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嘘つき大統領のデタラメ経済 単行本 – 2004/1/9
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イラク侵攻はもともと「テロへの報復」だった。しかしテロ組織とイラクの関係を示す証拠が見当たらないとみるや、それは「大量破壊兵器を隠し持つ国への制裁」となった。大量破壊兵器が見つからないと、ついには「中東に民主化の波を起こすため」と言い出し、イラクに攻めこんだ。しかし、戦争以前の政権要人の発言を見れば一目瞭然、自分たちと関連企業の利益のために、ブッシュ政権は「最初から」イラクを攻撃したくてウズウズしていたのだ。ブッシュ政権は、たまたま起こった9.11テロの惨劇とそれに続く愛国心の高揚を、自分たちのために利用したに過ぎない。
これだけではない。経済、社会福祉、環境、国内安全保障、ブッシュの政策は「すべて」こんな具合だ。しかし、押しも押されぬ民主国家アメリカで、なぜブッシュ政権はこれほど露骨な嘘を国民に信じこませることができたのか。そして、彼らの本当の目的とはいったい何なのか。
この本の凄いところは、2000年の大統領選から現在に至るまで、世界随一の経済学者がブッシュ政策の嘘とデタラメに挑戦し続けた、そのリアルタイムな記録となっていることだ。クルーグマンが当初見抜いた「政権の真実」は、日を追うごとに恐ろしいほどに現実となっており、未来に待ち受ける「アメリカの悲劇」が浮き彫りにされる。これまでのクルーグマンの著作とは一線を画した、真の衝撃作である。
- 本の長さ422ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/1/9
- ISBN-104152085398
- ISBN-13978-4152085399
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/1/9)
- 発売日 : 2004/1/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 422ページ
- ISBN-10 : 4152085398
- ISBN-13 : 978-4152085399
- Amazon 売れ筋ランキング: - 677,639位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,874位ビジネス・経済ノンフィクション
- - 19,728位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
著者について
1953年生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)でPh.D.を取得。イェール大学、MIT、スタンフォード大学などで教鞭をとる。現在プリンスト ン大学教授。82~83年、大統領経済諮問委員会委員。IMF、世銀、EC委員会のエコノミストも務める。91年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈ら れるジョン・ベーツ・クラーク賞を受賞、2008年、ノーベル経済学賞を受賞した。著書多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 自己組織化の経済学―経済秩序はいかに創発するか (ISBN-13: 978-4480092564)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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クルーグマンがブッシュをウソツキ呼ばわりする理由は、ブッシュが政策を実施する際、真の目的を隠避し別の目的を掲げて国民をゴマカす欺瞞性であるという。例えば2001年のブッシュの減税政策である。ブッシュはこれで中産階級のためであり、現状の予算規模で賄えるものであると述べた。だがそれは国民が数字に弱いことに付け込んだものであり、富裕層や金持ちの懐を潤すものである事は明白だ。
ではなぜこのような明白に間違った政策の背後にあるものは?」という分析に踏み込む。ここからが政治の話になるだろう。クルーグマンの目の確かさはこの辺りの分析の鋭さであり、彼をオピニオンリーダーたらしめている一因であり、この言説こそが本書のハイライトである。第三部(P219-P326)がそのままブッシュの政策をメッタ斬りだ。
クルーグマンの矛先はメディアに向けられる。なぜ本来権力者を批判すべきジャーナリズムよりもパートタイムジャーナリストのクルーグマンのほうがブッシュ政権の欺瞞をいち早く見抜くことが出来たのか。
クルーグマンのジャーナリズム批判の核心を一言で述べると、前述の通り「ジャーナリストたちの「ワシントン・サークル」とでも呼ぶべき共通認識の形成とそこから来る権力者への自覚なき追随」にあると言えるが、同じ構図は実は我が国の経済報道、経済論壇にも当てはまる。「改革なくして成長なし」といいながら改革の成果はさっぱり見えてこず、しかしそれが本格的な政権批判にはならないこの国の経済報道のおかしさ。それはひとえにジャーナリズムの側がその権力者の改革願望は共有しているからなのだろう。
に掲載されたコラムをテーマ別に章に分けて日付順に並べた本でした。
1つのコラムが3〜4ページなので気軽に読めると思います。
この本を読むまではアメリカ経済は双子の赤字とか
最近ではサブプライムの問題とかあるけどそれ以外は結構順調
だと思っていました。しかしこの本を読んで現在アメリカ
が抱えている大きな問題をいくつも知ることが出来ました。
著者が反ブッシュ体制派で仮に多少の誇張や先入観があったとしても
あまりにも問題が山積みの様な印象を受けました。
また本書は2004年に出版された物で内容的には
大分時間が経ってしまいましたが大変為になりました。
もっと早くに読んでいればよかったと思います。
この本は彼がNew York Timesに週二回執筆しているコラムや、そのほか彼がここ3年くらいの間に書いた啓蒙的文章をまとめたものだ。彼のコラムはネット上で読むこともできるけど、まとまって読めるのは便利だし、まとめて読むことで最近のクルーグマンが何について腹を立てていたのか、その全体像がわかる。
そう、この本でクルーグマンは腹を立てているのである。それもひどく。これまでだってそうじゃないか、というかもしれないが、この本はその深刻さの度合いがこれまでの本とだいぶ違う。エンロン、大規模減税、そしてイラク戦争。クルーグマンは、ブッシュ政権とそれを支える勢力は既存のアメリカの政治秩序に真っ向から挑戦しているのであり、既存の秩序を認めないから何をしてもいいと考えているという。だから、スキャンダルまみれの企業から不正にお金を受け取っていても、資本課税をゼロにしてあからさまに大金持ちを優先しても、あるいはとにかくサダム・フセインをやっつけたいから戦争をはじめたとしても、それで何が悪いのか、と開き直るばかり。手遅れになる前に、国民はこの勢力―クルーグマンは「革命勢力」とまで呼んでいるーの危険性に早く気がつくべきだという。
読者のなかには、それこそいやな気分になるものもいるかもしれない。もちろん、戦闘的なコラムばかりでない。最後に収められたジェームズ・トービン追悼は感動的である。けれども、それすら誠実さが尊重された「ある時代の終わり」の象徴として、そうでない現代と対比される仕掛けになっている。でもなぜ、いやな気分になるのだろう?それは彼のいうことが嘘には思われないし、他人事のようにも思えないからではないだろうか。彼は今の政権は民意を反映しているとは思わない。だから逆転のチャンスはあると考えている。まさに警世の書、と呼ぶべきだろう。
文章は教授の肩書きに似合わないほど、軽快で面白いので楽しく読める。
経済学的な見地から見た税制などの意見も書かれているので経済学の勉強にもなるだろう。
しかし、主に思想を語る本になっているので、内容に間違いだと思われる部分や、重箱の隅をつつくような批判が散見される、
内容を鵜呑みにせず、あくまで一意見として聞いておくと良いと思う。