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わたしが殺された理由 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ア 13-1) 文庫 – 2007/3/1

3.5 5つ星のうち3.5 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2007/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 310ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4151769013
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4151769016
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 2個の評価

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アン・アーギュラ
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上位レビュー、対象国: 日本

2007年9月14日に日本でレビュー済み
内容紹介で「前世の自分が、どうのこうの」と書かれていたので、読むのを止めようかと思いましたが、ストーリーの展開が良かったです。「生まれ変わり」を比喩として扱っていないので、ミステリーとしては、ちょっとお粗末かも。いろいろなスタイルのミステリーが好きなら、楽しめると思います。時間つぶしには良かったので、星3つ半くらい。
主人公が殺された「理由」を探すわけではありません。翻訳タイトルが内容を表していない。原題はHomicide My Ownなので。訳者あとがきは、つまんなくなりそうだったので読みませんでした。日本の翻訳書の訳者あとがきとか解説は無くしてほしい。ページの無駄。
2007年6月30日に日本でレビュー済み
 スポーケン出身の少女と逃避行した中年男がある島で逮捕される。その身柄を引き取るためやって来た若い男性警官と中年の女性警官。しかし男の警官は初めて訪れた島であるにも関わらず、その地理や住人の名前をことごとく言い当てる。やがて彼は自分が33年前にこの島で殺害された少女の生まれ変わりだと言い出す…。

 輪廻転生を織り込んだ異色ミステリーです。犯罪のトリックやその解決へとたどる道筋の巧みさを味わう小説ではないでしょう。そうした本格ミステリーを求める読者の期待には添わない作品かもしれません。

 それでも私はこの小説を大いに楽しみました。物語は、かつて少女だったと主張する男の警官ではなく、相棒である中年女性警官の一人称で語られます。彼女には長年連れ添った夫も子供もいますが、人生も半ばを過ぎた者の誰もがたどるであろう倦怠と諦念のさなかにあるかに見えます。そのけだるさが良く描かれた、いわば中年小説といえる佳品です。

 しかしだからといって登場人物たちは、人生のやるせなさをいつまでもくどくどとかこつばかりの弱い存在として描かれるわけではありません。えてして輪廻転生の存在を肯定した場合、後(のち)の世があると思えるからこそ、今のこの人生を安易にリセットする気持ちがわくことも否定しきれないでしょう。しかしこの物語は、この人生を慈しみ、そして可能な限り懸命に生きることを主人公たちに決意させます。ひとつひとつの人生を思い切り生きることによってしか、真の意味で輪廻を肯定することにはならないのではないか。そのことに気づく主人公たちに、私は清々しさを感じないではいられませんでした。
 
 訳者あとがきによれば、この作者アン・アーギュラはダリル・ポニクサンの筆名とのこと。彼は映画「ナッツ」や「ランダム・ハーツ」の脚本家として知られますが、この小説も近い将来、自身の手で映画化されるのでしょうか。
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