超巨大人工天体リングワールドが舞台の物語第三弾。
リングワールド崩壊は阻止されたがまたしても新たな危機が訪れる。
吸血鬼の種族が大繁殖し住民達への被害が増えていたのだ。
物語前半はルイス達ではなくリングワールドの住人達によって結成された吸血鬼討伐隊の視点で話が進む。
討伐隊は様々な住人達と協力し仲間を増やしながら吸血鬼の根城を目指し旅を続けていく。
機械人種のヴァラヴァージュリンが前作でルイスからネコババした超伝導布も活躍するのが嬉しい。
そして物語後半ではガラッと毛色が変わる。
※以下ネタバレ注意
吸血鬼の手を引いていたのは吸血鬼のプロテクターだった。
ルイス達は船の機能を奪われてプロテクターの支配下にされてしまう。
吸血鬼のプロテクターはプロテクターを増やし支配を盤石のものにしようとしている。
このままプロテクターを増やせばパク星のような争いにまみれた世界になってしまう。
どの種族をプロテクターにするべきなのだろうか?
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リングワールドの玉座 (海外SFノヴェルズ) 単行本 – 1998/4/1
- 本の長さ389ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1998/4/1
- ISBN-104152081538
- ISBN-13978-4152081537
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
地球から248光年の彼方、想像を絶する高度な文明によって建造されたリングワールドに破局の危機が訪れた。吸血鬼軍団と原住民の死闘、そして覇権抗争…。リングワールド最大の危機に、ルイス・ウーが再び立ち上がる。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1998/4/1)
- 発売日 : 1998/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 389ページ
- ISBN-10 : 4152081538
- ISBN-13 : 978-4152081537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,035,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年6月15日に日本でレビュー済み
「リングワールド」初編刊行が1970年、この続々編が1996年。実に四半世紀もの歳月をかけて思い出したように書き継がれてきたシリーズだが、発表当時は最新の科学理論を取り入れていたはずの作者も、次々と矢玉の様に浴びせられる、専門家筋からの「助言」という名のいじめに、次第に言い訳、対応のしようがなくなり、純粋なSFとしては前作でギブアップというところだろう。実際、SFの宿命として、昨日出たものは今日はもう古めかしくて読むにたえなくなって当然。まして本書以後さらに20年の宇宙論、物理学の理論的進展は凄まじいものがあり、もう「リングワールド」の発想そのものさえ時代遅れになりつつある。早い話、1光年を75秒でぶっ飛ばすとかいうあの超光速宇宙船はいったいどうなっちまったのか(笑)。超空間では経過時間そのものがまったく存在せず、もしワームホールなりを通って超光速移動ができるとしたら、百億光年飛ぼうが1m先だろうが時間はゼロ。75秒などまるで無意味、などといちいち突っ込むのも野暮なほどで、これはヤバいと早々と一作で引っ込めたものと見える。また、大ブラックホールの存在がほぼ確実視される銀河中心に、著者が想定した「プロテクター」のような超先進文明が発展する可能性が、21世紀に入ってほぼ否定されていること、地球外知性の主流が、本シリーズに登場する亜人類や、少なくともクジン人のように地球上の生物に多少とも似た形であるという従来の説も、かなり怪しくなりつつある現状に加え、ウェルズではあるまいし、もう否定し尽くされているはずの「火星人」や、果ては吸血鬼まで出してしまっては、これはもう、古典的スペースオペラとしても持たなくなり、後は本書のように異世界ファンタジー化でもするほかはあるまい。それならそれで、「外伝」として連作短編集のような形にしてくれたら、まだ読みやすかったのだが。さらに続編の「リングワールドの子供たち」が、単行本刊行後8年も経つのに、未だに文庫化されないのもむべなるかなである。というわけで本編の取り得をあえて探せば、相変わらずのパペッティア人さんのこぼれるような愛らしさと、それから……ねえ、そこの三本足二つ頭のあなた、こんな古びた本なんか読んでないで、街に出てリシャスラしましょ、ねえ、リシャスラ。
