もちろん、この手の音楽に興味のない人には、まったく存在意義のわからない本なんだろうけど。基礎知識てなものも必要になるし。
でも、まぁいいじゃないか。
読みたい人は読めばいいし、読みたくない人は読まなきゃいい。
本に対する姿勢としては、それがそもそもの基本なので。
この本を読むと、ブラック・ミュージックの基本がわかるよ、という本。
もちろん「基本」だけじゃないけど。
興味があれば読んでみればいいだけの話。
価格分のもとは十分にとれる。
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リズム&ブルースの死 単行本 – 1990/3/1
ネルソン ジョージ 作 この本は1988年に書かれた HipHopがまた生まれ育って、大きくなってきた頃だ が、今の現状をみると、 HipHopもまたやはりブルース、R&B、ソウルなどと同じ轍を踏んでいる
- ISBN-104152034289
- ISBN-13978-4152034281
- 出版社早川書房
- 発売日1990/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ386ページ
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1990/3/1)
- 発売日 : 1990/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 386ページ
- ISBN-10 : 4152034289
- ISBN-13 : 978-4152034281
- Amazon 売れ筋ランキング: - 638,503位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 298位ジャズ
- - 28,480位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年5月19日に日本でレビュー済み
この人はアメリカの黒人音楽評論家です。5年前に買ってよく見てます。もう一冊買おうかなと思える本ですね。
この本の感想は日本でのロック評やR&B評とは全く違った視点でかかれていたりするところです。それは「売れ行き」です。黒人差別社会のアメリカでは生きること自体難しいゆえ、音楽を買うことも家計を圧迫し慎重なのだろうか。日本と比べるとかなりシビアに見ているといっていい。
また、現在のR&Bに辟易としてきた私にとってその答えもはっきりして見えるところがいい。簡単に言うと「甘い」のだ、社会の壁が。黒人の音楽業界での評価が上がり、今ではロックをも凌いでだんとつ状態になった今、リックジェームスのような、ジェームスブラウンのようなp‐ファンクのような、マイケルジャクソンのような、プリンスのような、ダイアナ・ロスのような音楽の中でシャープなキレをもった音楽家がいなくてもいい状態が出来上がってしまった。簡単に言うと誰も差別の壁を越えなくていい、のだ。超えなくても一応の評価はもらえてしまう。闘わなくて良いとなるとハングリー精神はなくなっていくだろう。差別がなくなるのは素晴らしいが音楽には悪影響を及ぼす・・・このような指摘もずばりだし、本当に思慮が深い。
いま、ヒップホップが盛んだが彼はエミネムをどう見るか。読めばはっきりすると思う。
当然、ブラック・ミュージックの音楽家がたくさん出てくるのでそれをチェックして購入する手もあるし、ミーハーで終わりたくなければ是非購入してみてはいかがでしょうか。
この本の感想は日本でのロック評やR&B評とは全く違った視点でかかれていたりするところです。それは「売れ行き」です。黒人差別社会のアメリカでは生きること自体難しいゆえ、音楽を買うことも家計を圧迫し慎重なのだろうか。日本と比べるとかなりシビアに見ているといっていい。
また、現在のR&Bに辟易としてきた私にとってその答えもはっきりして見えるところがいい。簡単に言うと「甘い」のだ、社会の壁が。黒人の音楽業界での評価が上がり、今ではロックをも凌いでだんとつ状態になった今、リックジェームスのような、ジェームスブラウンのようなp‐ファンクのような、マイケルジャクソンのような、プリンスのような、ダイアナ・ロスのような音楽の中でシャープなキレをもった音楽家がいなくてもいい状態が出来上がってしまった。簡単に言うと誰も差別の壁を越えなくていい、のだ。超えなくても一応の評価はもらえてしまう。闘わなくて良いとなるとハングリー精神はなくなっていくだろう。差別がなくなるのは素晴らしいが音楽には悪影響を及ぼす・・・このような指摘もずばりだし、本当に思慮が深い。
いま、ヒップホップが盛んだが彼はエミネムをどう見るか。読めばはっきりすると思う。
当然、ブラック・ミュージックの音楽家がたくさん出てくるのでそれをチェックして購入する手もあるし、ミーハーで終わりたくなければ是非購入してみてはいかがでしょうか。
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が玄人向けで、私のような初心者には難しい。
一般受けする許容範囲を超えている。
一般受けする許容範囲を超えている。
2015年1月6日に日本でレビュー済み
20年前に読んだっきりの本だが、
黒人が豊かになり、地位が上がるにつれてソウル音楽は洗練され、
ブラコンと呼ばれ、アニタベイカーの退廃的な音楽が売れた時点でソウルは死に、
もはやブラックミュージックに未来は無い
みたいな結論だったような気がするが、
著者はその後ヒップホップについても書いており、
以前の主張との整合性はどうなってるんだろうっていう興味から、
もっぺん購入して読んでみようかと考えてる今日この頃。
黒人が豊かになり、地位が上がるにつれてソウル音楽は洗練され、
ブラコンと呼ばれ、アニタベイカーの退廃的な音楽が売れた時点でソウルは死に、
もはやブラックミュージックに未来は無い
みたいな結論だったような気がするが、
著者はその後ヒップホップについても書いており、
以前の主張との整合性はどうなってるんだろうっていう興味から、
もっぺん購入して読んでみようかと考えてる今日この頃。