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死の泉 (ハヤカワ・ミステリワールド) 単行本 – 1997/10/1
皆川 博子
(著)
第32回(1998年) 吉川英治文学賞受賞
- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1997/10/1
- ISBN-104152081147
- ISBN-13978-4152081148
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
第二次世界大戦下のドイツ。ナチの狂気が生んだ悲劇は、15年後の凄惨な復讐劇の発端にすぎなかった-。双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験など、様々な題材と騙りとを孕んだ、美と悪と愛の黙示録。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1997/10/1)
- 発売日 : 1997/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 435ページ
- ISBN-10 : 4152081147
- ISBN-13 : 978-4152081148
- Amazon 売れ筋ランキング: - 424,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月18日に日本でレビュー済み
一気読みの面白さ。登場人物の一人が著者、作者自身がその翻訳者という設定で、本筋のあとの「あとがき」までを読み物として、二重のどんでん返しが用意されている。登場人物の人間的掘り下げがやや弱いこともあって、凝った構成とテンポの良さで長大な映画を見ている感じだ。映画好きなら監督とキャスティングを思い浮かべながら読みたいところ。時代考証含め、作家のエネルギーと想像力の凄さを堪能できる一冊。
2016年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作中作「ギュンター・フォン・フュルステンベルク著 野上晶訳」としての「死の泉」と言う事?
良くあるのが作者「皆川博子」が作中作を見つけて物語る形だが、これは違っていた。
皆川博子=野上晶?
戦中のミュンヘンのナチ施設「レーベンスボルン(生の泉)」から始まり戦後のミュンヘンで完結する。
戦前のナチに対するドイツ国民の歓迎から戦後の否定の史実が描かれているのが良いね。
岩塩鉱山の地底湖での物語と、ラストのユーデンガッセの場面、野上晶の「あとがきにかえて」は
矛盾が有る。
さて、誰が騙って語っているのか・・・
良くあるのが作者「皆川博子」が作中作を見つけて物語る形だが、これは違っていた。
皆川博子=野上晶?
戦中のミュンヘンのナチ施設「レーベンスボルン(生の泉)」から始まり戦後のミュンヘンで完結する。
戦前のナチに対するドイツ国民の歓迎から戦後の否定の史実が描かれているのが良いね。
岩塩鉱山の地底湖での物語と、ラストのユーデンガッセの場面、野上晶の「あとがきにかえて」は
矛盾が有る。
さて、誰が騙って語っているのか・・・
2020年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆川さんの短編小説はいくつか読んだ事がありましたが長編は初めて手に取りました。
深い知識をベースに経験を積んだ小説家だけが書ける複雑なストーリー、幾重にも重なるテーマ、多面的なキャラクターが織りなす深みのある小説でした。一方でエンタテイメント性もしっかりあるので最後まで飽きずに読めます。
「小説」が好きな方にオススメ。
ただ、ミステリー性や謎解きの面白さを追求する物語とは言い難いので、そこだけはご注意あれ。
深い知識をベースに経験を積んだ小説家だけが書ける複雑なストーリー、幾重にも重なるテーマ、多面的なキャラクターが織りなす深みのある小説でした。一方でエンタテイメント性もしっかりあるので最後まで飽きずに読めます。
「小説」が好きな方にオススメ。
ただ、ミステリー性や謎解きの面白さを追求する物語とは言い難いので、そこだけはご注意あれ。
2023年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メンタルが確かな時に読むのが良いかもしれません。
しかし、この様な悲惨な事があって、今があることを大事にしたいです。
しかし、この様な悲惨な事があって、今があることを大事にしたいです。
2020年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古で色も焼けてましたが
本を読むのにはなんら問題ありませんでした!ありがとうございます!
本を読むのにはなんら問題ありませんでした!ありがとうございます!
2020年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さっそく届きました。読み応え十分。観に行きたい舞台の原作小説、観劇までに読破したい!
2013年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二次大戦下のドイツが舞台ですが、基本的に主人公の暮らしは戦争から隔離されておりあくまで時代が「第二次大戦下」というだけで戦争の描写はあまりありません。油断した隙に戦争が終わっていました。「怪しげな研究者との不思議な暮らし」が主な内容です。
結合された双子、カストラート、怪しげな人体実験など興味深い伏線をちらつかせながらも、最終的に私が求めていたものはさらっと流された印象でもどかしく感じ、後半は「ああ、なるほどそういう展開になるのか……」と思いながら読み進めました。
最後のどんでん返しも、「ああ、なるほど」という感じで、アッと驚くという感じではないです。
「不老不死、双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験」というワードに惹かれて読み始めると少し物足りなく感じるかもしれません。
でも私はとても好きです。
結合された双子、カストラート、怪しげな人体実験など興味深い伏線をちらつかせながらも、最終的に私が求めていたものはさらっと流された印象でもどかしく感じ、後半は「ああ、なるほどそういう展開になるのか……」と思いながら読み進めました。
最後のどんでん返しも、「ああ、なるほど」という感じで、アッと驚くという感じではないです。
「不老不死、双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験」というワードに惹かれて読み始めると少し物足りなく感じるかもしれません。
でも私はとても好きです。
2016年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先ずは偉大なる作者皆川博子氏に敬意を表します。長編を舐めるように読みました。内容もさることながら、ひきつけられるのは目にも鮮やかなその表現法です。何度でも読みたくなる作品です。