まず、この著者の本は基本分厚く絵などはないです。それが苦手な方には薦めませんが、逆に平気という方にはぜひ読んで欲しいです。
利己的な遺伝子と比べても並ぶ程の名著だと思います。
著者と自分は、非科学的な話(神に祈ればなど)は信じないと言うところで思考があっているのでそういう方は笑いが出るところもあるかなと思います。
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虹の解体: いかにして科学は驚異への扉を開いたか 単行本 – 2001/3/31
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- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2001/3/31
- ISBN-104152083417
- ISBN-13978-4152083418
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
科学とは、限りない驚きと美に満ちた世界である。「利己的な遺伝子」で科学界を震撼させた著者が、専門領域である生物学、進化学から脳科学、ゲノムサイエンス、認知心理学、物理学、宇宙論まで縦横に援用して語る、啓蒙の書。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2001/3/31)
- 発売日 : 2001/3/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 430ページ
- ISBN-10 : 4152083417
- ISBN-13 : 978-4152083418
- Amazon 売れ筋ランキング: - 327,609位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,208位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
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2018年7月3日に日本でレビュー済み
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ドーキンス博士の言い回しが
大変読みにくいものにしているようですが
この本の翻訳は読みやすいですね。
大変読みにくいものにしているようですが
この本の翻訳は読みやすいですね。
2018年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
福岡さんの翻訳の質が大変よく、理解しやすかった。
2022年9月23日に日本でレビュー済み
虹の解体という刺激的なタイトルだが、各種の自然現象を科学的に解き明かしている本です。
小学生の息子に、虹の出ていたときに早速本書の受け売りを説明しましたが、
すんなり受け止めて「虹ってすごいんだね」とはしゃいでました。
ちなみに息子は科学的な知識を持っても、虹そのものの美しさには感動していました。
以前自宅から2重の虹を見たときには、「すげえ」といって一緒にはしゃいでいました。
虹の科学的な説明をすると、虹の詩的な美しさが損なわれるという反論が、文学者などから批判を受ける、
とドーキンスは書いていますが、息子の例ではそれが全くあてはまりませんでした。
虹の科学的な説明で詩的な美しさが損なわれるのであれば、所詮その詩はたいしたことがないのではないか、と勘ぐってしまいました。
2008/3/4読了
小学生の息子に、虹の出ていたときに早速本書の受け売りを説明しましたが、
すんなり受け止めて「虹ってすごいんだね」とはしゃいでました。
ちなみに息子は科学的な知識を持っても、虹そのものの美しさには感動していました。
以前自宅から2重の虹を見たときには、「すげえ」といって一緒にはしゃいでいました。
虹の科学的な説明をすると、虹の詩的な美しさが損なわれるという反論が、文学者などから批判を受ける、
とドーキンスは書いていますが、息子の例ではそれが全くあてはまりませんでした。
虹の科学的な説明で詩的な美しさが損なわれるのであれば、所詮その詩はたいしたことがないのではないか、と勘ぐってしまいました。
2008/3/4読了
2014年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の渦巻きはアンモナイトの置換化石。貝殻の中身が数億年をかけて真珠質に変化した天然の螺鈿です。虹色に輝く石のひとつひとつは、石としての美しさを讃えていますが、その蠱惑的な美しさは調べても調べてもなお美しさが損なわれることはありません。むしろ科学が解き明かす美しさの原点へ近づくスリルは、何物にも代え難い。
