中古で入手しました。早川書房のページに行っても出てこないため、絶版の恐れありと感じたためです。
内容は、シークレットや引き寄せ系に通じる部分があり、役に立たない信念にまみれた意識、エゴによる思考の問題、さまざまなスピリチュアル等も含めた類書の考え方を平易で常識的な説明と、それに対処するエクササイズで凝縮しています。素晴らしいです、お勧めできます。
が、2010年8月現在、中古しか手に入りません。バカ売れしないかも知れませんが、出版元には重版を希望します。ひとりでも多くの方に勧めたいと思いました。
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幸せになる技術: 心の目覚めのための21のエクササイズ 単行本 – 2006/3/1
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104152087137
- ISBN-13978-4152087133
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 4152087137
- ISBN-13 : 978-4152087133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,104位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,410位倫理学入門
- - 8,092位人生論・教訓
- - 23,758位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いくつかの自己啓発本を読み進んだが、この本は乾いた土に水がしみこむように、内容が心に入ってきた。秀逸である。文中に出てくるたとえ話が実に、筆者の言いたいことをうまく表現していて、わかりやすい。ノウハウ本であるのに、深淵で宗教的である。と同時に、エクササイズはきわめて実践的である。
座右において、何度でも読み返したい本。友人にも推薦したい。
座右において、何度でも読み返したい本。友人にも推薦したい。
2017年9月4日に日本でレビュー済み
著者は米国コロンビア大学ビジネススクールの客員教授「スリクマー・ラオ氏」です。
本書は同大学で開講されている「幸せのための戦略」講義を文字起こししたものです。
ラオ氏はインド系のアメリカ人で、幼少期はミャンマーで過ごすなど、東洋にルーツを持っています。
大学時代は物理学を専攻し、卒業後は企業でのコンサルタントを勤めながら「幸せのための哲学」を体系化しました。
そして大学に戻ってそれらを講義したところ評判となり、受講者が殺到する人気となっています。
本書はそのコロンビア大学MBAスクールでの講義を本にしたもので、次のような内容でした。
「この世界は幻で、自分なりの世界観で『解釈』しているに過ぎない。
幸せな世界を望むなら、今より『ちょっと』マシな現実を本物のように演じることだ。
初めは演技でも大丈夫。これから少しずつ現実になっていくのだから。」
「自分や他人を裁き、動揺を誘う『心のお喋り』に常にさらされていることを知る必要がある。
このお喋りに惑わされず、心を今に集中し、丁寧に、几帳面に毎日を過ごしなさい。」
「世界は心にあるものを引き寄せ、実現していく。
例えば恋人が欲しいなら、『そのような自分』になるよう力を注ぐ必要がある。
欲しいものがあるなら、『それを持つにふさわしい自分』になるよう努力しなさい。」
「『心からの感謝』を抱くことを日常の習慣にしなさい。
ありがたいと思うことが多くなると、ありがたいと感じる出来事も増えていく。
一方でネガティブな発言を口にすると、そうした出来事が起こるので注意しなさい。」
本書の内容は、古来から聖人、宗教家、宇宙人(?)たちが繰り返し語ってきたことで、目新しいものではありません。
しかし白眉なのは著者が自身の経験や様々な喩えを引きながら巧みに解説していることで、心に響きました。
これが実業界のリーダーを育てるMBAで講義されていることを思うと、ユニークな試みだと思います。
本書の冒頭で、目指すべきリーダー像を次のように示していて印象的でした。
「真理を知るリーダーが目指すのは、『奉仕』であって自己の利益追及ではない。
こうしたリーダーは、自分だけの利益よりも万民の幸福を優先することで成長する。
逆説的だが、無私になることでかえって自己を向上させるのだ。」
本書は同大学で開講されている「幸せのための戦略」講義を文字起こししたものです。
ラオ氏はインド系のアメリカ人で、幼少期はミャンマーで過ごすなど、東洋にルーツを持っています。
大学時代は物理学を専攻し、卒業後は企業でのコンサルタントを勤めながら「幸せのための哲学」を体系化しました。
そして大学に戻ってそれらを講義したところ評判となり、受講者が殺到する人気となっています。
本書はそのコロンビア大学MBAスクールでの講義を本にしたもので、次のような内容でした。
「この世界は幻で、自分なりの世界観で『解釈』しているに過ぎない。
幸せな世界を望むなら、今より『ちょっと』マシな現実を本物のように演じることだ。
初めは演技でも大丈夫。これから少しずつ現実になっていくのだから。」
「自分や他人を裁き、動揺を誘う『心のお喋り』に常にさらされていることを知る必要がある。
このお喋りに惑わされず、心を今に集中し、丁寧に、几帳面に毎日を過ごしなさい。」
「世界は心にあるものを引き寄せ、実現していく。
例えば恋人が欲しいなら、『そのような自分』になるよう力を注ぐ必要がある。
欲しいものがあるなら、『それを持つにふさわしい自分』になるよう努力しなさい。」
「『心からの感謝』を抱くことを日常の習慣にしなさい。
ありがたいと思うことが多くなると、ありがたいと感じる出来事も増えていく。
一方でネガティブな発言を口にすると、そうした出来事が起こるので注意しなさい。」
本書の内容は、古来から聖人、宗教家、宇宙人(?)たちが繰り返し語ってきたことで、目新しいものではありません。
