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シャッター・アイランド (ハヤカワ・ノヴェルズ) 単行本 – 2003/12/11

4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

ボストン沖のシャッター島に、アッシュクリフ病院という、精神を病んだ犯罪者のための病院があった。1954年、そこで一人の女性患者が行方不明になり、捜査のために連邦保安官のテディ・ダニエルズと、相棒のチャック・オールが派遣された。行方不明になった女性患者は、鍵のかかった病室から抜け出し、誰にも見られずに姿を消したのだという。そして、病室には「4の法則」という謎のメッセージが残されていた。
実はテディには、島へ来る別の重要な目的があった。彼のアパートメントに火をつけて妻のドロレスを殺した男がこの病院に収容されていることを知り、彼を捜し出そうと考えていたのだ。
病院側のよそよそしい態度にあいながらも、嵐が接近する中、テディはチャックとともに捜査を進めるが、謎のメッセージがさらに発見され、次々と不可思議な出来事が起きる。そして、ついに想像を絶する真相が明らかに!
ミステリ界の話題を独占した傑作『ミスティック・リバー』の著者が、大胆な仕掛けで新境地を切り拓く最新作。

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ボストン沖のシャッター島に、精神を病んだ犯罪者のための病院があった。そこで一人の女性患者が行方不明になり、捜査のために連邦保安官のテディと、相棒のチャックが派遣されたが…。衝撃の結末と解説は袋とじ。

著者について

デニス・ルへイン
マサチューセッツ州のドーチェスターに生まれる。1994年に『スコッチに涙を託して』で作家デビューし、シェイマス賞の最優秀新人賞を受賞した。その後、同作に登場した私立探偵パトリックとアンジーのコンビを主人公にしたシリーズ作品を4作発表、2001年に刊行したノンシリーズの『ミスティック・リバー』はアンソニー賞の最優秀長篇賞を受賞し、クリント・イーストウッド監督で映画化された。本書は2003年に発表、ウォルフガング・ペーターゼン監督(『Uボート』『パーフェクト ストーム』)で映画化される予定。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2003/12/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/12/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4152085339
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4152085337
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

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デニス・ルヘイン
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2003年12月18日に日本でレビュー済み
人間の心の闇(暗部)を暗く、切なく描いている。ボストン沖の孤島に在る精神を病んだ犯罪者のための病院で、一人の女性が疾走する事件が発生。主人公である連邦保安官が、島に乗り込み事件にあたるが?当初は事件解決までを描いた本格物と思ったが、作品の途中から急展開し、最後には全く別の結末を読む者に提示する。その辺が、一癖も二癖も凝りに凝った作品に仕上がって、圧巻である。暗く、重く、人間の暗部を描くプロットがルへインの特色と思うが、本作も前作「ミスッテック・リバー」同様のより濃い内容である。多分、本作の結末を本当の意味での「驚嘆の結末」というのだろう。そしてこの作家の力量の確かさを、改めて実感させられた傑作だ。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 推理小説でもなく、医療小説でもない。
 著者から読者に対する、「謎解き挑戦状」とも言うべき一冊だろう。
 種明かし部分は帯で封がされ、猛スピードで展開していく物語に引き込まれてページをめくるたびに緊張感が高まっていく。
 僕は結局、帯の封を切って種明かしを読むまで謎を解けなかった。
 著者の大ファンは楽しめる本だと思うが、著者の作品を手にするのが初めての人、帯や表紙カバーの説明文を読んで関心を持った人の中には読後に脱力感を覚える人もいるのではないか。僕もそんな1人。
 帯までつけるのは、ちょっとやりすぎかな、とも思った。
 さりとて、読んでしまえばどんな種でもあっけないもの。何もすることがない休日に読むには十分楽しめる一冊だろう。
 