本書のタイトルを知った時から思い出していたファインマンの「科学は決して花の美しさを損なわない」という話が途中に出て来て感動しました。花をめしべ、おしべ、と分解して調べていくうちに花の美しさを科学者は損なうのではないか、という友人の問いに、真っ向から詩的に反論したファインマンの言葉が引用されていたのです。かつて読んだ本の中で最も印象的だった部分が、ドーキンスほどの生物学者と感動を共有できていたことに、とても嬉しくなりました。
続いて書かれていたのが、光をプリズムで解体し人工的に虹を作り出したニュートンの話でした。ぼくが思い出すのはピンク・フロイドの『狂気』のジャケットで、光を虹の七色に解体してもなおその不思議に取り付かれた人々が350年を経てイギリスで最高の音楽を作った、という事実です。科学は決して自然の美しさを損なうことはないし、なおかつ深い不思議を我々に問いかけ、そこでまた新たな美しさが生まれる、これほど比類なき完璧な円環が生まれるのは、科学者が迷いながらも350年をかけて虹の正体を求めて進み続けてきたからです。科学の存在は善悪の彼岸にあるのです。
ウイリアム・ギブスン「テクノロジーは倫理的には中立だろう。我々がそれを使うときにだけ、善悪が宿る」
本書のタイトルを知った時から思い出していたファインマンの「科学は決して花の美しさを損なわない」という話が途中に出て来て感動しました。花をめしべ、おしべ、と分解して調べていくうちに花の美しさを科学者は損なうのではないか、という友人の問いに、真っ向から詩的に反論したファインマンの言葉が引用されていたのです。かつて読んだ本の中で最も印象的だった部分が、ドーキンスほどの生物学者と感動を共有できていたことに、とても嬉しくなりました。
続いて書かれていたのが、光をプリズムで解体し人工的に虹を作り出したニュートンの話でした。ぼくが思い出すのはピンク・フロイドの『狂気』のジャケットで、光を虹の七色に解体してもなおその不思議に取り付かれた人々が350年を経てイギリスで最高の音楽を作った、という事実です。科学は決して自然の美しさを損なうことはないし、なおかつ深い不思議を我々に問いかけ、そこでまた新たな美しさが生まれる、これほど比類なき完璧な円環が生まれるのは、科学者が迷いながらも350年をかけて虹の正体を求めて進み続けてきたからです。科学の存在は善悪の彼岸にあるのです。
ウイリアム・ギブスン「テクノロジーは倫理的には中立だろう。我々がそれを使うときにだけ、善悪が宿る」
2005年2月13日に日本でレビュー済み
科学関連のエッセイです。
占星術がいかにデタラメかを述べる文章がよかったです。
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占星術師の仕事は、ほとんど訓練や技術を必要としない。
だから、そのあたりの暇をもてあました若い記者に回されることになる。
一九九四年一〇月六日の《ガーディアン》紙で、
ジャーナリストのジャン・モワールは次のように述べた。
「ジャーナリストとして初めてやった仕事は、くだらない女性誌に星占いを書くことでした。
あの作業は決まって新入社員がやらされます。
つまらなくて簡単で、当時の私みたいなケツの青いやつにもできる仕事なんですよ」(p171)
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占星術がいかにデタラメかを述べる文章がよかったです。
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占星術師の仕事は、ほとんど訓練や技術を必要としない。
だから、そのあたりの暇をもてあました若い記者に回されることになる。
一九九四年一〇月六日の《ガーディアン》紙で、
ジャーナリストのジャン・モワールは次のように述べた。
「ジャーナリストとして初めてやった仕事は、くだらない女性誌に星占いを書くことでした。
あの作業は決まって新入社員がやらされます。
つまらなくて簡単で、当時の私みたいなケツの青いやつにもできる仕事なんですよ」(p171)
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2010年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
科学が持つ効し難い魅力「Sense of Wonder」の解明について様々な分野を題材に縦横に語った改著。虹の分光の仕組みをニュートンが解明した事に対して、詩人キーツが「虹の持つ詩情を破壊した」との苦言を呈した類いの科学批判・懐疑に反駁する立場で書かれたもので、題名もそれに由来している。