しかし白眉なのは著者が自身の経験や様々な喩えを引きながら巧みに解説していることで、心に響きました。
これが実業界のリーダーを育てるMBAで講義されていることを思うと、ユニークな試みだと思います。
本書の冒頭で、目指すべきリーダー像を次のように示していて印象的でした。
「真理を知るリーダーが目指すのは、『奉仕』であって自己の利益追及ではない。
こうしたリーダーは、自分だけの利益よりも万民の幸福を優先することで成長する。
逆説的だが、無私になることでかえって自己を向上させるのだ。」
2006年4月18日に日本でレビュー済み
これに似た考え方は、エックハルト・トール「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」やジュリア・キャメロン「ずっとやりたかったことを、やりなさい」やチクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」で馴染みがあったのですが、この本では普通の人が実践しやすい体系によくまとまっています。少しやってみるだけでもやはり、小さい奇跡の連続に幸福感と感謝の念がわいてきます。
1つ難を言うとすれば、翻訳の題名がなんだか読者を限定しすぎているように感じられることでしょうか。原題は「Are you ready to succeed?」で幅広い人を対象にしているのに、この題名では、悩みを抱えた女性向けのような印象を受けます。そういえば、上にあげた本も何だか翻訳のタイトルが懲りすぎの傾向があります。「The Power of Now」「Artist's Way」「Flow: The Psychology of Optimal Experience」のほうがそれぞれずっとシンプルでパワフルだと思うのですが。
なんにせよ、おすすめです。
1つ難を言うとすれば、翻訳の題名がなんだか読者を限定しすぎているように感じられることでしょうか。原題は「Are you ready to succeed?」で幅広い人を対象にしているのに、この題名では、悩みを抱えた女性向けのような印象を受けます。そういえば、上にあげた本も何だか翻訳のタイトルが懲りすぎの傾向があります。「The Power of Now」「Artist's Way」「Flow: The Psychology of Optimal Experience」のほうがそれぞれずっとシンプルでパワフルだと思うのですが。
なんにせよ、おすすめです。
2009年2月1日に日本でレビュー済み
本書はもともとコロンビア大学MBAプログラムの授業の一つ。
心の問題をMBAで扱い始めたのはコロンビア大学のみでない。私の学ぶMBA(国内)でも紹介されていたし他の米国のMBAでも同種の授業があるようだ。ビジネスの世界での成功を目指すMBAでこのような心の問題を扱い始めたのは(しかも金融危機以前に)、これまでの成功の定義が揺らいでいたということか。
さて、本書は著者がインド人であることらら東洋哲学に基づく、幸せになる技術がエクササイズ形式で紹介されている。「毎日に感謝し物事に執着することは程々に。」ということが要諦かな。当り前のように思えて日常でできていないことかもしれない。逆に自分の周囲の成功者を観察していると、このようなことは自然と実践している気もする。
本書を読み終えた後に理解を深めるためのブックガイドがあり大変親切。
私も出版当初の3年前に一読したきりになっており、金融危機の最中、再読してみようと思う。
心の問題をMBAで扱い始めたのはコロンビア大学のみでない。私の学ぶMBA(国内)でも紹介されていたし他の米国のMBAでも同種の授業があるようだ。ビジネスの世界での成功を目指すMBAでこのような心の問題を扱い始めたのは(しかも金融危機以前に)、これまでの成功の定義が揺らいでいたということか。
さて、本書は著者がインド人であることらら東洋哲学に基づく、幸せになる技術がエクササイズ形式で紹介されている。「毎日に感謝し物事に執着することは程々に。」ということが要諦かな。当り前のように思えて日常でできていないことかもしれない。逆に自分の周囲の成功者を観察していると、このようなことは自然と実践している気もする。
本書を読み終えた後に理解を深めるためのブックガイドがあり大変親切。
私も出版当初の3年前に一読したきりになっており、金融危機の最中、再読してみようと思う。
2006年11月19日に日本でレビュー済み
若い頃ならいざ知らず、本を読むことで人生観や価値観が変わることは滅多にない。
その久々の奇跡が起こったように思う。
仕事の仕方、会社との付き合い方、家族や友人や同僚や顧客との接し方、などなど、生活のすべてにおいてものの見方・考え方のパラダイムシフトが起こったようである。
人生に閉塞感や行き詰まり感を感じている人にぜひともお勧めしたい。
特に後半、とんでも本やオカルトっぽい方向に行ってしまうんではないか?との危うさも感じなくはないが、著者のラオさんはそもそも科学だって仮説に過ぎないんだ、という前提に立った確信犯なので心配することはない。
そもそもなぜこの世が存在するかおそらく永遠に人間にはわからないのだから、どうせなら宇宙の善意を信じて心安らかに皆と幸せを分かち合いつつ生きていったほうが「得」ではないか?
その久々の奇跡が起こったように思う。
仕事の仕方、会社との付き合い方、家族や友人や同僚や顧客との接し方、などなど、生活のすべてにおいてものの見方・考え方のパラダイムシフトが起こったようである。
人生に閉塞感や行き詰まり感を感じている人にぜひともお勧めしたい。
特に後半、とんでも本やオカルトっぽい方向に行ってしまうんではないか?との危うさも感じなくはないが、著者のラオさんはそもそも科学だって仮説に過ぎないんだ、という前提に立った確信犯なので心配することはない。
そもそもなぜこの世が存在するかおそらく永遠に人間にはわからないのだから、どうせなら宇宙の善意を信じて心安らかに皆と幸せを分かち合いつつ生きていったほうが「得」ではないか?