 
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男性にとっての袋とじ本と、女性にとっての袋とじ本って、やっぱり期待度や期待のベクトルが違うんだろうなあ・・・などと考えつつ、びりびりと破りました。
本を破る、ってのは、女性の私にとっては、経験のないことで、本は大事に扱うのが当然と思ってきたので、すごく抵抗がありました。夫は、週刊××系の最近よく見る袋とじ雑誌をざくざくはさみで切ってまして、「いいなあ楽しみがあって」と羨ましく思っていた矢先でした。
などと、「袋とじ本」に興味を持っていた私にとって、この本の袋とじはただ「大事な本を傷つけてしまった・・・・・」ということで終わってしまいました。その部分に関しては、残念。
内容は、面白かったですよ。映画化されるそうですが、いかにもそんな感じがしますし、「ミスティック・リバー」を読んでいない私は、是非読まなくてはと強く思いました、映画も見なきゃ。
ラッセル・クロウがアカデミー賞をとった、「ビューティフルマインド」に、
とても近い気がしますが、気のせいでしょうか?
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月12日に日本でレビュー済み
あー。期待しすぎた。
詳しく説明もせずただ「すごすぎる」じゃよほどの自信と思うじゃないか。
袋とじ!これで期待しない方がおかしいって。
「この展開ですごい結末…ということは、もしかして○○は××なんじゃ…いやいや袋とじまでするんだからそこまでも裏切るのだな!」
と先読み先読みしてしまったら…
思った通り○○は××。マイガッ。
期待のしすぎでかえって見えてしまった気がする。
これから読む方はぜひ期待しないで読んで下さい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月30日に日本でレビュー済み
「ああ、もしかしたら、いや、たぶんきっと!」
ひとりごとを言いながら読んでいたので、家人に白い目で見られた。
袋とじを開く前に大体の予想はついたが、
こんなにも深く傷ついた男の話だとは思ってもみなかった。
会話でストーリーを進めるという怠惰な書き方のミステリが多い中、
ルヘインは主人公の心理をこと細かに描くことで、読者を引きつける。

わたしたちは主人公になりきって、物語の海を泳ぐのだ。

ひとの心の孤独、哀しみというテーマのほかに、「愛とは」と考えさせられる。
ビューティフル・マインド 』を思い出した方もいらっしゃいましたが、
わたしは『
ベティ・ブルー 』を思い出しました。
こんなにも深く誰かを愛することができるのか、と。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年4月29日に日本でレビュー済み
「オレオレ詐欺」ってどうして引っかかってしまうんだろう?交通事故かなんかでコワい人に脅かされちゃうような、いかにもーって肉親がいるんでしょうね、きっと。大抵の人はそういう胡散臭い話には乗りませんよね。騙されちゃうのは「こんな立派そうな人が私を騙すはずがない」っていう先入観があるからですよね。
アンジー&ケンジーのシリーズや「ミスティック・リバー」から読んでいる僕には「デニス・ルヘインはかくあるべしっ!」という確固たる先入観がありました。そして読み進むにつれ、うんうん設定はずいぶん変わっているけど相変わらずのルヘイン節だわいーと納得し、さて結末はどうなるんだろう、良くできたサイコ・サスペンスだなあーと引き込まれていったのですが‥なんだこの袋とじは?そして、なんなんだ、このキングやクーンツも顔負けのアメリカンでグロテスクな結末は?
プロットや文章で読者を騙すばかりでなく、自分の作風までも引っ掛けの道具にしてしまう、このしたたかさ。僕は完全に騙されました。「まさかルヘインさんが、こんなことをするなんて‥人間の絶望や悲しみを描かせたら右に出るものはいないヒトだったのに」なんて近所の住人のインタビューが聞こえてきそうです。やられました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月2日に日本でレビュー済み
前作「ミスティック・リバー」とは大分趣向の異なる小説。しかし根底に流れるものは同様に思える。やはり暗く、哀しい物語であるが、読者はこの作者のそういった作風に惹かれるのだろう。
わからないのは、なぜあえて結末部分を「袋とじ」にしたのかということ。確かに最終的に大きな物語の逆転があるが、それ自体は特別目新しいものとはいえないし、そもそも「本格」的な味わいをを楽しむ小説では無いように思える。どうも出版者側の販売戦略のように思えてしまうのはひねくれすぎか?
いずれにしても、一気に読んでしまうほどの魅力を持っている小説であるのは間違いないと思う。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月20日に日本でレビュー済み
世評では大どんでん返しがあるからという話だったので、注意して注意して伏線に気をつけながら読み進めていたが、なんか、途中から話がおかしいなあと思い始める。そしてやはり話はおかしかったのだ。実はこの手のオチは良くあるオチで、類書は多いが最後までひっぱる作者の筆力は大したものだ。エンターテインメントとしては「あり」だと思う。「孤島の謎に挑む潜入者が孤独な戦いを続けていくうちに、自身の謎にはまりこむ」といったプロットは倉橋由美子の「スミヤキストQの冒険」を彷彿とさせて、懐かしい思いで読み終えた。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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