一気に読ませてくれる徹夜本でもあります。
後半のグダグダや、疲れさせる構成があるものの、
大体の人は涙を流すのではないでしょうか。