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闇と影 (上) 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 シ 11-1) 文庫 – 2012/7/19

3.5 5つ星のうち3.5 5個の評価

犯罪史上に名高い未解決事件の真実!?
1811年12月7日。ロンドン郊外ワッピング地区のラトクリフ街道沿いで服地商を営むティモシー・マーの一家を悲劇が襲った。マー夫妻と赤ん坊、それに住み込みの徒弟の四人が、無残に殺害されたのだ。恐怖に震えあがる人々は迅速な犯人逮捕を望むが、捜査は進まない。そこで、テムズ河川警察に所属するホートン巡査は独自の捜査を開始するが、やがて第二の事件が……
犯罪史上に名高い未解決事件を描く、歴史ミステリの快作
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商品の説明

出版社からのコメント

過去の実際の事件を題材にしたミステリは数多くありますが、本書で暴かれる「真相」ほど奇想天外なものはかつてなかったでしょう。なので理由は敢えていいませんが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を好きな人にはぜひともお薦めしたいです。

著者について

ロイド・シェパードは、ジャーナリスト、デジタルメディア・プロデューサーとして、ガーディアン、チャンネル4、BBC、Yahooなどで働いてきた。家族とともにサウス・ロンドン在住。本書がデビュー作。好きな作家はスティーヴン・キング。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2012/7/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/7/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 308ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4151793518
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4151793516
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
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5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年8月27日に日本でレビュー済み
現在(1811年)と過去(1564年〜)が交互に描かれる歴史ミステリ(?)

現在のパートでは話が遅々として進まず、やたらとくどい情景描写が続きイライラさせられる。過去のパートでも登場人物がコロコロ変わり入り込めず。
上巻の途中で読者には犯人はほぼ判る。そうしたら後は犯人をどう捕えるかとなるはずが、サスペンスも驚くような展開もなく話は進む。
ラストも呆気なく、犯人の正体や動機の判明の場面では、主人公(これまた影が薄い)の上司が、どこかから手に入れた情報をそのまま話すだけという手の抜きよう。

出来るだけ史実に忠実にという意図は解るが、そこにこだわりすぎて娯楽小説として成立していないし、そもそもこの手のジャンルの話でそこまで忠実である必要性を感じない。

労力はかけているしアイデアもありだとは思うが、素人が初めて書いた小説の域を出ておらず、ミステリとしては完全に落第点。
大航海時代、奴隷貿易、当時のロンドンの雰囲気によほど興味のある人以外には勧められない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月7日に日本でレビュー済み
ふつうに殺人事件とその解決を書いてもらったほうがよかった。
歴史と現実のパラレルワールドという発想は珍しくないが、ここまでうまく行っていない例は珍しい。
なんのことやら理解する気持ちは失せたものの、どうにかこうにか退屈な一晩を乗り切るだけの読書には耐えた。
ただ、「闇と影」というタイトルの意味は、いまだにさっぱり理解できない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月2日に日本でレビュー済み
著者はイギリスのデジタルメディア・プロデューサーでジャーナリストだそうだ。処女作になる。
原題”The English Monster”。
文庫で上下2巻なのに、読了に1ヶ月を費やした。
決して難解な書物じゃなく、歴史ミステリー・フィクションなんだけど、
ぼくが歴史的バックグラウンドの知識に欠いていたからなのだろう。
ぼくが教えてもらった歴史では、エリザベス朝は栄光に満ちていて、イギリスは産業革命によって栄え、
18世紀から200年以上、世界をリードしてきた。
アフリカの黒人を奴隷として捉え、”新大陸”の労働力としてスペインやポルトガルに売りさばき、
富を蓄えたからこそ、無敵艦隊を撃破し世界の制海権を確保し、
ニュートンですら奴隷貿易に出資していた、なんてことは、スルーしていた。
アルマダでスペインを破ったイングランドの英雄フランシス・ドレイクすら、
奴隷貿易で頭角を顕したことなど、現代のイギリス人ですら素直に認めたくはない史実らしい。
第二次大戦でドイツからの空襲を受けるさなか、チャーチルが拘り続けたのは、
植民地の温存だった。
参戦の暗黙の条件として、植民地の解放を示唆したルースベルトに先見の明があったかというと、
それもまた、損得勘定だったに違いない。
リンカーンの奴隷解放が、損得勘定から発せられたように。

本書は「ラトフリク街道の殺人事件」の犯人探しがストーリーの軸で、推理小説としても楽しめる。
司法の”調査”だけではなく、警察による”捜査”が必要となっていく転換点の事件だったのだろう。
イングランド史上最初の刑事とも言えるチャールズ・ホートンのこれからの活躍も楽しみ。
内容の濃い、魅力的な小説だった。
そして、ロンドン−ワッピング、シティ−の(呪われた)繁栄の影に、
イングランドの怪物の存在があることを疑い続けなければなるまい。
2012年7月30日に日本でレビュー済み
もどかしい。

実際におきた過去の有名な事件を題材にした歴史ミステリ。
これだけならば、切り裂きジャックやリジー・ボーデン事件を題材にしたものは、過去にたっぷりある。
ただ、本書のラトクリフ街道事件を題材にしたものは、寡聞にして類書を知らない。

と言うだけですませられない作品なのだが、これ以上語るのはネタばれか。
本書でも用心深く隠してあるからなぁ……
読みはじめれば、すぐにもわかることなんだが。

あとは自分で読んで下さいとしか言いようがない。
読んで、驚いて下さい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年9月16日に日本でレビュー済み
1800年始めのロンドンでの殺人事件 と 1800年後半からの奴隷貿易船に纏わる全く時代も違う、(最初は)関連もない
奴隷船の船乗り達の話が、交互に”恐ろしく”淡々と起伏もなく語られていくので、正直読み進めるのは睡魔との戦いだった。
読み終えた結末も、作者がネタバレを少しずつ開示してきたせいもあるが、特に衝撃的でもない。(大体なんでこんなハメに彼が陥ったのか
理由もよく理解できん。だからこそ<Xファイル>なのだが...それでいいのか...)

作者にとってデビュー作とのことで、稚拙だったり、妙に理解しづらい表現、ハリオットとかのどうでもいい様な身の上話の繰り返しとか,しようがないのかも
しれないが、手練の作家ならこの題材、もっと面白い話に仕立てられたかもしれない。
好き嫌いもあるだろうが、久しぶりに”読んで時間の無駄”な本だった。続編?...トンでもない、パスします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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