ピーター卿はようやく一目惚れしたハリエットと結ばれハネムーンに旅立ちますが・・・
事件の方はピーター卿を忘れてはくれず結局は蜜月旅行が台無しになるような事態に・
セイヤーズは同世代のクリスティに比べると日本ではマイナーですが
その文章力はクリスティを凌ぎ、筋立て・構想・人物描写と全てにおいて抜群の切れ味です。
ピーター卿最後の長編ともなるこの作品では
文章も非常に上手ですが、反面長いのが欠点。
もうすぐセイヤーズ死後50年で著作権フリーになるのですが
HPBで出版している早川は先手を打って
新訳でこの作品を出版してきました
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忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HM (305-1)) 文庫 – 2005/6/23
ドロシイ・L・セイヤーズ
(著),
松下 祥子
(翻訳)
- 本の長さ653ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2005/6/23
- ISBN-104151754016
- ISBN-13978-4151754012
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2005/6/23)
- 発売日 : 2005/6/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 653ページ
- ISBN-10 : 4151754016
- ISBN-13 : 978-4151754012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,400,414位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月13日に日本でレビュー済み
貴族探偵のピーター・ウィムジーが登場する最後の長編小説である。なんて書くとセイヤーズのファンみたいだけど、僕は短編集1冊と『ナイン・テイラーズ』しか読んだことがないので、そんな不熱心な読者にはやや不向きな本だった、というのが正直な感想だ。
文学作品や詩の引用、もじり、ラテン語などが頻出するのにもうんざりさせられた。僕はただ面白いミステリが読みたいだけで、100年近く前のイギリスの高等遊民の教養なんてどうでもいいのだ。セイヤーズが廃れた理由は、こういうところにあるのではないか?
何よりも肝心のミステリとして面白くない、というのが致命的だと思う。もともと戯曲を小説化したものらしいが、にしてもねえ…。犯人がわかったあとの後日談も無駄に長くて、くたびれた。よいところを探して感想を書こうと思ったのに、結局文句になってしまった。
文学作品や詩の引用、もじり、ラテン語などが頻出するのにもうんざりさせられた。僕はただ面白いミステリが読みたいだけで、100年近く前のイギリスの高等遊民の教養なんてどうでもいいのだ。セイヤーズが廃れた理由は、こういうところにあるのではないか?
何よりも肝心のミステリとして面白くない、というのが致命的だと思う。もともと戯曲を小説化したものらしいが、にしてもねえ…。犯人がわかったあとの後日談も無駄に長くて、くたびれた。よいところを探して感想を書こうと思ったのに、結局文句になってしまった。
2018年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い翻訳本を読んだことがあり、これはそれに比べると新しい翻訳本でした。ズーとスマートな訳になっていました。本自体も綺麗でしたが、数か所バラバラになっており、自分で修理いたしました。本来出品者がするべきではないでしょうか・
2015年7月19日に日本でレビュー済み
内容はともかくとして、創元文庫版の浅羽莢子さん役のピーターに慣れていたので、読みづらいのなんの…訳者の方には申し訳ないですが、もう少し浅羽さんに近い、こなれた訳文を書ける翻訳者の方はいなかったのでしょうか? ハヤカワ・ミステリ版の古い訳書を持っていますが、たしかに翻訳は古くても、雰囲気はあちらのほうが味わいがあって好きです。フランス語やラテン語の交じる部分など、ぎこちなくていたたまれませんでした。内容は☆5ですが、翻訳でマイナス2です。