2009年8月29日に日本でレビュー済み
ニーヴンの<ノウンスペース>シリーズのひとつ、リングワールドもの第三弾。
どんどん厚くなっていて文庫で600ページ。
今回はロケーション的には第二作の続きで、リングワールドの上でどちらかというと文化人類学的な話が続く。まあ、超科学の話は第一作、第二作でさんざんやったので、これ以上説明はあまりいらないということなのでしょう。
そのせいか、内容的に読み進めるのがちょっと辛かった。
読む間隔をあけすぎると、この特異な世界観を忘れかけてしまっていて進むのが苦しいですし、早いとこ次作(2006年に訳本が出ているはず)が文庫化されて欲しいですね。
どんどん厚くなっていて文庫で600ページ。
今回はロケーション的には第二作の続きで、リングワールドの上でどちらかというと文化人類学的な話が続く。まあ、超科学の話は第一作、第二作でさんざんやったので、これ以上説明はあまりいらないということなのでしょう。
そのせいか、内容的に読み進めるのがちょっと辛かった。
読む間隔をあけすぎると、この特異な世界観を忘れかけてしまっていて進むのが苦しいですし、早いとこ次作(2006年に訳本が出ているはず)が文庫化されて欲しいですね。
2006年12月31日に日本でレビュー済み
つまらん。ニーヴンのワースト1である。
物語も起承転結もあったもんじゃない。構成力が悪すぎる。
それもそのはず、独立中編に加筆して、無理矢理長編にしただけの話である。
途中からルイス・ウーが登場するが、それまでのキャラの物語が全然面白くない。
しかも、ウーの物語も全然感情移入できません。
ウーが重傷を負うようなピンチもあるのだが、あまりにも起伏の乏しいストーリーなので、少しも興奮しません。
訳文のせいか原文のせいか、描写が淡々としすぎてる。
ニーヴンがこれを本気で書いたのだとしたら、ボケ老人となったとしか思えません。
テーブルトークRPGリングワールドのリプレイ小説の方がまだましだろう。
この話しをシナリオとして使用するゲームマスターはプレイヤーに袋叩きになるであろう。
小学生のゲームマスターが考え付くオリジナルシナリオでも、この小説よりはましになるだろう。
物語も起承転結もあったもんじゃない。構成力が悪すぎる。
それもそのはず、独立中編に加筆して、無理矢理長編にしただけの話である。
途中からルイス・ウーが登場するが、それまでのキャラの物語が全然面白くない。
しかも、ウーの物語も全然感情移入できません。
ウーが重傷を負うようなピンチもあるのだが、あまりにも起伏の乏しいストーリーなので、少しも興奮しません。
訳文のせいか原文のせいか、描写が淡々としすぎてる。
ニーヴンがこれを本気で書いたのだとしたら、ボケ老人となったとしか思えません。
テーブルトークRPGリングワールドのリプレイ小説の方がまだましだろう。
この話しをシナリオとして使用するゲームマスターはプレイヤーに袋叩きになるであろう。
小学生のゲームマスターが考え付くオリジナルシナリオでも、この小説よりはましになるだろう。
2007年1月24日に日本でレビュー済み
"ふたたび"は、最後にびっくり(予想がつくけど)があったし、ドンチャン活劇的に面白かったのだけれど、"玉座"は読み終えて、"それで...."どうしたのっていう感じでした。話が込み入ってくるし、話の展開が複雑に思える。というよりも、こねられていないので、スッーと入ってこない。ニーヴンも3作目で力尽きた感じに思えました。
2002年5月6日に日本でレビュー済み
「リングワールド」、「リングワールドふたたび」の続編です。
圧倒的な巨大世界リングワールドで今回は少しだけ冷静になって人々の生活を観察できました。
ラリイ・ニーブンの著作では「インテグラル・ツリー」「スモーク・リング」も面白いですよ。
圧倒的な巨大世界リングワールドで今回は少しだけ冷静になって人々の生活を観察できました。
ラリイ・ニーブンの著作では「インテグラル・ツリー」「スモーク・リング」も面白いですよ。