無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ハーバードAMPのマネジメント: 世界最強のビジネス・エリート養成コース 単行本 – 2001/7/1
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2001/7/1
- ISBN-104152083611
- ISBN-13978-4152083616
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品説明
本書は、ハーバードMBAをはるかにしのぐといわれる、エグゼクティブのための特別プログラム「ハーバードAMP」(Harvard Business School's Advanced Management Program)の概要と、そこで伝えられるマネジメントの知について明らかにした、初めての本である。
ハーバードAMPは、世界に名だたる一流企業のシニア・マネジャーが集まる「トップガン養成コース」で、戦前から続く伝統あるプログラムである。参加者は毎日平均14時間の勉強をこなし、9週間の間に250のケーススタディーを叩き込まれる。MBAが2年間で600のケーススタディーをこなすことを考えると、まさに地獄のレッスンといえる。
本書では、このハーバードAMPの卒業生や教授陣が登場し、リーダーに必要とされる技術や心構え、その実践結果について述べる。紹介される内容にそれほど目新しさはないが、「マネジメントを大局的にとらえる」「人を動かす」という、大きな組織を動かす人間にとって大切な要素が、実体験とともに語られているのは興味深い。「理論と実践」をモットーとするAMPの精神が伝わってくるような内容である。
AMPでは、「意思決定と動機づけ」「組織のパワーアップ」「グローバル市場での競争力強化」「品質改善、生産性向上、チームワーク」「企業ファイナンスの理解」といった、MBAでも登場するようなスキルが教えられるが、本書を読んでいると切り口が異なることに気づく。経営を科学ととらえ、盲信する危険性のあるMBAと比べ、AMPでは経営科学をあくまで参考程度にとどめ、キーファクターを人や組織に求める。ファイナンスに関しても、学ぶのは数字の裏に隠された実態なのである。
本書を読んでも、世界の一流企業のトップたちと交流することはできないが、そこで教えられる内容のエッセンスを知ることはできる。トップマネジャーに求められるものは何か、世界のエグゼクティブはどんなことを考えて日々経営に取り組んでいるのかなど、本書から得られることは多い。(土井英司)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2001/7/1)
- 発売日 : 2001/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4152083611
- ISBN-13 : 978-4152083616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 614,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 575位企業革新
- - 1,915位オペレーションズ (本)
- - 28,693位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
著者も述べているが、AMPのエッセンスは個人の内面的な成長にある。世界中から集う有能な同級生と、9週間議論の限りをつくす事により、さらに優秀なマネージャーとしての必要要件を学んでいく姿が紹介されている。
「AMPに参加したことで私はこう変わった」という参加者の紹介が何箇所もあるが、AMP参加前と後で比較するだけではなく、AMP期間中のどのような場面で成長を遂げたのか、きっかけは何だったのか、といった点にもっと触れるべきではないか。この変化・成長のプロセスこそが、AMPに賛辞が集まる理由と思えるので、非常に残念である。
AMPに参加する事によって得られる経験が他に換え難いものである点は伝わってくるので、「いつか参加できる身分になってやろう!」という、自己啓発・発奮材料としては価値がある。
特にこれが書かれた2000年前半、アメリカの経営がどういう風に向かっていったのか、というのが良くわかります。
ちなみにAMPは経営上層部が数週間リフレッシュをかねて勉強する場所です。従って、非常に高額な授業料が必要になります。
そこで行われている授業と思ってみると間違いです。アメリカのアマゾンのサイトでも、本書はそこを指摘して数多くの低い評価が作られています。
しかし、中身は悪くありません。自分自身と組織との間の矛盾。自分のスタイルが組織に合わないときどうするか?あわせられるような柔軟なスタイルを身に着けるか辞めるかとはっきり言っています。変革の方程式として、事業全体の目的が個人的目的(セクショナリズム含む)に打ち破られないように、横断的な組織や文化を作る必要がある。部下の批判が上司を育てる。一流企業が従業員が問題を解決し、三流企業は従業員が問題になる。その通りです。
すべてその通りです。著者は2011年に出した本などでは好評を得ています。しかし、本書では表現の方法やAMPをネタに使ったため、印象がずいぶん悪くなりました。残念です。