ドーキンスは詩的なものが嫌いな訳ではなく、むしろ愛しており、科学的相関のない事象に詩的関係を求める姿勢を糾弾しているのである。それを、上記の科学批判・懐疑派や一般読者に説明するため多くの筆を割いている。専門の生物学・進化論だけではなく、量子論を初めとする物理学、宇宙論、ゲノム問題、脳科学、認知心理学、数学、音楽、裁判制度など幅広い分野において、科学が真の詩的魅力を引き出す様を描いている。逆に、科学に対する無知・誤解、あるいは偽科学によって金儲けを企む輩への憤りも良く出ている。ドーキンスの該博な知識には驚くが、各々のエピソードは語り口の巧さも手伝って読む者を惹き付ける。特に"ペトワック"の概念は面白い。また、フラウンホーファー線やバーコードをDNAのメタファーとして扱っている点も"らしい"印象を受ける。「個人攻撃ではない」、と断った上で論敵のグールド批判を展開する辺りも読み所である。明らかに他の箇所より熱が込められている。そして、自身がダーウィンの正統後継者たる矜持がヒシヒシと伝わってくる。「利己的遺伝子」を別の角度から論じた第9章は秀逸。第10章の「死者の書」の内容も興味深いし、カッコウをモデルにしたレトリックも冴えている。共進化と共適応の概念も初めて知った。最終章も興奮を掻き立てる。
科学の啓蒙書であると共に読み物として面白い。進化論のみならず科学全般に対する興味を惹起させてくれる魅力的な書と言える。
ドーキンスは詩的なものが嫌いな訳ではなく、むしろ愛しており、科学的相関のない事象に詩的関係を求める姿勢を糾弾しているのである。それを、上記の科学批判・懐疑派や一般読者に説明するため多くの筆を割いている。専門の生物学・進化論だけではなく、量子論を初めとする物理学、宇宙論、ゲノム問題、脳科学、認知心理学、数学、音楽、裁判制度など幅広い分野において、科学が真の詩的魅力を引き出す様を描いている。逆に、科学に対する無知・誤解、あるいは偽科学によって金儲けを企む輩への憤りも良く出ている。ドーキンスの該博な知識には驚くが、各々のエピソードは語り口の巧さも手伝って読む者を惹き付ける。特に"ペトワック"の概念は面白い。また、フラウンホーファー線やバーコードをDNAのメタファーとして扱っている点も"らしい"印象を受ける。「個人攻撃ではない」、と断った上で論敵のグールド批判を展開する辺りも読み所である。明らかに他の箇所より熱が込められている。そして、自身がダーウィンの正統後継者たる矜持がヒシヒシと伝わってくる。「利己的遺伝子」を別の角度から論じた第9章は秀逸。第10章の「死者の書」の内容も興味深いし、カッコウをモデルにしたレトリックも冴えている。共進化と共適応の概念も初めて知った。最終章も興奮を掻き立てる。
科学の啓蒙書であると共に読み物として面白い。進化論のみならず科学全般に対する興味を惹起させてくれる魅力的な書と言える。
2009年5月22日に日本でレビュー済み
本書は、ニュートンが陽の光をプリズムで7色に分光したとき、今日の科学の基礎が開かれた一方で、当時の詩人は、虹の持つ詩情を破壊したと非難した。本書は、科学が虹を解体しようが自然の驚異や美くしさが損なわれることはなく、むしろその自然の背景に潜む精巧さや素晴らしさがより理解できることにつながると主張した本である。実際、そのとおりだと思う。この点は、完全に筆者に同意する。
加えて、オカルト・エセ科学・迷信・超常現象などの社会に及ぼす悪影響を徹底的に批判し、科学の果たすべき役割を主張している。生じる確率とその期待値を計算すれば、神秘的な偶然もありうることと考えられるし、ガイア仮説もエコロジカルテロリストのでたらめだと主張できる。前作「利己的な遺伝子」・「盲目の時計職人」と違って、生物進化論に限定された話題でなく、広く科学技術全般に話題が広がっている点が、筆者の博識と天才文章化力をまざまざと見せつけられる。
一般的に、日本人は宗教・信仰と科学に対して全く対立せずに生活することができる。時には精神論・神頼みやジンクス・運命的な感覚を持つこともあれば、論理的・科学的に判断し行動することもできる。その上で、礼節や規律を重んじ、社会生活の上でも躾や美徳も身につけて行動できる。こういった、非科学的なことを排除する風土が日本には存在することそのものを素晴らしいと感じることができる本である。
読み切るのに時間はかかりますが、とても良い本です。
加えて、オカルト・エセ科学・迷信・超常現象などの社会に及ぼす悪影響を徹底的に批判し、科学の果たすべき役割を主張している。生じる確率とその期待値を計算すれば、神秘的な偶然もありうることと考えられるし、ガイア仮説もエコロジカルテロリストのでたらめだと主張できる。前作「利己的な遺伝子」・「盲目の時計職人」と違って、生物進化論に限定された話題でなく、広く科学技術全般に話題が広がっている点が、筆者の博識と天才文章化力をまざまざと見せつけられる。
一般的に、日本人は宗教・信仰と科学に対して全く対立せずに生活することができる。時には精神論・神頼みやジンクス・運命的な感覚を持つこともあれば、論理的・科学的に判断し行動することもできる。その上で、礼節や規律を重んじ、社会生活の上でも躾や美徳も身につけて行動できる。こういった、非科学的なことを排除する風土が日本には存在することそのものを素晴らしいと感じることができる本である。
読み切るのに時間はかかりますが、とても良い本です。