プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,034¥1,034 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥520¥520 税込
無料配送 6月12日-13日にお届け
発送元: 買取王子 本店 販売者: 買取王子 本店
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
サンプル サンプル
ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 文庫 – 2004/7/15
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ398ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/7/15
- ISBN-104151300511
- ISBN-13978-4151300516
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/7/15)
- 発売日 : 2004/7/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 398ページ
- ISBN-10 : 4151300511
- ISBN-13 : 978-4151300516
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,010位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。
1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。
1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今(2024年)から百年も前のこと。
百年も前に登場した名探偵ポアロですが、イギリス人ではありません。
ベルギー人です。
何度もベルギー人であることが出てきます(12頁、194頁、354頁、398頁)
ポアロという名前からして、なんとなくフランス人っぽいから?
他の箇所にも、人種的な、ステレオ・タイプな記述がたくさん出てきます。
戦争のたびに変更される国境線の時代に、何国人と言ってみても意味が無い。
百年前のイギリスは、そんな社会だったみたいです。
ポアロは、「ベルギーの法」(233頁)の下で、
「当時ぼくはベルギー警察の刑事課にいた」(366頁)という。
本書の最後の短篇小説は「チョコレートの箱」です。
ベルギーといえば、チョコレートが名物ですが、
百年も前からチョコレートが名物だったのでしょうか?
本書では、心憎いほどの自信家のポアロです。
唯一の「失敗談」(365頁)は、「チョコレートの箱」。
本書の14篇の短編小説の語り手は、ポアロの相棒、イギリス人のヘイスティングズ。
ポアロが自惚れだしたなら「チョコレートの箱」と言ってくれと
ヘイスティングズはポアロから頼まれます。
それで、彼が「『チョコレートの箱』と小声で呟いた」(380頁)とき、
「何だって?」とポアロ。
耳が遠いのか、忘れっぽいのか?
ヘイスティングズは、「別になんでもないよ」と答えてパイプに火をつけ、
クールに「心の中でにんまりした」で終わります。
ベルギー人のポアロには、チョコレートのようなコッテリ感を感じます。
一方、相棒のイギリス人のヘイスティングズの性格は、紅茶のようなアッサリ感です。
こんな風に、この短篇小説は終わります。
唯一の「失敗談」を軽く締めくくってしまうアガサ。
ポアロの処女短篇集である本書の終わりかたです。
凄惨な殺人事件を、
エンターテイメント風の探偵小説にしてしまうアガサ・クリスティー。
百年もフアンが絶えないわけです。感服。
《備考》
「灰色の脳細胞」
(181頁、186頁、
258頁、266頁、277頁、294頁、299頁、
300頁、310頁、318頁、331頁、346頁、387頁、396頁、398頁)
薬や毒薬などの化学物質:
ストリキニーネ(168頁、375頁)
クロロフォルム(227頁、236頁、237頁、249頁、250頁)
塩化エチル(249頁)
ヒ素(283頁)
青酸(374頁)
モルヒネ(375頁)
ニトログリセリン(376頁、377頁)
トリニトリン(378頁)
硫酸アトロピン(388頁)
ある者には薬でも、ある者には毒薬にもなります、使用目的と量によって。
お酒と同じで、用法・用量がポイントです。
今は電子書籍で買い揃えていますがまだ全てのポアロ、マープルシリーズがあるわけではないので短編に手を出しましたが懐かしのヘイスティングズ主観の話が多い事が嬉しいです。
ヘイスティングズの少しずれた感じがまたたまりません。
ただ短編で多いのは翻訳者さんが少し残念かな…と思うところ。
ポアロ登場は昔はポアロの事件簿という短編集でしたが、内容や、翻訳者が変わっていたので両方を読み比べてみようと思い購入しました。読み比べはとっても面白かったです。今はコンプライアンスなどで使えない言葉が新しい翻訳では工夫してあったり、微妙なニュアンスが昔と今では違うんだなぁなんて比べながら読みました。本当に購入して良かったです。ありがとうございます。
一人称が僕になっているところはちょっと違和感がありましたが脳内変換すれば大丈夫です。
ちょっと女性に気を惹かれすぎですがヘイスティングズ大尉視点のお話が好きです。
ヘイスティングス大尉が友人ポアロの活躍を語る、という形式の14篇が収録されている。債権盗難、宝石盗難、エジプトのファラオの呪いを利用した殺人事件、イギリス首相の誘拐事件など実に多彩な犯罪、巧妙な手口ばかりです。TVドラマで見たポアロより、原作のポアロは自分の才能をひけらかす癖がある気障な男として描かれていて、それはそれで面白い。
すべてヘイスティングスが語り手を務めるポアロもので、しかも30頁を超えるのは(1)だけ。5篇は20頁以下という小品集となっている。
だから後年の著者の得意な、きめ細かい心理の綾を極めたプロットなどは期待できないし、そこそこ推理小説を読んでいれば、ネタの多くに見当がついてしまうだろうが、ポアロとヘイスティングスの掛け合い漫才を楽しむのが正しい読み方だろう。
霜月蒼が『アガサ・クリスティー完全攻略』で、「(二次創作っぽい匂いさえ感じさせるほどに)~中略~ホームズ=ワトソンごっこを楽しんでいる」とツッコんでいるが、この時期の著者は、まだプロ意識よりもファン気質を多分に残していたといったところだろう。それは、The Adventure of the ~で始まる題名が多いことからも伺えるし、デビュー間のない時期だけでなく、数年後の『おしどり探偵』でも濃厚に顔を出している。
『おしどり探偵』なんて、著者が失踪事件を起こした後の作品だからなぁ……。
ただし、本書でのポアロとヘイスティングスの掛け合いは、個人的には然程楽しいものではなかった。
小品が14篇も収録されているということは、それだけポアロがヘイスティングスにぐぬぬと言わせる回数も多くなるということで、むしろ辟易したというのが全体を通じた正直な感想。
ヘイスティングスの気持は知らないが、ポアロが彼と生活を伴にしているのは、彼をバカにするのが面白いからではないのかw
それから、これは内容ではなく、電子書籍としての装丁の問題だが、各頁に挿入した「栞」の見出しがすべて「目次」になってしまう。これは修正してほしい。